大人なりきり掲示板

身体からの関係2〆
日時: 2019/03/01 21:37
名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)

「身体からの関係〆」がついに1000となりましたので、新たに作りました。

前のは過去ログからご確認できます。

なお、前の部分の続きから載せようと思いますので「あれ?これどうだったかな?」などと疑問を抱いた方は、過去ログをご確認してくださいね。

ps.主が「あれ?あれ!?ない!枠が消えてる!」と焦ったのはここだけのお話です(苦笑)

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Re: 身体からの関係2〆 ( No.173 )
日時: 2019/06/16 21:41
名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)

>河村瑠依

瑠依に視線で謝り、再びスマホを手に取る。
やはり電話の向こうの声は秋月だった。
「何ですか?」
薬袋はあからさまに不機嫌な声を発した。
『今、お時間ありますか?』
僅かに漏れる秋月の声に、薬袋の返事が返る。
「ありません。恋人と過ごしているので」

Re: 身体からの関係2〆 ( No.174 )
日時: 2019/06/16 21:45
名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)

>青戸和成


寄りかかる彼の腰を、薬袋の左手が抱き寄せる。
薄暗い寝室に、二人分の熱が灯った。
「ん…」
和成の唇に淡い口づけを降らせ、引き寄せるようベッドへと倒れていった。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.175 )
日時: 2019/06/17 21:22
名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)


彼のあからさまな態度に瑠依は苦笑を浮かばせながらも、口パクで「ちゃんと聞いてあげてください」と伝えようとする。
まぁ、自分との時間を大切にしてくれるのは嬉しい。
けどそれと同じように彼の仕事は大切なのだから、きちんとしてもらわなければ。
好きな作家だし、自分のせいでその作家が業界から消えるのは嫌なのだ。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.176 )
日時: 2019/06/17 21:34
名前: 愛 (ID: 9yNBfouf)

>>174

「んっ、んぅ・・・っ」
ビクッと身体を震わせ、キスに応えるように目を閉じながらベッドに倒れる。
無意識だが、続きを強請るような色っぽい上目遣いで薬袋を見つめていて。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.177 )
日時: 2019/06/18 01:00
名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)

>河村瑠依


瑠依の仕草を見つめ、溜め息を一つ。
電話の向こうでは、秋月が言葉に詰まっていた。
「……用件だけ、言って下さい」
薬袋の出来る譲歩はこれが精一杯だった。
『…先生は今、幸せですか?ずっと特定の方とお付き合いを為さらなかったのに、何故今になって恋人を得られたんですか?』
秋月の言葉は、仕事とは一切関係がなかった。本来なら答える必要などない。
だが、秋月が自身に思いを懐いていた事、それを無視していた事を思えば。それでこの事が落ち着くのなら、それが一番良いだろう。
「瑠依は、俺の恋人は、俺にとって特別です。彼とともに生きる日々は、鮮やかで彩りに溢れている。こんな事は初めてです」
瑠依の髪を指先で撫で、微笑みを浮かべる。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.178 )
日時: 2019/06/18 01:06
名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)

>青戸和成


求めるような彼の瞳に淡い口づけを落とし、薬袋の指先が和成の腰を撫でた。
僅かに濡れた髪が、和成の色香を濃くする。
「これ、使おうか」
腰を撫でる右手ではなく、余裕のある左手がベッドのサイドボードから、透明な液体の入ったボトルを取り出した。
とろみのあるそれは、情事の際に良く使われるローションと呼ばれる潤滑液である。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.179 )
日時: 2019/06/18 20:46
名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)


指先で髪を撫でられ微笑みを向けられると、瑠依は首を傾げたが此方も微笑み返す。
自分の事を褒めてくれているのかなと思うと嬉しい。
彼は自分が傍にいる事に満足してくれる。
それだけで嬉しい。いや、嬉しいを通り越している。
瑠依は笑みが止まらなくなり、ずっとニコニコしている。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.180 )
日時: 2019/06/18 23:20
名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)

>河村瑠依


「俺は、彼の隣でこの先も生きていきたいと思ってます」
にこにこと微笑む瑠依を見つめ、薬袋なりの答えを秋月に伝えた。
数秒の時が流れた。
『…先生の以前の作品は、洗練されていて素敵でした』
秋月の声はどこか、悲しげだ。
『ですが、最近の先生の原稿は、洗練さに加え、温かさが滲み出ている気がします』
薬袋はただ口を閉ざし、瑠依の髪から頬へと指先を流す。
『それは、素敵な恋人がいらっしゃるからなのですね。私には先生に与えられなかったものを与えてくれる方が、側に居るから何ですね』
再び数秒の間。
『…これだけ、先生の大切な恋人さんに伝えて戴けますか?どうか、これからも先生をよろしくお願いしますと…』
それだけを伝えると、秋月は通話を切った。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.181 )
日時: 2019/06/21 20:48
名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)


「……終わりましたか?」

瑠依は首を傾げて確認する。
何の用件だったのかは分からないが、多分彼女にとっては大事な事なのだろう。
それを察していたため、瑠依は電話に出るように言ったのだ。
ずっと想い続けていた相手が他の誰かと付き合う、という現実は普通に辛い。
彼女からの視線に瑠依は怯んでしまっていたが、そう考えると自分へ向けられた視線は当然なのだと思えてくる。
そんな彼女を汲み取ってやらなければ、瑠依としても良い気分ではないのだ。

Re: 身体からの関係2〆 ( No.182 )
日時: 2019/06/21 22:19
名前: 白楼雪 (ID: O9ehSN8q)

>河村瑠依

通話の終わったスマホをベッドスタンドへと奥と、瑠依へ小さな頷きを返す。
「秋月さんから瑠依に「これからも先生をよろしくお願いします」ってさ」
面倒だったが、これで秋月が吹っ切れてくれれば助かる。
そんな思いを温かな微笑を交えて、瑠依に伝えた。

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