大人なりきり掲示板
- 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】
- 日時: 2024/10/18 18:55
- 名前: 執事長 (ID: 3nikXZtz)
それは空から降ってきたのか、あるいは地から湧き出たのか。
あなたの手には、身に覚えのない一通の招待状が握られていた。
艶めく黒薔薇の封蝋が、" 早く読んで "とあなたを誘う。
>―― 嗚呼、なんて美味しそうな貴方。今夜、お迎えにあがります ――
それは、狂った喜劇を好む神様の、歪んだ悪戯だったのだろうか。
斯くしてあなたは異界へ攫われ、人を喰らう怪物たちと一つ屋根の下で暮らす事となった。
この世に一つだけのグランギニョル、その幕が今ここに上がる。
▼ 規則や世界観 ▼
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▼ 提供一覧 ▼
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▼ 参加方法 ▼
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▼ 概要 ▼
/ 指名制 / 人外×人間 / メリバ要素、共犯者・隷属・共依存要素、捕食・流血表現を含有 / シリアスでダークな雰囲気も、仄々切ない純愛も /
/ あなたの指名や行動でエンドが分岐、1度エンディングを迎えてもご所望の限り物語が続くマルチエンド式 /
/ 基本は登録制、ご希望の方はお試し交流でも勿論可 /
/ 時にイベント開催 /
/ 完也を推奨、当方はご挨拶の後から伽羅口調にてお返事させて頂きます /
/ お互いが楽しめてこそ、真のハッピーなりきりライフ!という信条の下、相性重視 /
/ 演者様(参加希望者様)以外の書込みはご遠慮ください /
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- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.233 )
- 日時: 2025/05/22 17:57
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>232
>ギレルモ
「っ……そうだとしても、一度、口を離してください!」
出血が続けばぐらぐらと視界が歪んで、冷や汗が肌とシャツの間に滲んで体温が下がる。
彼の冷たい涙が滴っては落ち、抵抗しようともがいて震える指先や傷口はさらにどくどくと脈打っていた。
思わず声を張り上げるも、相手は食事に夢中なようだ。最終手段であるナイフを振り上げようとするものの、自分を傷つける怪物とはいえ、人の形をした彼に刃を突き当てることはできなかった。
このまま右手が壊死してしまえば、まともに動くこともできなくなる。そのままここで倒れたら終わりだ。
「っ私をこれ以上傷つけたら、他の住人の方々に知られますよ」
ただの脅しだ、本当にそうであるかは分からないが、口から出まかせを言うしかない。
「ヴァンパイアのお二人があなたを許さないでしょうね、私は彼らの食糧でもある……分かるでしょう、ここでの人間の価値はどのようなものか」
怖気付いてはいけない、はっきりと言い聞かせながら腕を引く。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.234 )
- 日時: 2025/05/22 18:24
- 名前: ギレルモ (ID: ovjUY/sA)
>ウィリアム(>>233)
(無遠慮にそして急激に、相手の体内で生成された血液を牙を経由して自らに取り込む不気味な水音はその発言――もっと言えば他の住人の単語が聞こえた瞬間にピタリと止まる。はらはら零れ落ちていた涙も止まり、しかし未だ瞠られたままの双眸にはギラつくような負の感情がゆらりと宿り、追い打ちとばかりにヴァンパイアまで出されてはくぱ、と口を開いて牙を抜き、鬱血したような痕が残っているであろう腕を掴んでいた手もするり解いて。彼を探してここに来るかもしれない。「 ……ヤだ 」飲み込み損ねた所為で僅かに血濡れた口許は僅かに震え「 ココに奴が来るのはイヤだ 」怯えているというよりも、心底会いたくないといった雰囲気で顔を逸らしては、自分の情報を開示するという当初の約束は忘れてまた最初のように鉄格子の前でしゃがみ込んで。どうやら二人のヴァンパイアがここへ来るかも知れないというブラフは効果抜群らしく「 あいつらオレを見下してるんだ 」確信的な怪物の種族はおろか名も知らない貴方には要領を得ないかもしれない文脈。レナードならまだしもマリーシュカが同胞を見下すような真似をするか、あくまでもこれはダンピールの主観で。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.235 )
- 日時: 2025/05/22 23:33
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>234
>ギレルモ
ようやく話が耳に入ったようだ。解放された腕を素早く引き戻す。皮膚は不気味な色に変色し、手の感覚も奇妙なものになってはいたが、まだ動く。自身の意識もしっかりとしていることを確認し、そっと安堵の息を吐きだした。
やはり、ヴァンパイアである二人の住人……もしかすると、他の住人とも反りが合わないのかもしれない。個性豊かな住人たちの顔を思い浮かべながら、それも仕方がないと思うものの、それにしてもこの振る舞いや扱いの違いは何なのだろうか。
「……あなたが、私の話を聞いてくれるのなら、誰も危害を加えたりしませんよ」
