大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【おそ松さん】ちょっと松。【R指定】
- 日時: 2016/11/20 19:32
- 名前: 湖夏
初めまして、湖夏と申します(´ω`*)
おそ松さんの小説を書くのは初めてですが、自分なりに
頑張ります(^-^)/
※注意事項※
*同性愛描写が含まれる文です
*基本的にR18指定
*雑談は短めに
*誤字・脱字は暖かい目で見てやって下さい
*リクエスト・コメント大歓迎です
(派生カプを書くのは下手くそです…)
*リクエストをする際、シチュエーション等を詳しく書いて
頂けると有難いです
上記を理解した上で閲覧して下さると光栄です(o^^o)
それでは宜しくお願い致します!
追記:閲覧回数5000回超えありがとうございます(泣)
これからも自分のペースで頑張ります!
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- Re: 【おそ松さん】ちょっと松。【R指定】 ( No.2 )
- 日時: 2016/05/14 16:58
- 名前: 湖夏
「なぁ、カラ松。その袋何?」
「えっ!?…えっ…えーと、あ…新しいサングラスが売ってたか
ら、ちょっと…な…」
「ふーん」
そう言いながらまじまじとその袋を見つめる。
でもこれ、サングラス入れるにしてはちょっとサイズ大きくない?
しかもサングラスだけじゃなく、他にも入ってる感じだし。
その上こいつの動揺っぷりから見ると…
怪しい。
「カラ松、これサングラスじゃないだろ」
「なっ…!!何を言うんだおそ松!俺に似合うクールなサングラス
を買ったに決まってるだろう!」
「嘘つけ。なーんか怪しいんだけど?。……さてはお前、アレなも
ん買ったんじゃないの?」
その瞬間、カラ松の顔が面白い程に真っ青になった。ありゃ、これ
は図星?
そしてその隙に袋の中のものを取り出してやった。
…ほーら、やっぱり予想通りだ。
「あっれー?これなーんだ?」
「…………」
「ゴムと?ローション?しかも結構買ってるし…お前これ何に使う気?」
「…………」
無言でうつ向くカラ松の目が明らか泳いでいる。汗もだらだらかい
ている。
どうやら一番知られたくないことを一番知られたくない人物に知ら
れてしまったらしい。
ははーん、さてはこいつ、先に童貞卒業しようとしたな?
俺は意地悪く、情けなく困り眉になっているカラ松にしつこく問い
続ける。
「カラ松く〜ん?これ、どうするつもりだったの?」
自分よりも、否、他の兄弟達よりも先に抜け駆けしようとしたんだ。
まぁ、こいつが相手で喜んで抱かれるような女はいないと思うけど、
童貞卒業しようとしたのは間違いない。
これは許されることではないからな、このクソナルシストサイコパ
ス野郎がっ!
しかし当のカラ松は未だにじっと黙っているだけ。
先程の様子とは打って変わって一点をただずっと見つめている。
こいつの性格上、きっと泣きながら『他の奴等には言わないでくれ』
とか言って許しを哀願して来そうなのに、そんな気配は全くない。
人って他人に問い詰められると、変な言い訳もできないくらいにパニ
ックになるのかな?
反論したり謝ったりすることもなく、ただただ黙りこくっているカラ松。
どうした?何か気持ち悪いな…
ゴムをヒラヒラさせて様子を伺ってると、いきなりカラ松はバッと顔
を上げ、俺の肩を掴んだ。
「えっ?」
「…おそ松」
…やば、怒らせちゃった?ちょっとしつこく聞きすぎたか?
カラ松の目はいつになく真剣で、俺を真っ直ぐに見ている。
何かとこいつはキレると誰よりもおっかねーからな…面倒臭くなりそう。
あーでも、こいつはいきなり殴ったりはしてこねーし、ちょっとした
口喧嘩で済むか。
プライパシーの侵害?知るかよそんなモン。お前が裏切ろうとしたん
だから。
と、頭の中でテキトーな言い分を述べていると、カラ松の口から予想
の遥か上の上を行く言葉が出てきた。
「…おそ松、お前で童貞卒業しても良いか?」
- Re: どっちが先に卒業? ( No.3 )
- 日時: 2016/05/09 19:00
- 名前: 湖夏
「……はい?」
いやいやいや、ちょっと待とう。今こいつは何て言った?
