大人なりきり掲示板

【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】
日時: 2024/10/18 18:55
名前: 執事長  (ID: 3nikXZtz)



 それは空から降ってきたのか、あるいは地から湧き出たのか。

 あなたの手には、身に覚えのない一通の招待状が握られていた。

 艶めく黒薔薇の封蝋が、" 早く読んで "とあなたを誘う。

>―― 嗚呼、なんて美味しそうな貴方。今夜、お迎えにあがります ――

 それは、狂った喜劇を好む神様の、歪んだ悪戯だったのだろうか。

 斯くしてあなたは異界へ攫われ、人を喰らう怪物たちと一つ屋根の下で暮らす事となった。

 この世に一つだけのグランギニョル、その幕が今ここに上がる。



  ▼ 規則や世界観 ▼
【 www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=680 】

  ▼ 提供一覧 ▼
【 www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=681 】

  ▼ 参加方法 ▼
【 www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=683 】


  ▼ 概要 ▼

/ 指名制 / 人外×人間 / メリバ要素、共犯者・隷属・共依存要素、捕食・流血表現を含有 / シリアスでダークな雰囲気も、仄々切ない純愛も /
/ あなたの指名や行動でエンドが分岐、1度エンディングを迎えてもご所望の限り物語が続くマルチエンド式 /
/ 基本は登録制、ご希望の方はお試し交流でも勿論可 /
/ 時にイベント開催 /
/ 完也を推奨、当方はご挨拶の後から伽羅口調にてお返事させて頂きます /
/ お互いが楽しめてこそ、真のハッピーなりきりライフ!という信条の下、相性重視 /
/ 演者様(参加希望者様)以外の書込みはご遠慮ください /

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Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.213 )
日時: 2025/05/19 19:33
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)

>>212

>レナード

 レナードが慌てている様子は珍しい光景だった。そんなにも質問は突飛だっただろうかと不思議だったが、彼からの色よい返事に再び相好を崩す。
「本当ですか? それならば、余計にシリーズを長引かせるか……他に何か新しいものを考えなければならないですね。そのためにもここの蔵書も見てみないと。楽しみが増えて嬉しいです」
 新聞を手にする機会はレンブラントの前に儚く消えたが、また違うチャンスが転がり込んできたことに満足した様子だ。
 ウィリアムはそのままレナードに近づくと、彼の隣へ距離感を保って腰掛ける。
 夜の散歩も魅力的であったが、やはりこの屋敷においては他者との会話が一番の活力となる。勿論、屋敷の住人には危険な存在がいることも理解しつつ、こうやって言葉を交わせる彼のそばに腰掛けて風景を見るのも悪くないものだ。
「実は本を出版したかったんですよ。夢というか、それが責任だと思って……頑張っていたんですが、誰からも無理だとか面白くないだとか言われて、落ち込んでる間に、気づいたらここにいたんです」
 急に話出せば、きっと横にいる彼は面倒臭そうに眉を顰めているだろうとウィリアムは無垢に笑って見せる。
「そんな私の話をちゃんと読んで評価してくれたこと。とても嬉しかったんです。……ありがとうございます、レナードさん」
 改めて、ゆっくりと落ち着いた言葉で伝える。
 どこか聞けていた胸の内の穴が少し埋まったような気がした。

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.214 )
日時: 2025/05/19 20:19
名前: レナード/マリーシュカ (ID: Lclzc8Gt)


>ウィリアム(>>213

俺に、何故そんな話を…――お前、甘ちゃんだね。仕方ないから次の物語も期待しといてやるよ
(戻ってきた貴方の様子を見遣り視界に入れれば、獲物の話をなんで聞かなければならないのか、と思った途端、改めた感謝の言葉にぴくり、と反応し目をまた瞬かせる事になる。気紛れに面白いと評価したのを素直に受け取りお礼を言う丁寧さは、何処か面映ゆいものがあり。呟くような声色は平坦だけれど、庭の静寂にはっきりと音を残すだろう。「 ほら、帰るよ 」そっと立ち上がれば二人を繋いでいた縄は魔力の粒子となって消滅し、まるで大きな蝙蝠を思わせる翼を背に生やせば低空飛行する燕のように背後から貴方を掻っ攫ってそのまま空へと上昇しよう。いちいち徒歩で戻るよりこの方が早い、ものの数秒で内側から開け放たれたままの貴方の部屋の窓が見えればそこから室内へと腕に抱いていた体温を手放して「 戸締まりはしなよ 」ぶっきらぼうな忠告の裏には折角見込みのある血の持ち主なのだからつまらない理由で死んでくれるな、という淡い願望を忍ばせて。何か緊急で語りかけられなければ、傲慢なヴァンパイアはそのまま更に上空へと去ってゆくだろう。)


