大人オリジナル小説
- 死にたがりの私
- 日時: 2012/09/02 11:19
- 名前: 桜
初めまして、の方が多いと思います。
桜です。
この小説を読もうとしている方への注意です↓
・誤字脱字が多いです。
・文才ないです。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・季節ないです。
・起承転結ないです。
・完結するか分かりません。
・小6(現在中1)が書いた駄作です。
いけるっ、という方はそのまま下へ。
無理な方は小説一覧へ戻って下さい。
それと、荒らし、中傷などはやめてください。
アドバイス等は大歓迎です。
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- Re: 死にたがりの私 ( No.39 )
- 日時: 2012/09/01 20:09
- 名前: 桜
―4章―
私は、目を覚ました。
白い天井。
薬のにおいが充満している空気。
ここは、病院だ。
私は死ねなかったんだ。
嬉しさと哀しさが、私の中で混じり合う。
「お父様、お母様、目を覚ましましたよ!」
看護師の甲高い声が私の耳へ届く。
ドタドタと、足音が聞こえる。
私の視界に、父と母の顔が入ってきた。
「穂乃実、心配したんだぞ……」
「目を覚ましてくれて、良かった……」
父と母が、涙を流しながら言う。
両親の涙が、私の頬に落ちてきた。
温かい、両親の涙。
愛を感じない、両親の心。
――――――――――――――――――――その涙は、本物?
それは、心配しているふりじゃないの?
心の底から思っている?
『私が助かって良かった』と。
きっと、嘘だよね。
私なんか、どうでもいいと思ってるよね?
私の自殺で泣いたりしないよね?
心から喜ぶよね。
これでガラクタがいなくなった、てね。
その涙の意味は何?
私を心配しているふりをしている理由は何?
私を心配してどうするの?
心配して、またもと通りの生活?
愛のない生活?
嘘で出来た生活?
私は、信じられなかった。
何もかもが、信じられなかった。
両親も、姉も、クラスメイトも、全てが。
全てが、騙されている私を嘲笑っているような気がして。
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