俺で、童貞卒業したい?ひょっとしたら聞き間違いかもしれない。
絶対有り得ないよな、ウン。俺疲れてんのかも。
確かに最近ずっと競馬場行ってるし、肉体的にも精神的にもちょっ
とばかし疲労が来てんのかな。
今こいつが言ったことを一語一句間違いなく聞き取れたなんて言え
ないしさ。うんうん、そうだよ。空耳なんだよ。
一つゴホンと咳払いをして、改めてカラ松…もとい、クソナルシト
トサイコパス野郎と向き合う。
「えー…と、カラ松?」
「何だ?」
「ワ、ワンモアタイム」
「お前で童貞卒業しても「あ〜〜〜っ、もういいよっ!!」
…聞き間違いじゃなかった。こいつは俺に向かって間違いなく、俺
で卒業しても良いか、と言った。
ぐるぐると色んな思考が頭をよぎる。こいつ、アッチの趣味あった
のか?俺で童貞卒業したいなんて、絶対頭イカれてんぞ。
じゃあ、もしかしなくても、このゴムやコンドームは、俺に使う使
うために買ったのか?嘘だろ、冗談じゃない。
先ず男と男でヤること自体にえげつない抵抗を感じるのに、しかも
ヤる相手が自分の弟だなんて、あまりにもシチュエーションがお
かしいっつーか、色々間違いすぎてるだろ!
「おそ松、良いか?」
「無理無理無理無理、絶対無理だからっ!!!」
「…何故?」
「何故って!?意味わかんないの?俺ら男だよ?しかも兄弟なんだ
よ!?ヤるならもっと手頃な…高校の同級生とかにしろよ!!!!
俺はやだからね、突っ込むならまだしも、突っ込まれるなんて死ん
でもやだ!」
精一杯の抵抗を述べてみたものの、カラ松はいつものクッソ鬱陶しい
笑みを浮かべ、俺の持っていたゴムを取り返した。
え?何こいつ気持ち悪っ…もしかして聞く耳持ってない?
「おそ松が断ることくらい分かってたさ。だが俺は食い下がる訳に
はいかない。折角兄貴と二人きりなんだから」
「……何それ、じゃあ結局俺は断っても断らなくてもセックスする
…いや、レイプされる運命じゃん」
「ああ!」
ああ!じゃねーよこのガチホモ変態クソナルシストサイコパス野郎
がっ!何かもう開き直ってるよねこの人!
兄弟レイプすることにこれっぽっちの罪悪感も無いよね!
いっぺん死んで転生してもっと正常な奴になってこいや!
どうしよう、ものすっごくこいつの顔面殴りたい。
別に殴られ返されても良いから、一発殴ってやりたい。
「これが終わったあと、好きなだけ殴っても良い。口を聞かなくて
も良い。……もう、我慢できない」
「はっ?ちょ、おいっ!」
カラ松は俺の何倍もあろう腕力でそのまま俺を押し倒し、完全に俺
を組敷いている状況を作った。あれ?これはピンチ?いや、それか
死の通告?神様、仏様。俺は一体どうなってしまうんでしょうか?
- Re: どっちが先に卒業? ( No.4 )
- 日時: 2016/05/09 19:01
- 名前: 湖夏
「本当は今日じゃくて来週辺りに使おうと思ってたんだが…」
と、ガサゴソと先程の袋の中をまさぐる。あーどうしよう、これ。
こいつ本気だ。明らかに目がおかしい。完全に雄の目してんぞ。
まさか実の弟に押し倒され、挙げ句の果てに犯されそうになるなん
て思ってもみなかった。
このままいくとヤツのペースに飲み込まれて、俺はこいつの童貞卒
業を助けることなってしまう。
今すぐカラ松のカラ松を蹴って悶えてる隙に逃げ出すのもアリだけ
ど、どっちにしろ本気のこいつは来週に俺をまた押し倒す。
デッドオアデッドってやつか…女ならもし孕んじゃったら後が面倒
だから、一番手っ取り早い兄弟にした訳ですか。あーはいはい。
「って…おい、お前、いきなり服脱がせようとすんなっ!!」
しかしちょっと目を離した途端、カラ松は俺のパーカーを上までたく
し上げていた。いきなり突っ込まれると思ってたのに、上も触んの?