ゆっくりと言葉を紡ぐ。まるで小さい子供の警戒心を解くような、慎重な言葉選びだ。ともにしゃがみ込み、床に膝をつく。
見下す。穏やかな彼女の笑顔とその単語は全く結びつかない。マリーシュカがここに来て彼を罵倒する姿はどうしても想像がつかなあった。しかし、首をひねりながらも、彼を否定はしなかった。
「あなたの名前を教えてください」
もう一度、問いかける。何も知らない相手であるよりも、名前ぐらいは知っているここの住人同士になっておきたい。ようやく指の先に感覚が戻ってきた左の掌を相手へと向ける。
「ミスター。名前をお聞かせください。そして、挨拶の握手を」
応じられなくても構わないが、これが礼儀だ。また噛みつかれるかもしれないという恐怖もぬぐい、ただ真剣に俯く彼を見つめていた。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.236 )
- 日時: 2025/05/22 23:55
- 名前: ギレルモ (ID: AxfLwmKD)
>ウィリアム(>>235)
(口振からして恐怖の対象という訳ではないのだが、出まかせに掛かるほど嫌っているのは確か。自己中心的で病的な飢餓を満たす事しか考えられない、正確にはそれ以外の事を考える余裕が然程確保されていない怪物には純種のヴァンパイアのように吸血時の怪我を治してやろうなんて思い浮かびもせず、思い浮かんだとて彼らほど魔法に手慣れていない不完全な存在には綺麗に治癒出来るかどうかも定かではなく話し始めた「 ヴァンパイアの奴らはどーせみんな同じなの 」固有名称には不快そうにきゅっと眉根を寄せて、唾棄するように次いだ言葉は稚拙で投げ遣りな内容。きっと先程の被害者意識に特段の具体的根拠は乏しいのだろう、視線を注いでくる相手にこちらも怪訝そうにギギ…と首を傾げるも自分自身の事に興味を持たれるのは満更でもないらしく、目をかっ開いて口角を吊り上げるデフォルトとも言える不気味な面相にて「 オレはねェ、ダンピールのギレルモ。いつだか忘れちゃったケドこのお屋敷に住み始めた頃にね、手当たり次第にキミみたいな生き餌を美味しく食べてたら黒薔薇にココに閉じ込められちゃったんだァ。酷いよねえ、オレ何もしてなくてもノドが渇くんだもん、そしたら血を飲むのは普通のコトでしょ?ネズミちゃんも酷いって思うよねえ? 」ぺらぺらとよく回る舌は自分の事を誰かに聞いてもらえる嬉しさ故。握手の腕を意識せず、厚かましくも常識の異なる人間相手に共感を求めながら、鉄格子をガシャンと両手で掴んでギリギリまで顔を寄せて。)
さっき一瞬入れなかったので、また入れなくなったら宝箱の方で遣り取りしますね。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.237 )
- 日時: 2025/05/24 14:43
- 名前: 執事長/堕天使 (ID: l38dU1rK)
>募集継続中
新たなキャラも歓迎致します。
ねー、だれかいないのお…?うー今おなかへってないよう、だからこわがらないで出ておいでえ。うーもお退屈やだ、だからはやく遊んでえ。あんまり待たせると、うーあなたのこと食べちゃうよう?えへへ!
▼ 提供一覧 ▼
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▼ 参加方法 ▼
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>ルネコの備忘録を更新致しました。【www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=684】
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.238 )
- 日時: 2025/05/26 00:10
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>236
>ギレルモ
ダンピール。予想が的中したことに嬉しさは感じられず、ここに来てしまった自身の選択への後悔が滲む。
しかし、それ以上に彼、ギレルモの口から聞く話はウィリアムが経験したものや他の住人たちから聞くものとはまた違うものであり、興味がそそられるのも確かであった。
「ギレルモさん、ですね。先ほども言いましたが、私はウィリアムと申します。ネズミではありませんよ」
握手の手は差し出したままだったが、ウィリアムもそのことについては忘れてしまったようだった。ギレルモが自分自身のことを語りたがらないようであればまた困難な交渉と痛みに耐えなければならなかっただろうが、そうでもないらしいことをその言動から読み取る。
「……他の方も食事をすることは知っていましたが、あなたのように飢えに苦しんでいる方がいるとは。普段の食事は使い魔が用意したりするのでしょう? ここには持ってきてくれないんですか?」
そういえば、ここの住人、人間以外の彼らが食事をしているところを見たことがない。それもそのはず、食料となるのは人間であり、ウィリアムは今のところ自分以外の人間とこの屋敷で顔を合わせたことがないのだから。しかし、彼らが我を忘れてウィリアムに襲い掛かってくることはない。味見と称して血や涙を少量摂取したのみだ。
今になって疑問が沸き出てくる。首を傾げつつ、じっとギレルモに目線を向けた。
――――――――――
承知いたしました。弾かれることもあるようなのでその際にはこちらも対応したします。
byパステル
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.239 )
- 日時: 2025/05/26 01:29
- 名前: ギレルモ (ID: J1W6A8bP)
>ウィリアム(>>238)
ネズミちゃんは人間だから分かんないの。
