大人なりきり掲示板
- 身体からの関係2〆
- 日時: 2019/03/01 21:37
- 名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)
「身体からの関係〆」がついに1000となりましたので、新たに作りました。
前のは過去ログからご確認できます。
なお、前の部分の続きから載せようと思いますので「あれ?これどうだったかな?」などと疑問を抱いた方は、過去ログをご確認してくださいね。
ps.主が「あれ?あれ!?ない!枠が消えてる!」と焦ったのはここだけのお話です(苦笑)
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- Re: 身体からの関係2〆 ( No.53 )
- 日時: 2019/03/31 21:56
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)
「あ、えっと……何でもないです」
最初は言ってみようかと思ったが、そんな事を言ったらまた彼を悩ませてしまうかもしれない。それに、自意識過剰だと言われるかもしれない。
ホテルの時みたいに怒らせて、今度は取り返しがつかなくなるかもしれい。
そんな可能性を考えると、怖くて口には出せなかった。
だから、瑠依は出来る限りの笑みを浮かべながら上記を口にした。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.54 )
- 日時: 2019/03/31 22:37
- 名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)
>河村瑠依
何でもないと口にする瑠依の表情は、曇りを帯びていた。
だが、それを更に問い詰めるのは、瑠依を困らせるだけだと、薬袋は車を走らせる。
不意にぽつりと呟く。
「俺が大切な人は、瑠依だけだから」
それを発する事に、意味などはないのかも知れない。
それを理解した上で浮かんだ言葉を吐いたのだ。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.55 )
- 日時: 2019/03/31 23:53
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)
不意に発せられた彼からの言葉に、瑠依は驚いた。
でも、すぐに嬉しくなった。
こんなにも自分を大事にしてくれるなんて、初めてだ。
やっぱり彼に会えて良かったなと心の底から思える。
「……僕も、菖蒲さんだけですよ」
彼からしたら呟きに過ぎない言葉かもしれないが、瑠依はちゃんと返そうと思い
微笑みながら言葉を発する。
その微笑みには先程の曇りは無かった。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.56 )
- 日時: 2019/04/02 07:08
- 名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)
>河村瑠依
瑠依の瞳から曇りが消える。
その微笑みを見つめ、薬袋の心に安堵の温もりが生まれた。
車は道々を行き、薬袋達の住むマンションが見えてきた。
「もう、着くよ」
※ 遅れて申し訳ないです。
実家、Wi-Fi無いのです。
やっぱり自分のお家が一番。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.57 )
- 日時: 2019/04/02 23:24
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)
『もう着く』という言葉に本当に二人きりのお出掛けは終わっちゃうなと寂しさを感じる。それと同時にこれから始まる同棲生活への期待も膨らんでいた。
窓の外には初めて彼と出会ってマンションに向かうための道があった。
本当にあの時彼を誘っといて良かったと思いながら、瑠依は表情を綻ばせた。
※いえ、大丈夫ですよ。
あ、そうだったんですか。帰省、お疲れ様です。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.58 )
- 日時: 2019/04/03 21:11
- 名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)
>河村瑠依
マンションの駐車場に車を止め、薬袋は鍵を回しエンジンを止めた。
微笑みを口元に浮かべ、車内から出ると、助手席の扉を開ける。
「行こうか」
瑠依と過ごす二人の部屋へ。そんな思いを懐き、声をかけた。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.59 )
- 日時: 2019/04/03 23:09
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)
助手席の扉を開けてくれたので礼を述べてから降りる。
好きな人と同じ場所へ帰るという些細な事に胸が踊ってしまう。
そんな事を口にしたら単純だなとか子供っぽいと思われると思ったので、口には出してはいない。だが、瑠依の表情には笑みが浮かんでいる。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.60 )
- 日時: 2019/04/04 21:09
- 名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)
>河村瑠依
笑みを浮かべる瑠依と共にエレベーターホールへと向かうと、エレベーターは直ぐに一階へと降りてきた。
「瑠依と初めて会った時を思い出すよ」
あの日は雨に打たれ、うんざりしていたものだ。
だが、偶然軒下にて出会った彼の事を思えば、あの雨も悪くはなかった。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.61 )
- 日時: 2019/04/04 23:30
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)
「そうですね。あの時は僕、スッゴク緊張してましたよ。だって、菖蒲さんは他の男の人達とは違う感じでしたから」
そう言いながら少し苦笑を溢す。
瑠依が言ったことは本当の事で、あの日の彼はどこか掴み所がない人だと思ったのだ。
逆に此方をからかうような行動をしていたので、危ない人を捕まえたかなと思っていたほどだった。
今とは全く違う印象を持っていた過去の自分にも苦笑を溢した。
- Re: 身体からの関係2〆 ( No.62 )
- 日時: 2019/04/05 01:04
- 名前: 白楼雪 (ID: rc1iwi.s)
>河村瑠依
乗り込んだエレベーターは、静かに上昇して目的の階を目指す。
「他の人達と?…どう違ってた?」
瑠依の言葉に意地の悪い悪戯をするような笑みで問いかけてみる。
その間もエレベーターは上昇し続け、目的の階にて止まり、大きく扉を開いた。
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