大人オリジナル小説
- アリスと不思議な扉
- 日時: 2020/02/20 10:15
- 名前: 緋猫
- 参照: http://www.otona-kakiko.com/profiles/index.cgi?mode=view&no=10323
緋猫です。初めて官能小説というものを描いてみました。
更新遅めです、本当に遅いです。
R18 BLですのでご注意ください…
自己満足小説です
>>1 キャラクター設定
7月5日1000人突破です!
【総合掲示板】作者スレ「ねこなべ」
こちらの方でご指摘ご意見伺がいたいと思います。お手数おかけして申し訳有りません。
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- Re: アリスと不思議な扉 BL ( No.14 )
- 日時: 2019/03/22 12:17
- 名前: 緋猫
______「それでダムがこんなに警戒してるんだね。」
帽子屋さんはふふふと軽く笑いながら双子を見ます。
今は帽子屋と一緒に夕食をとっていますが、素早く食べ終えた双子は遊びに夢中です。
帽子屋につられて悠も見てみます。今はいつも通り仲の良い兄弟ですが、悠の視線に気づいた瞬間ダムはこちらを睨みつけました。
その様子を見て「何か嫌われるようなことをしただろうか。」と考えてみますが、悠にはダムの気持ちがよくわかりません。
唯一原因として考えられるのは数分前部屋での行動です。悠は双子がいるなら主人である帽子屋のいる場所を知っているのではないかと思い、話しが比較的通じそうなディーに帽子屋の居場所を聞いてみました。ディーはこくんと頷き元気に了承した瞬間からダムは何故か、案内してもらっている時もずっとディーとべったりとくっつき、ディーと悠が話をする隙を与えません。(話せたとしても悠は何も話せませんが)
今も、視線が会うたびに睨み、ディーと遠へ行ってしまいます。
『……なんでだろう……。』
さっきまでの、ありすありすありす〜とわちゃわちゃしてた雰囲気とあからさまな敵意という豹変ぶりに小さな男の子ってこんな感じだっけと自分の小さな時のことを思い出します。
ありす対応もすごく困りましたがやっぱり嫌われていい気がするというわけでもありません。 自分は結局双子に構ってほしいのかと一瞬考えましたが流石に男の子相手にそれはないかなという感じで頭を左右に振って考えを否定します。
「ふふすごくおかしな顔になってるよ?双子の方を見ながら頭なんて振っちゃって。」
帽子屋の言葉にはっと目線を帽子屋の方に向けるとにこにこ笑いながらこちらを見ていました。
『いえッ…なんでもないんです…!』
(みられたみられた恥ずかしい………っ!)
見られた恥ずかしさにさっと目線を落とします。
今日出された料理はコブサラダと生ハムアボカドチーズのホットサンドというふわふわメイドの言っていた朝のメニューでした。どうやら料理の変更が間に合わなかったようです。
(コックさん…大変ですね…)
あったこともないコックさんに同情なんてしてみたりします。
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