大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文スト 太中 (急に終わるかも)
- 日時: 2018/11/29 23:48
- 名前: ハフェズ
文ストの小説、太宰×中也を書こうと思います
主に双黒のお話になります
微エロ注意です(一応)
軽く行為を示唆する表現があるかもしれません
ご注意ください
また、太中苦手という方はご遠慮ください
判断などは自己責任でお願い致します
【2016.3/7 参照1000突破致しました!ありがとうございます!】
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- Re: 文スト 太中 ( No.63 )
- 日時: 2015/12/28 12:51
- 名前: リオ
面白かったです!!!!!!!後完結おめでとうございます!!!!もうほんと太宰さんも中也も可愛すぎて可愛すぎて……しかも森さんまで出てきてもう顔面フィーバーフィーバーです。後日談も楽しみに待ってます!!
読みにくかったらスイマセン(^-^;。文章で表現するのが物凄く苦手なので……
- Re: 文スト 太中 ( No.64 )
- 日時: 2015/12/28 14:30
- 名前: ハフェズ
リオさん
来て下さったのですね!ありがとうございます
フィーバーフィーバーですか笑
楽しんで頂けたようで、光栄です
後日談、頑張って書きますね
全然読み難くなどありませんよ!
リオさんの興奮が直に伝わって来るようで楽しいです♪
またお越し下さい!
- 真夜中のティーパーティー ( No.65 )
- 日時: 2015/12/28 18:06
- 名前: ハフェズ
此処は、ある建物の最上階。
一人の男が肘掛け椅子に腰掛けて
長テーブルの向かいを見詰めて居る。
其処には幼女が一人
フリル付きの可愛らしい洋服を身に纏って
男の顔を凝視して居た。
其の幼女が云う事にはーー。
『 リンタロウ、ケーキたべたい 』
- 真夜中のティーパーティー ( No.66 )
- 日時: 2015/12/29 02:08
- 名前: ハフェズ
《 真夜中のティーパーティー 》〜後日談〜
「け、ケーキ?」
折角彼等の面白い会話を聴く事が出来ると思ったのに、と鴎外は残念そうに耳にして居たイヤホンを外した。張り切って部下に用意させた特注品のライターも、今頃は路上の小石と肩を並べる只のゴミか…。本当に惜しい事をして仕舞ったと、ケーブルを巻き取りながら思った。
そんな鴎外の元へ寄って来ると、其の宝石の様な美しい瞳でガン見して来たのは、鴎外が溺愛する幼女のエリスだ。彼女は男の眼を真っ直ぐに見つめて、何の前触れも無しに「リンタロウ、ケーキたべたい」と言い放った。
鴎外は当然訊き返した。其れが、先程の言葉である。
「ケーキたべたいの」
「でも、エリスちゃん、もうこんな時間だよっ?そろそろ寝ないと健康に…」
「だってねむくないんだもん。それより、ケーキ!」
慌てて諭すも、エリスには全く通じず、彼女は一層「ケーキ、ケーキ」とねだって来るばかりで意味が無い。仕方無く、鴎外は部下に命じてケーキを持って来る様に言った。が、部下の微妙な表情に、真逆…と焦る気持ちが強まった。其の、真逆であった。
大変申し上げ難いのですが…今、丁度、ケーキを全て切らして居りまして…
「無いの…?」
鴎外は殆ど泣く様な口調で訊いた。しかし、何度確かめようが、無いものは無いのであって。
「ごめんよ、エリスちゃんっ!今丁度ケーキが無くって…また明日じゃダメかい?」
「イヤ」
だよね…(泣)
エリスは如何しても今食べたい様子で、いまたべたいの、と頬を膨らませて見せた。
「無いのだよ…どうか明日」
「じゃあリンタロウ買ってきて」
「えぇっ?!」
これには少し愕いて、鴎外は益々困り果てた。い、今から?お店は何時迄開いているのだっけ…?
「流石に、もうお店も閉まっちゃってるよぅ、だから…」
エリスが、プウとほっぺを大きくした。嗚呼、怒って居るエリスちゃんも可愛い、などと思って居る場合ではない。
何故、彼女はこんなにも元気なのだろう。
……あっ、昼間お昼寝したからか…!!
と思い出しては額に手を遣る鴎外であった。
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