***


今夜の締め括りをさせて貰うわね。私の昔馴染みがごめんなさいね、後でレナードにもう少し優しく出来ないのかしらって伝えておくわ。ふふ…本当、彼にしては珍しいくらい饒舌だったわね。色んなレナードを引き出してくれてありがとう。

___
お次はどうされますか?再来のイベントか、お待ちかねのギレルモとの邂逅か、どうしましょう?

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.215 )
日時: 2025/05/20 00:56
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)

>>214

>レナード 〆

「はい、あなたの期待に応えてみせます」
 初めてできた読者にウィリアムは自信をもって頷く。正直なことを言うと、本当にレナードの期待を越えられるかどうかは不安だったが、それ以上に胸が高鳴っているのも事実であった。
 もう少し話をしたいとも思ったが、彼の気分は変わってしまったらしい。帰るという言葉に返事をしつつ、屋敷の中をめぐるのだろうかと見上げていると、唐突に体を襲う衝撃、間の抜けた声が肺からはじき出されると同時にいつの間にか目線はぐんぐん登っていき、無事に部屋へと届けられる。
「す、すごい……ですね」
 ここを降りたときもそうだが、戻る時も唐突であり、余りにも興味深かった。衝撃に幾分かぼんやりとしていれば、レナードはさっさとその翼をもって飛び去って行く。
「あ、ありがとうございました! また仕上がれば手紙をお届けします!」
 窓に駆け寄り、慌ててあげた声は聞こえただろうか。しばらく、見慣れた闇夜や月を見上げ、忠告通りに戸締りを済ませた。
 この満足感を抱いたまま眠ってもよかったが、ウィリアムは自然と万年筆を手に取っていた。勢いに任せてペンを滑らせ、疲れに身を任せて眠りに落ちるまで、あと少しは時間がかかるだろう。

――――――――――

マリーシュカさん、こんばんは。あなたの助言もあり、ようやくレナードさんに初日のお礼が言えました。そして私の初めての読者にもなってもらえるとは……あなたにも感謝を伝えなければなりません。
しかしこれからが正念場です、話を気に入ってもらえるよう努力していきます。

byウィリアム・ロックウッド

――――――――――

ご対応ありがとうございました。
良ければ続きとして、ギレルモさんとの邂逅に進めていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

byパステル

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.216 )
日時: 2025/05/20 01:13
名前: マリーシュカ (ID: Lclzc8Gt)


>ウィリアム(>>215

ええ、頑張ってね。応援してるわよ。

最初のロルはお願いしてもいいかしら。【 部屋を出てウロウロとしている間に廊下とは違う様相の場所に迷い込む 】 ギレルモはお屋敷の地下に閉じ込められているから、【下に下にと長く続く仄暗い螺旋階段を発見、下降している内に最下層から聞こえてくる不気味な鼻唄に対してリアクションをする】といった内容の描写を回していただけるとスムーズに繋げられてとっても助かるわ。何か事前に聞いておきたいことやご相談があれば何でも教えてね、特になければ案内人へのお返事は大丈夫よ。

***

レナードがギレルモを紹介に合わせるとは思えないので、筆が進まなくなった頃で行き詰まった為に退屈と好奇心で部屋を出る、感じにしてくれると良いかな、と。
ギレルモはヴァンパイアのなり損ないということでヴァンパイアに一方的な因縁を感じていますので、レナードやマリーシュカと繋がりのあるウィリアムさんにはやや特殊な反応も見せられるかと思います。

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.217 )
日時: 2025/05/20 12:48
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: iv8UKAb0)

