大人オリジナル小説
- 死にたがりの私
- 日時: 2012/09/02 11:19
- 名前: 桜
初めまして、の方が多いと思います。
桜です。
この小説を読もうとしている方への注意です↓
・誤字脱字が多いです。
・文才ないです。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・季節ないです。
・起承転結ないです。
・完結するか分かりません。
・小6(現在中1)が書いた駄作です。
いけるっ、という方はそのまま下へ。
無理な方は小説一覧へ戻って下さい。
それと、荒らし、中傷などはやめてください。
アドバイス等は大歓迎です。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122
- Re: 死にたがりの私 ( No.75 )
- 日時: 2012/09/02 11:36
- 名前: 桜
いつもと同じなのに、まったく授業に集中できない。
何で?
そんなの決まってる。
蓮華が排除されたから。
排除=いじめ、じゃないよ?
いじめはいじめる人が悪い。
けれど、排除はいじめられる人が悪い。
私はそう、認識した。
いや、させた。
自分を正当化するために。
……自己暗示って難しいんだね。
完全にそう思えない。
自分が悪いのではないかと、疑ってしまう。
多い方が正しい。
強い方が正しい。
そんなの、この世界の常識。
強い者が弱い者を従える。
それが当たり前。
だけど、これは?
この教室には、強い弱いなんてあるの?
……ないよね?
そう、信じたい。
放課後。
教室には、クラスメイトが数人残っている。
「じゃあ、また明日」
私は残っていたクラスメイトに手を振り、教室を出た。
けれど、すぐに学校を出るわけではない。
教室から少し離れた所で足を止める。
私が教室を出た数秒後、蓮華が出てきた。
私は誰も見ていないのを確認し、蓮華に声をかけた。
「助けてあげようか?」
蓮華の顔が、引きつった。
嬉しいような、哀しいような、そんな顔。
蓮華は、少し間を置いて、小さな声で言った。
「偽善者ぶらないで」
蓮華は、私から顔を逸らすと、小走りで私から逃げて行った。
まるで私が獣だという様に、必死で。
私は、蓮華の怯えた目と強気な言葉という組み合わせが変で、笑ってしまった。
ははっ、変なプライド。
無駄なプライド、の方が正しいかな?
まぁ、いっか。
蓮華の言葉は正解だし。
そう、私は偽善者なんだ。
心から蓮華を助けようだなんて思っていない。
誰にでも良い顔をする偽善者なんだ。
なら、もういいよね?
誰も親切にしてもらうのを望んでいないんだから。
もう捨てちゃっていいよね?
本来の自分に戻っていいよね?
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122