大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【おそ松さん】ちょっと松。【R指定】
日時: 2016/11/20 19:32
名前: 湖夏




初めまして、湖夏と申します(´ω`*)
おそ松さんの小説を書くのは初めてですが、自分なりに
頑張ります(^-^)/


※注意事項※
*同性愛描写が含まれる文です
*基本的にR18指定
*雑談は短めに
*誤字・脱字は暖かい目で見てやって下さい
*リクエスト・コメント大歓迎です
(派生カプを書くのは下手くそです…)
*リクエストをする際、シチュエーション等を詳しく書いて
頂けると有難いです


上記を理解した上で閲覧して下さると光栄です(o^^o)
それでは宜しくお願い致します!

追記:閲覧回数5000回超えありがとうございます(泣)
これからも自分のペースで頑張ります!

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Re:ネオン街は煌めいて ( No.106 )
日時: 2016/05/04 23:34
名前: 湖夏




「……えっ?」

聞き間違いだろうか。
今、彼の口から“好き”って言葉が出たような気が…
目をぱちくりさせて、もう一度リピートしたかったが、トド松く
んはそのまま果てて、ぐったりと気を失ってしまった。
完全に起きる気配のない様子に、思わず肩の力が抜ける。

「……“好き”って言ったのかな…?」



目覚めると、突然眩しい光が視界に飛び込んで来た。
窓から輝かしい朝日が見え、思わず大きく伸びをする。
どうやら、僕もそのまま車内で眠りについたらしい。
お陰で下ろしたてのシャツもぐしゃぐしゃだ。

そして、バッと横を見ると、小動物のように丸まって、愛らしい寝
顔でトド松くんはすぅすぅと眠っていた。服は事後に着せたので、
外に出ても問題無い筈だが、中出しした下半身の処理はどうにでも
できなかった。安心して眠る子供のような姿を、頬を緩めながら見
ていると、ハッと昨日の事を思い出す。

そうだ、トド松くんの言葉…!

あの言葉は何だったのかどうしても知りたい。
まさか、本当に“好き”だったら?となると、両想い…?
いやいやいや、そんなこと有り得ないだろ…
絶対トド松くんは男なんか眼中にない。ふわふわしてて可愛らしい
女の子がお似合いだ。あ〜…でも、昨日の従順さから見たら、僕の
こと嫌いではないよな…?嫌いだったらあんなに尽くしてくれない
し、そもそも飲みに行くこと自体付き合ってくれないと思うし…
なんてぐるぐると脳内会議を行っていると、もぞ、と彼が寝返りを
打ち、手で目を擦り始めた。

「ん〜〜〜…………あれ?」

彼の目には昨日飲みにいった筈の僕の姿が映っているだろう。
いつもの朝とは違う光景に驚いたのか、数分もの沈黙が流れる。
暫くして、昨日のことを思い出したであろう彼は、途端に顔を林檎
のように赤らめた。そして、その場で三角座りになり、恥ずかしさ
で満ちた目で僕を睨んできた。

「…あ、あの…………」
「……………」
「トド、松くん………」
「……………」
「す、すみませんでしたッ!!!!」

嫌悪感で満ち溢れた瞳を向けられ、罪悪感が込み上げて思わず土下
座して謝った。そうだ、“好き”がどうのこうの言ってる場合じゃな
く、僕は先ず彼に謝罪しなければならない。何せ、レイプしたんだ。
強姦だ。立派な犯罪だ。一気に罪悪感でいっぱいになり、車のシー
トに頭を突っ込み、ひたすら謝罪の言葉を連呼する。

「本当にごめんなさい!つい、出来心で…最後までヤるつもりじゃ
なかったんだけど…!!」
「……………」
「ああ、幾らでも殴ってくれ!蹴ってくれ!!いや、僕を車内から
引きずり出して道路に放置してくれ!!!」
「………あのさぁ…」

我を忘れて謝り続けている僕に、トド松くんはスマホをいじりなが
ら溜め息混じりに言った。
意外な返答に、シートに摩擦して赤くなった顔を上げる。
そして、彼はスッとそのスマホの画面を僕の目の前に突きつけた。
それはメール画面で、昨夜、お兄さんたちに送られたものだった。

「『今日は友達の家泊まるから、兄さん達は早く寝てよね。明日の
朝には帰るから』………へ?」

まるで自分が遅く帰ることを前以て予知していたかの様なメール内
容だった。大きなハテナマークが頭に幾つも浮かぶ。
一体どういうことなんだろうか。トド松くんは目線を僕から反らし
て、ごにょごにょと小声で話した。

「……僕、あつし君と…え、えっち、したかったから、酔ってるこ
と口実にしてホテルにでも連れて行こうとしたんだよ」
「……え、ええ?」
「…でも、ちょっとしゃぶったくらいで直ぐに欲情して……そのま
ま車内で…なんて想像もつかなかったよ」
「……ちょ、ちょっと待って!」

信じられない言葉の数々が、僕の頭をパニックにさせた。
つ、つまり、彼は酔った勢いで僕を誘惑してホテルにまで連れて行
こうと思ったけど、そのまま僕は車内でヤっちゃったってこと…?
てっきり僕が一方的に彼を襲ったかと思っていたのに…

「…な、何でそんなこと…」
「!?はぁっ…!?そんなの決まってるじゃない…!」
「…わっ!ちょっ…トド松くん!?」

突然、トド松くんが僕にぎゅっと抱き付いてきた。
そんなことされた理性が…!バクバク煩い心臓を他所に、彼はぼそ
っと小さく呟いた。


「好きだからに、決まってるでしょ…」


fin.

Re: 【おそ松さん】ちょっと松。【R指定】 ( No.107 )
日時: 2016/05/05 00:06
名前: 菖

あぁ…と、とてもよかったです!
まさかトッティが予知してたなんて…あつし君も驚くわ…

Re: 【おそ松さん】ちょっと松。【R指定】 ( No.108 )
日時: 2016/05/05 07:31
名前: あゆん

トドちゃんが小動物っぽくて可愛かったです!
有難うございました!( *´艸`)

次の話も楽しみです。!!

Re: 【おそ松さん】ちょっと松。【R指定】 ( No.109 )
日時: 2016/05/05 17:07
名前: 湖夏



>>黒龍様
ま、マジですか!!!嬉しいです;;
そんな、大袈裟ですよ〜(^-^;)
いつも訪問ありがとうございます、とても嬉しいです^^*

>>やさいとう様
ありがとうございます(●^^●)
受験勉強…私も試験を控えているので勉強しなくちゃ…(今頃)
いえいえ、きちんと順番に書かせて頂きます!
勉強、頑張って下さいね(´`*)←オマエモナー

>>菖様
トッティ誘い受けでした(笑
ホントはトッティもあつし君のこと好きだったんですけど、飲みに
いくだけで全然進展しないからもういっそこっちから襲っちゃえ!
という…(無茶苦茶)

>>あゆん様
トッティは私の中ではうさぎのイメージがあります(笑
此方こそ、訪問ありがとうございます(´;ω; ` )

更新亀並みに遅いですが、頑張りますっ(*`・ω・´*)
本当にありがとうございます(泣

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