焦った俺は慌ててその手を掴んだ。
「待て待て待てっ、ちょっと待て!」
「ん?」
「カラ松、何も上まで触る必要なくない?ホラ、ちんこ触ったらあ
る程度気持ち良くなるし、後ろテキトーに解したらすぐ入るって!
な?お前は俺で童貞卒業したいんだったらもうそれで良いけど、俺
だって卒業したいからっ!女みたいにあんあん喘ぎたくないし…」
「…おそ松、お前は何か勘違いをしてるぞ」
「え?」
「俺がお前で童貞卒業したいのは確かだ。…でも、お前が好きだか
らヤりたいって言ってるんだ。つまり一石二鳥」
「はぁっ!?何言って…んむっ!」
考えるよりも先に、カラ松がいきなり口付けしてきた。
しかも、よくAVや大人な映画で見る、深〜いやつ。
「んっ…んん…っ!はっ…あ…ぁむっ…」
こいつ、童貞の癖に尋常じゃないくらいキスが上手い。
舌を侵入させ、逃げる俺の舌を絡めとり、口内を犯す。
クチュクチュと卑猥な音が俺の聴覚までを麻痺させて、どっちのな
のかわからない唾液が糸を引いている。
ぎゅっと閉じてた目を開けると、熱っぽいカラ松の目と合い、思わ
ずまた目を瞑る。
何だこいつ…ホントに童貞?めちゃくちゃキス上手いじゃん!
不覚にも気持ち良いと思ってしまった自分が恥ずかしくなり、ぼう
っとした頭をフル回転させて、俺に跨がってるカラ松の厚い胸板を
ドンドン叩いた。
- Re: どっちが先に卒業? ( No.5 )
- 日時: 2016/03/28 22:54
- 名前: 湖夏
やっと唇が離れ、俺はくらくらする頭を必死に切り替えし、カラ
松の胸ぐらを掴んだ。
「この馬鹿野郎ッ!!何キスとかしてんだよ!しかも俺のこと好き
だとか言いやがって…お前ほんとにどうしたんだ!?」
血の繋がっている弟に好きだと告白され、キスまでされる。
もう意味が分からない。てっきり俺を童貞卒業のための丁度良い相
手だと思って押し倒したのかと思っていたのに、俺が好きだから抱
くとまでこいつは言い出した。
愛のない、単なる性欲処理のためだけのセックスを予想していた俺
は、カラ松の優しくも激しい、まるで恋人にするようなキスに動揺
を隠しきれなかった。
するとカラ松は曇りの無い笑顔を浮かべ、のうのうと恐ろしいこと
を言い出した。
「俺はおそ松が好きだ。ずっと前から…兄弟だとしても、俺はお前
のことを一人の人間として見ている。おそ松はきっとこんなこと俺
に言われても聞く耳も持たないだろうから、行動で示そうと思って
な。童貞卒業したいだなんて嘘だ。これを口実におそ松とヤりたい
だけだ。…お前が悪いんだぞおそ松?お前が可愛いからいけないん
だ。俺は男と男でヤる方法の勉強もしたし、ゲイビデオも内緒で借
りた。何処をどうやってすれば気持ち良くなってくれるのかもちゃ
んと把握済みだ。…大丈夫、痛くはしないからな。気持ち良くなれ
るから。だから安心して俺に身を委ねてくれないか?」
「…………」
うん、痛い上に重い。しかも気持ち悪い。何言ってんだこいつ。
言葉を失うって言うのはこう言うことなんだ…
普段ポンコツなカラ松が、ここまで策士だったとは…
取り合えず、これは突っ込まれるだけじゃ済まなさそうだ。
先程まで俺の唇を貪るように奪った別人のようなカラ松は、いきな
り上目遣いになり、俺に懇願してきた。
「…おそ松……良いだろ?」
その姿がどうしても普段のカラ松と重なり、はぁーと長い溜め息を
つくと、渋々俺は頷いた。
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