ありがとうございます!
ご提案通り、行き詰まって外に出る描写としました。レナードさんとのやり取りも続けている仮定ですが、変更箇所ある場合は合わせていこうと思います。
他住人の方々と話したことでこちらも最初に考えていたリアクションとはまた違うものになりそうでワクワクしております。

byパステル

ーーーーーーーーーー

 整えられた部屋の中、机に向かう背中はいつもより小さくなっている気がした。
 数秒間隔で吐き出されるため息には焦ったさが滲み、とうとうウィリアムは万年筆をおいて立ち上がる。
 あれから、レナードは約束通りにこちらが続きを書けば屋敷を案内してくれた。不定期にやり取りされる手紙と原稿が何度か行き来した後、やはりというべきか、予想された通りに行き止まりがやってくる。
 大まかな話の筋は決まっているものの、枝分かれしていく細かな伏線や布石を打つ展開を考えるのは時間も思考も要する。机の周りには没にした物語のかけらが散乱しており、全てがシワだらけになって転がっている。
「……少し歩こう」
 誰に言い訳するわけでもなく呟けば、足は自然とこの部屋と廊下を繋ぐ扉に向かっていた。
 レンブラントやレナードの案内でいくつかの施設は把握できた。最近は近場だけではあるが廊下を歩いて気晴らしをすることも多くなり、その距離は徐々に伸びつつある。軽率な行動を知り合いの住人に見つかれば笑われるか怒られるかもしれないが、今はこれがささやかな楽しみにもなっていた。
 今日も少し先まで行ってみよう。部屋から右に出て、その先のドアを曲がり、さらに歩いて曲がって……地図が正確に頭の中にあるわけではない。今日のように、知った道であったはずなのに、まるで知らない雰囲気が不意にやってくることもある。
 螺旋階段が視界の隅に掠り、立ち止まる。これだけ大きなところだ、下や上に向かう階段があるのも不思議ではないが、ぐるぐると渦を巻くそれに興味はさらにそそられる。
 部屋から遠すぎる、何かあれば戻れない。冷静な自分はそう警告するが、今部屋に戻っても何も書けない、あの机で唸り続けるのならいっそ冒険してみるのも手だと、体は勝手に一歩踏み出していた。
 かつかつと革靴が階段の一つ一つを踏み締めて降りていく。よく耳を澄ませると、渦の向こう側、最下層からは誰かの鼻歌が聞こえていた。少々不気味に聞こえるのはこの場所のせいか。
 ここにも誰かがいる。そう思えば好奇心は膨れ上がり、先を急ぐように足音の感覚が狭く、早くなっていった。

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.218 )
日時: 2025/05/20 13:16
名前: ギレルモ (ID: Uvi/D0Iy)


>ウィリアム(>>217

(――寒い。しかし喉は灼けるように熱く絶え間ない渇きを訴え、痛みすら伴う空腹感には耐え兼ねるように屍人の如く黒く濁った爪先を鳩尾あたりにぐぅっと食い込ませる。ああ啜りたい、生ぬるい鉄の液体を、恥も外聞もなくガブガブと溺れるように貪りたい――毎夜毎夜繰り返される獰猛な祈りに応えてくれたのは神様でも黒薔薇でもなく、速くなっている足音。スン、と匂いを嗅いだ瞬間カッと瞠目して、自らを閉じ込める檻にガシャン!と勢い良くしがみつき「 助けて! 」張り上げた声は潤いを失っている喉に重い負担を強いたらしく、ケホと数回咳き込んで「 …たすけて、 」再度繰り返す声は痛々しくも掠れて。最下層にぽっかり空いた空間、その最奥に位置するたった一つの檻。座敷牢にも似たそこには一人用のベッドや椅子等の必要最低限の家具のみが無造作に置かれており、当の本人は檻に縋り付いたまま力なく項垂れて。一見すれば人間のようにも見えなくは無いが、捕えざるを得ない事情があるのだろう。)

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.219 )
日時: 2025/05/20 14:37
名前: 執事長 (ID: Uvi/D0Iy)


