大人オリジナル小説
- アリスと不思議な扉
- 日時: 2020/02/20 10:15
- 名前: 緋猫
- 参照: http://www.otona-kakiko.com/profiles/index.cgi?mode=view&no=10323
緋猫です。初めて官能小説というものを描いてみました。
更新遅めです、本当に遅いです。
R18 BLですのでご注意ください…
自己満足小説です
>>1 キャラクター設定
7月5日1000人突破です!
【総合掲示板】作者スレ「ねこなべ」
こちらの方でご指摘ご意見伺がいたいと思います。お手数おかけして申し訳有りません。
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- Re: アリスと不思議な扉 BL ( No.18 )
- 日時: 2019/05/04 21:57
- 名前: 緋猫
Dum side
ディーの腕を引っ張ってダムはスタスタと庭園の中を早歩きをします。
なぜダムがそんな行動をとるのかと言うと、その理由は悠にディーの姿を見せたくなかったのです。
「痛いよー…ダムー!さっきからおかしいけど何かあったの!?」
双子が理由かはわかりませんが、ディーとダムはお互いの気持ちや考えてることが割と簡単に感じ取ることができます。ですが、気づいてほしい時に気がつかないようなディーに少しだけ苛立ちを覚えます。
「ダムってばぁ…だむー…」
ダムの呼びかけに答えずにいたらとても寂しそうな声が聞こえて、そろ…と後ろを振り返りました。
「もしかして何か怒ってたりするのかな…僕が原因だったら言ってくれていいよ!」
いつものように明るいトーンですが心配しているようなディーにダムは自分の幼稚さに呆れました。
「ディーのせいって訳じゃないよ。ただあそこにいるより、ディーと遊んだ方がずっと楽しそうだなって思っただけだよ。」
(ちゃんと普通の顔してるかな…ちゃんといつも通りのダムかな…というか少し言い方きつかったかな…)
そんなダムの気持ちをよそにディーは笑顔でそっかそっかと言って笑います。
「もしも怒られてるとしたらなんだろうって考えちゃったよ〜…!ところで何して遊ぼっか!」
ダムは笑顔のディーに顔を近づけられ、掴んでいた腕をパッと離しました。
「じゃあかくれんぼしようか!暗い庭でするのなんてとってもドキドキすると思うでしょ!じゃあ100数えたら探しにきてね!」
外れた手に名残惜しさも感じていない様子で、ディーは軽やかに走って庭の奥へ行ってしまいました。
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