大人なりきり掲示板
- 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】
- 日時: 2024/10/18 18:55
- 名前: 執事長 (ID: 3nikXZtz)
それは空から降ってきたのか、あるいは地から湧き出たのか。
あなたの手には、身に覚えのない一通の招待状が握られていた。
艶めく黒薔薇の封蝋が、" 早く読んで "とあなたを誘う。
>―― 嗚呼、なんて美味しそうな貴方。今夜、お迎えにあがります ――
それは、狂った喜劇を好む神様の、歪んだ悪戯だったのだろうか。
斯くしてあなたは異界へ攫われ、人を喰らう怪物たちと一つ屋根の下で暮らす事となった。
この世に一つだけのグランギニョル、その幕が今ここに上がる。
▼ 規則や世界観 ▼
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▼ 提供一覧 ▼
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▼ 参加方法 ▼
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▼ 概要 ▼
/ 指名制 / 人外×人間 / メリバ要素、共犯者・隷属・共依存要素、捕食・流血表現を含有 / シリアスでダークな雰囲気も、仄々切ない純愛も /
/ あなたの指名や行動でエンドが分岐、1度エンディングを迎えてもご所望の限り物語が続くマルチエンド式 /
/ 基本は登録制、ご希望の方はお試し交流でも勿論可 /
/ 時にイベント開催 /
/ 完也を推奨、当方はご挨拶の後から伽羅口調にてお返事させて頂きます /
/ お互いが楽しめてこそ、真のハッピーなりきりライフ!という信条の下、相性重視 /
/ 演者様(参加希望者様)以外の書込みはご遠慮ください /
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- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.193 )
- 日時: 2025/05/15 23:20
- 名前: レナード (ID: EByIShHF)
>ウィリアム(>>192)
(驚くリアクションに一瞬双眸をぱちくりとさせ、その刹那ばかりは深い深い眉間の皺も伸ばされて。対価たる物語をここまでしたためるのにどれ程の時間を費やしたのかが何となく伝わった気がしながらも「 …人間は脆いね 」憎まれ口を叩くことしか出来ないのは不遜さ由来の不器用が原因。徒に獲物を小突いただけのつもりが思わぬ痛みをもたらしてしまったことに罪悪感未満の後ろめたさを感じる。顰めっ面のまま口許だけは捻くれた微笑みを浮かべて「 リーシュがお前にお強請りは向いてないって判断したからじゃないの? 」略された愛称は特別なものでもなんでもなく、あくまで言い返すスタンスを保ち。普段なら獲物の言う事なんて所詮戯言とろくに反応もせず受け流すのだが今夜の些か多弁な自分には気付かぬまま。読書が趣味なのは馴染みの言う通りで、ひとたび閲読モードに入ればしっかりと集中し文字へ没入する質なのは愛書家の性か。内容がつまんなかったら対価にもならない。だったらここで読む以外ないのだ。続きが気になるのかただ最後まで読了しなければ気が済まないのかはともかく、はぁっとこれ見よがしな溜息の後「 こっからもっと面白くなるんだよね? 」やや強い口調での問い掛けはもはや誘導尋問にも近く、肯定以外の回答は端から求めていないと示していて。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.194 )
- 日時: 2025/05/16 00:46
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>193
>レナード
吐き出された溜息にことさら大きく肩が飛び上がる。呆れたように原稿を投げ出され、「今どき児童文学は流行らない」なんて言われ続けた記憶が鮮明に思い出されていた。冷や汗が滲む手を思わず握りしめ――
やってきたのは嘲笑と共に吐き出される侮辱の言葉でも、怒りに狂った罵声でもなかった。はっと顔をあげて勢いのまま頷く。
「はい! シリーズとして続きを書くつもりです、情報が蓄積するたびに全体の角度も変わるように心がけて……」
そしてそのまま全てを話す前に口を閉じる。危ないところだった。
「……そういっていただけるということは、少しは気に入っていただけた、という事でしょうか。嬉しい限りです」
面白くもない本は途中で投げ出しても心の隅にも残らないものだ。少しでも先が気になったというのであれば、希望はある。
レナードがどのように返事をしても気にしないこととした。気難しい彼がこの先の興味深い展開を希望するのであれば、それを叶えるだけだ。
すぐにでもペンをとって机に向かいたい気持ちを抑え、向かいに座る彼へと目を向ける。
「それでは、お約束していただけるでしょうか。その続きを対価として、私の願いをかなえていただけると」
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.195 )
- 日時: 2025/05/16 01:10
- 名前: レナード (ID: EByIShHF)
>ウィリアム(>>194)
……言ったね?