>新日常イベント追加


【 全知のカリギュラ 】



ある日あなたは怪物の口から、とある魔法の鏡にまつわる話を耳にする。



曰くその鏡は神出鬼没で気紛れで、知りたい事を何でも一つ教えてくれると言う。



あなたは秘かにその鏡との邂逅を願い、ノックの音も無く現れたのは――…。



発生条件 → 自室にて「鏡よ鏡よ鏡さん、」と呟く描写をする

提供の怪物ではなく、実態なき魔法の鏡と会話するイベント

知りたい事に答えてくれるかどうかは聞いてみてのお楽しみ
提供の口から鏡の存在を聞いたことのある方に限り発生可能
普段の交流でそれとない話題で聞き出して頂いて構いません


>全ての発生条件、同一の提供と二度以上交流した経験に変更

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.220 )
日時: 2025/05/20 15:14
名前: 執事長 (ID: Uvi/D0Iy)


>ゲリライベント開催!(>>47参照)

 実地期間1ヶ月を想定中


>ルート選択にお悩みの方へ(>>32

>日常イベントを公開いたしました!ご興味のある方は(>>60>>219)をご参照くださいませ…!

▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

◆レイ・アナスタシア・フィーナ(>>71
◆ウィリアム・ロックウッド(>>30


▼ 現在のブックマーク ▼

●レイ × ジェイド ⇒ 【 >>186
●ウィリアム × ギレルモ ⇒ 【 >>218

>宝箱を更新致しました。(www.otona-kakiko.com/bbs/bbs1/index.cgi?mode=view&no=685)

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.221 )
日時: 2025/05/20 19:51
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)

>>218

>ギレルモ

 このような地下に誰がいるのだろうか。ただでさえ暗い夜の静けさに沈む屋敷の中、さらに深淵に向かっているような気分になる。自分の足音が余計に響いているようだ。
 ようやく下がはっきりと見えてきた時、重たく軋むような音と、助けを求める声が響いた。驚きに慌てて躓きかけるが、咳き込み掠れる声になんとか体勢を整えて駆け寄る。
「だ、大丈夫です、か……っ檻?」
 自分が借りる部屋とは見比べるのも躊躇われるほど簡素で冷たい牢屋の中、誰かが俯いている。
「なんでこんなところに……ええっと、大丈夫ですか? 鍵、開く場所は……」
 そっと檻の中の人物へ手を差し伸べるが、それだけで解決には至らない。檻が開く場所がないか檻全体を見渡す。

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.222 )
日時: 2025/05/20 20:12
名前: ギレルモ (ID: Uvi/D0Iy)


>ウィリアム(>>221

寒くてさァ、ノド渇いてさァ…、もうずっとツラいんだよォ
(その場で頭を抱えるようにしてしゃがみ込み、夜色の髪をぐしゃりと握りつぶすように両手で鷲掴みに。痛みを伴うであろう行為も終わりなく自身を責め苛む飢餓感に比べれば可愛いと思える刺激であり、切羽詰まった上擦ったような声色で恨み言のように紡いだかと思えば、不気味なほどキレのある急激な動きで姿勢はそのままにバッと顔を上げ「 変わったニオイだねえ、キミ 」呆然としているようで、しかし獣が獲物を見据えるようで、吸い込まれそうとも表現できるほど限界まで見開かれた双眸は何の表情もなく相手を捉え「 まるでヴァンパイアみたいだなア 」キュッと瞳孔が一瞬縮まったのを目視出来ただろうか。彼の身体から漂う忌々しい高貴な上位種の香りに露骨に表情を歪ませてはすくっと立ち上がり踵を返して「 飲ませてくンないならどっか行ってェ?クサいからさァ 」未だ名も知れぬ迷い子に背を向ける形で簡素なベッドへ不貞腐れたようにぼすっと寝そべって。ヴァンパイアとの交流は持っているが、今はそれを口に出さない方が良いだろう事は様子を見るに何となく察しがつくだろう。ただしかし、疑問となりそうなのは明らかに既に交流を持つ二人のヴァンパイア達との扱いの差。何か歪なものを持ち合わせているのか、それともただ危険を持っている故のこの扱いか。飲ませるといったって、彼にとって何者なのかも知れない。きっと今目の前にいる得体の知れない者も血液を摂取する事によって腹を満たす種族なのだろう事は何とはなく察する事ができるか。けれど、微かに感じさせる違和感。)

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