大人オリジナル小説
- 死にたがりの私
- 日時: 2012/09/02 11:19
- 名前: 桜
初めまして、の方が多いと思います。
桜です。
この小説を読もうとしている方への注意です↓
・誤字脱字が多いです。
・文才ないです。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・季節ないです。
・起承転結ないです。
・完結するか分かりません。
・小6(現在中1)が書いた駄作です。
いけるっ、という方はそのまま下へ。
無理な方は小説一覧へ戻って下さい。
それと、荒らし、中傷などはやめてください。
アドバイス等は大歓迎です。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122
- Re: 死にたがりの私 ( No.85 )
- 日時: 2012/09/02 11:27
- 名前: 桜
鐘が鳴る数分前に蓮華が教室に戻ってきた。
顔を俯け、黒板を見ないようにしながら。
私は山本さん達を黒板に書いた悪口を消していた。
一応、いじめは先生とかにばれないのが鉄則。
私が勝手に思い込んだいるだけなんだけど。
全て消し終わると、皆は鐘が鳴る前に席に着いた。
少し白くなった黒板を眺めながら、思う。
消すぐらいなら、書かなきゃいいのに。
蓮華もいなかったんだし。
けれど、口に出したりはしない。
黒板に皆で悪口を書き、皆で消す。
クラスの結束が高まるのかな?
私にとっては良い事か。
私も加害者だし。
担任が鐘が鳴って数秒後に入ってくる。
皆に何か言っているが、私は聞いていなかった。
多分、いつもの朝の報告。
断片的に聞こえる言葉から予想できる。
……眠い。
家じゃなくてもいいから寝たい。
私は机に突っ伏した。
担任が出て行った音がしたので、顔を上げ、蓮華を横目で見る。
顔を俯けて、じっと自分の机を見続けている蓮華。
私の親切心を拒んだ蓮華。
偽善だったから、しようがないか。
受け入れられても困るしね。
あー、早く席替えしたい。
蓮華から離れたい。
近くにいると、私も標的になりそうだから。
……あの言葉の方が標的になりそうか。
『助けてあげようか?』
クラスメイトに聞かれていたら、今頃私はどうなっていた事か。
答え。私が標的。裏切者のレッテルがはられる。
そんな事、馬鹿でも分かる。
それなのに、あの時の私は、何も考えていなかった。
私は馬鹿より頭が悪いって事か。
そう考えると、昔言われた『ゴミ以下』は正しかったって事か。
自分を罵倒すると、何故か安心する。
別に、マゾな訳じゃない。
自分を卑下すると、自分に嘘をつかなくていいんだって思えるから。
もう私は、本当の私なのだから。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122