(次いでヴァンパイアについて話す表情は、すぅと色が失せ、目を逸らし口を尖らせては拗ねたようにぽつり。この屋敷のヴァンパイア、というより種族そのものを嫌っている様子からきっと何かしら過去に悶着があったのだろう「 アハ。美味しい美味しいネズミちゃん、キミの名前はウィリアム、ネ 」大袈裟に酷い酷いと共感されればこちらも同様のテンションで喜んだのだろうが、彼の心に刺さったような反応は予想外でだからこそ無性に心地よく。きっと心根の優しい獲物なのだろう、優しい獲物は良い生き餌になる、そんな安直な下心から下から顔を覗き込むようにして名前を舌の上で転がすように反芻し。その姿勢のまま、ちろ、と腕に視線を移し「 …それ、勿体ない。どうせボタボタ零すだけなら、カワイソウなオレに恵んでよ。もう咬まないからさァ、舐めるだけ。ね? 」お強請りをするように少し間延びした声を選びながら赤いような黒いような、でもしっかりと血に濡れ蝋燭の灯を反射してヌラヌラ光る舌をべぇと出して。彼からの疑問には「 え、知らないノォ。オレたち住人は人間の食事では味覚が感じられないんだよ。唯一感じられるのもあるケドネ。あとオレ不完全だから幾ら飲んでもキリがないし満たされなくてサァ 」と持って来てくれないのか否かとは違うが、欲しかったであろう近い答えを返し。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.240 )
- 日時: 2025/05/27 21:06
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>239
>ギレルモ
一応名前は認識したようだった。このままいつまでもネズミ扱いされるの少々不安だったが、ぬぐえない不安はあるものの、名前を呼ばれると少しは安心もできる。
「……そうだったんですか。確かに、普通の食事をしているところは見たことがないですね」
人間と同じものを食べられるのなら食に困ることはないだろうと思ったが、そうはいかないらしい。無限の飢えとはどのようなものかと、想像するだけで眉が顰められる。
いくらか会話が成立し、ようやくまともに彼から情報を聞き出すことができた。安堵で僅かに表情が緩む中、ギレルモと同じように目線を移せばまだ血が溢れて垂れる自身の腕が見える。
「歯を立てないのであればどうぞ。しかし、その前に握手はしてください。それから、会話も続けてくださいますよね?」
手を差し出したのは挨拶のためだ、食事をさらに与えることも必要だとは思うが、ギレルモの今の様子から見ると先ほどよりも余裕が出てきたようにも思える。
ウィリアムは再び手をギレルモへと向け、握手を促す。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.241 )
- 日時: 2025/05/27 21:21
- 名前: ギレルモ (ID: Sqek5WrB)
>ウィリアム(>>240)
好奇心強いんだねえ。じゃあネズミちゃんじゃなくてむしろネコちゃん?
(握手をしながらも、強力で野太い自分軸で生きている怪物は血液を除いて他者への興味が希薄なため、進んで相手の事を知りたがる彼のスタンスに物珍しさを感じてかくんと首に角度を付けてはじっと見つめる。この調子で色んな怪物から情報を収集すれば彼はこのお屋敷に拐かされた獲物の大半が知らずに死んでゆく真実に触れてしまうのかもしれない、だったら何もかもバラしてしまいたいと疼くような享楽心には自分でも気付かないまま「 オレのナニがそんなに知りたいのお? 」口許の笑みは深まる一方だが見開かれた双眸はその状態から揺らぐことなく、一見何の感情も伺えないようでわくわくとした色を声に含ませるのは相手から知りたがられたいという幼稚で面倒な欲求のため。人間の名前なんてあんまり記憶にないけれど、その中でも憶えておこうとする気はおきて。再度鮮血を口に出来ると分かれば瞠られていた目の眦をすっと細めて嬉しそうに笑い、差し出された腕をまずは下側から冷たい舌にてれろりと舐め上げ。まるで腹ペコの飼犬が餌の一欠片も無駄にするまいと丹念に皿を舐め回すように、動きそのものは緩慢でありながらも念入りに腕の側面と傷口付近にも舌を這わせて。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.242 )
- 日時: 2025/05/28 23:27
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>241
>ギレルモ
「お互いを知らなければ、あなたに手を貸すことも難しいですから。……まぁ、好奇心で首を突っ込なと言われたら言い返すこともできませんけど」
先ほどの話がなければ自分のために用意された人間の食事をここに持ってくるなんてこともやらかしていたかもしれない。今まではいかにここで生き残るか、自分の生活に焦点を当てて思考を巡らせていたこと、そのせいで視野の外に追いやっていた住人たちの暮らしというものをこんなにも知らないということを、身に沁みて感じられる。
ギレルモがあっさりと握手をしたことに驚くものの、礼儀作法などの知識がない訳ではなく、そこに気を払う余裕がなかったのだと納得する。会話をする猶予があり、ここまで丁寧に、嬉しそうに自分の血を口にしてくれるのなら定期的に訪れても問題はないだろうと短い沈黙のうちに算段をたてる。
「食欲を抑えることはできないんですか。無差別に他者を襲わないのなら、あなたにも自由が与えられるはずです」
少しでも我慢ができるのならこんなところに閉じこもる必要もない。方法があるのなら協力しようと考えていた。
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