(逃さないとばかりに言質を追及する、その眼光は鋭くけれど淡く上がった口角からは純白の牙がちらりと覗いて。善処の約束に留まったそれを対価として認めたのは少なからず誰かの半生をなぞってゆくであろうこの物語を興に思ったからか「 決まってる。俺の好みは面白い本だよ 」即ち面白かったという事。なんの参考にもならない主観的且つ抽象的な回答を、こんな事も分からないの?とでも言いたげな当然の表情で言い切る当たりその傲岸不遜は最早清々しい程。手にしていた書物をパサリとテーブルに落とせばすくっと立ち上がり「 行くよ。準備は出来てるんだろ? 」相変わらず言葉足らずなそれは今夜自身の時間を貴方と共に過ごすことを決めた証。刹那、一瞬にしてヴァンパイアの姿が霧散し消滅したかと思えば次の瞬きでは貴方の眼前へと現れて。自分と違って体温を持つ利き腕をぐいと引っ張ろうと掴んだところでピタリ動きを止め「 ――…。 」数秒何かを考え込むような沈黙を置いて、一度腕を掴んだ手を放せば痛めさせた手首へとそれを翳すとたちまち暖色の淡い光が手のひらに発生し患部を照らして。ものの数秒で衝撃の影響は完治するだろう、翳した手を引っ込めては「 ……これはおまけ 」何となく律儀に治癒にも対価を払おうとされる気がして、先回りしたつもりでそれを御そう。今度は腕を掴むことなく、踵を返して向かった先は扉――ではなく大きな窓。手を動かすことなく魔力でそれを全開にすればふわりと呼び込まれた夜風が銀髪を揺らし「 来なよ。それとも高い所は怖い? 」半身を向ければ片手を差し出す、挑発するような微笑も付け足して。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.196 )
- 日時: 2025/05/16 12:35
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: iv8UKAb0)
>>195
>レナード
こういう時どこまでプレゼンをするべきか。編集者となる人物であれば全部を詳らかにするが、相手は読者となり得る存在であることに戸惑っていた。後もう一歩は押すべきかと思案に暮れる手前で、存外にも気に入られていると分かる。
面白いと、まるで当たり前のように言われることが嬉しくて気恥ずかしかった。ぱっと明るくなった表情は遅れて僅かに歪み、色白の頬に赤みがさす。こんなところで照れている場合ではないのだが。
「最大限、努力します……」
絞り出した声は聞こえているのかもわからない。ただ、当然のように出かけようとするレナードに慌てて頷けば頭はすぐに切り替わる。腕を引っ張られてついていこうとすれば、光が見えた次には僅かな痛みは完全に失われている。
「あ、ありがとうございます!」
対価を、その続きが出る前にレナードはおまけだと遮る。今までの彼の態度からはあまり想像できなかった台詞と仕草に驚きながらも、反射的に出た感謝の言葉をもう一度丁寧に告げるにとどまった。
「……怖くないと言えば嘘になりますね」
当然の如く開け放たれた窓とレナードを見比べる。ここから落ちたら骨折で済むかどうか。打ちどころが悪ければ脆い人間はすぐに命を落としてしまうだろうが。
今この場で彼の手を掴まないほうがあり得ない話だった。挑発的な笑みに応えるように、目を細めてその冷たい手を取った。
「あなたと一緒なら大丈夫でしょうから」
一歩踏み出しそう告げる声は、初めて出会った時とは比べられないほど強く、しっかりとしたものだっただろう。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.197 )
- 日時: 2025/05/16 12:59
- 名前: レナード (ID: J1W6A8bP)
>ウィリアム(>>196)
(痛みを与えるのもそれを癒やすのも上位者の意のまま。そんなエゴを形にしたに過ぎないにも拘わらず、丁寧な謝意を告げられれば顔を逸らして「 別に、感謝されたくてやったんじゃないし 」またしても不必要な憎まれ口を叩いてしまうものだから、この怪物が傲慢だが悪党ではない事を知る獲物はごく少数だろう。狙い通りに痛みが引いた様子を盗み見るように確認しては満足したように短く吐息し。見比べられ未だ何とも繋がらないままの自身の片手を一度上下にゆらりと振って「 さっさと掴まれば? 」僅かな苛立ちを含んだ声で催促。追撃として" それとも俺に頼らず自分で庭まで降りる? "急かすように二の句を継ごうとしたが、手を取られ紡がられた言葉に「 当たり前でしょ 」そのままぐいと引っ張り連れ立って窓枠から飛び立つ。階層は定かでないが自然落下すれば間違いなく即死の高度、月光に照らされた虚空の道なき道を下った先にて地面にふんわりと着地できるだろう――魔力にて浮遊の力を注ぐ怪物の手を最後まで離さなければの話だが。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.198 )
- 日時: 2025/05/17 00:50
- 名前: 執事長 (ID: J1W6A8bP)
>ゲリライベント開催!(>>47参照)
実地期間1ヶ月を想定中
>ルート選択にお悩みの方へ(>>32)
>日常イベントを公開いたしました!ご興味のある方は(>>60)をご参照くださいませ…!
▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼
◆レイ・アナスタシア・フィーナ(>>71)
◆ウィリアム・ロックウッド(>>30)
▼ 現在のブックマーク ▼
●レイ × ジェイド ⇒ 【 >>186 】
●ウィリアム × レナード ⇒ 【 >>197 】
>ルネコの備忘録を更新しております。【www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=684】
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.199 )
- 日時: 2025/05/17 00:58
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>197
>レナード
相手は確かに自分よりも年上だが、その仕草はどこか人間臭く、ウィリアムはレナードの仕草の中に友人の面影を見る。感謝をされると彼と同じように顔を背けたなと、取り留めもない追憶はすぐに霧散させた。
目の前にいるのは紛れもないレナードである。彼が催促するのを笑ってうなずき、「分かっていますよ」とばかりに握る手に力が籠る。
「そう言えばここは何階、で……」
彼がそばにいることが力強いのは確かにそうだが、ぼんやりと外を眺めることが多かったここの高さを正確に把握はしていなかった。疑問に答えられることはなく、目に飛び込んできたのは予想よりも数倍高い景色。
ウィリアムにはプライドがある。それなりの教育を受けて、それなりの人間と付き合った誇りがある……しかし、そのせいで命を落とすほどの愚かさはない。人間が到底耐えきれない高さからの落下、その最中全ての恥を捨ててしっかりとレナードの腕にしがみついた自分の根性を心から感謝しながら、地面に足がついた時、激しい運動でもしたかのように大きなため息を吐いた。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.200 )
- 日時: 2025/05/17 01:23
- 名前: レナード (ID: J1W6A8bP)
>ウィリアム(>>199)
(治療行為によるそれに優しい、というのは他愛精神の権化とも言える狼男や、それこそ自身の馴染に相応しい形容詞だろう。無論貴方は人の身、紡ぐ事はなかった蛮勇に任せ自力を選んだとてそれは客観的に自殺行為と見做されるだろう。それを放っておかない絶対的存在が脳裏を掠めれば「 ま、仮に自力で下りようとしても“ 黒薔薇が ”許してくれないだろうね 」どこか忌々しげな声色。相手を思い通りに支配せんとする上位者然とした振る舞いを崩さないヴァンパイアと同列かそれ以上の存在と読解できる黒薔薇、未だ貴方が知る由もないお屋敷の暗い呪いに曇った表情を慰めるように再び凪いだ心地よい夜風にそっと目を閉じ。現時点で二人の位置する整えられた庭園は十分に退屈を凌ぐに値する場所だが、折角外へ出られたのだから散歩がてら足を伸ばしたいかもしれない。ここで適当に自由にさせてもまた後日あの夜の外出では満足できなかったと文句を言われる可能性もゼロではないためそれは癪で「 このまま北へ少し進めば薔薇園がある。それなりの景観だよ 」伏せていた瞼を開き、情報だけを与える。あくまでも自分は付き添いの身、ゆえに行き先は言い出しっぺが決めるべきだと。―レナードにもお気に入りの場所はあったりするのだが。)
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.201 )
- 日時: 2025/05/17 12:34
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>200
>レナード
「あ、転落防止の網か何かあるんですか!? それは何とも親切で……」
レナードの言葉をウィリアムは別の意味で解釈した。網でなくともここには不思議な事象が溢れている、間違って窓から落ちて転落死なんて言うとぼけた事故はないと胸をなでおろした。調子に乗って身を乗り出すものがいるという疑問もあるが、窓から侵入したり飛び降りたりする住人たちを見れば対策が発生するのも頷ける。
そこまで考えて振り返れば、レナードの表情は神妙であり、ただの落下防止策に対する思いに沈んでいるわけではないのだろうその様子に何か声をかけようとしたが、何も知らない自分ができることはただ沈黙を守ることだけだった。
「薔薇園ですか、植物園はたいてい昼間に見に行っていましたが、夜もまた風情がありそうですね」
彼が次の話題を提供してくれたことや案内を全うしようとしてくれているのだと思えば笑みを浮かべて頷く。早くいけとも言い出さないのは彼なりの配慮かと思い、そのまま提案を呑むことにした。
「屋敷の中を歩いたことはあるんですが、庭に出たのは初めてで。その薔薇園まで案内していただけますか?」
あくまで控えめに、それでも好奇心を隠すことはなく、レナードへと問いかける。
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.202 )
- 日時: 2025/05/17 13:20
- 名前: レナード (ID: wUNg.OEk)
>ウィリアム(>>201)
(行き先に関するお願い事にはふと何処かへ目を凝らしたかと思えば「 悪いね、やっぱ今回はここだけに留めて良い?またの機会があればにしてくれないか 」直ぐ側の開けた噴水広場に設置されたベンチに足を組みながら腰掛けて「 今夜のお前にはこの庭で十分でしょ。この俺が直々にお守りをしてやってるだけでも光栄に思いなよ 」尊大な物言いで視線を向けて。先程の憂いた表情ではなく、いつもの様子だ。)
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