大人オリジナル小説
- 死にたがりの私
- 日時: 2012/09/02 11:19
- 名前: 桜
初めまして、の方が多いと思います。
桜です。
この小説を読もうとしている方への注意です↓
・誤字脱字が多いです。
・文才ないです。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・季節ないです。
・起承転結ないです。
・完結するか分かりません。
・小6(現在中1)が書いた駄作です。
いけるっ、という方はそのまま下へ。
無理な方は小説一覧へ戻って下さい。
それと、荒らし、中傷などはやめてください。
アドバイス等は大歓迎です。
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- Re: 死にたがりの私 ( No.54 )
- 日時: 2012/09/01 20:22
- 名前: 桜
―5章―
私が転校してから、約1ヶ月が経った。
何も変わっていない。
皆、春菜をいじめている。
私も一緒に。
罪悪感があると言うけれど、それはもしかしたら、嘘かもしれない。
罪悪感があると言う事で、自分は悪くないのだと。
自分は正しいのだと。
そう、思い込んで。
私のクラスには、亜美の様にリーダー的な存在の子はいない。
皆、仲が良い。
……春菜を除いて。
だから標的が変わらない。
ずっと、春菜のままでいる。
私は、ホッとしてしまった。
自分の番は、こないのだと。
前、私は春菜に、変な事を言ってしまった。
『死にたいんなら、死ねばいい』と。
私は、春菜は本気で死にたいと思っていないと分かっていた。
だって、自分が体験したから。
自分自身の様に、春菜の心が良く分かる。
けれど、私は春菜を救いたかったわけじゃない。
あの言葉の意味は、
『死にたいんなら、死ねばいい』=『死ぬな』
春菜に生きていてもらい、私が標的にならないように。
ずっと、春菜が標的でいてくれるように。
そんな事を思って言った。
私は、春菜を救うような、綺麗な人間じゃない。
どす黒く汚れた人間。
生きていてはいけない人間。
私には、生きる権利などないのに、私は生きている。
死にたいと口では言うけれど、死ねないから。
春菜と一緒。
怖くて死ねない。
私の言葉通り、春菜は生きてくれた。
今も、私の為に生きてくれている。
今は放課後で、いつも通り体育館裏でいじめ。
今日はバスケットボールを春菜に当てている。
「はい、穂乃実の番だよ♪」
蓮華が、ボールを私に渡してきた。
私は、思いっきり春菜に投げた。
私のボールは、春菜の顔に当たり、春菜の鼻から血が出てきた。
それでも、皆は止まらなかった。
何回も何回も春菜にボールが当たる。
痛みで歪んだ春菜の顔。
私はその顔を見て、
『ごめんなさい』
と言いそうになった。
私は、偽善者だ。
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