大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文スト 太中 (急に終わるかも)
- 日時: 2018/11/29 23:48
- 名前: ハフェズ
文ストの小説、太宰×中也を書こうと思います
主に双黒のお話になります
微エロ注意です(一応)
軽く行為を示唆する表現があるかもしれません
ご注意ください
また、太中苦手という方はご遠慮ください
判断などは自己責任でお願い致します
【2016.3/7 参照1000突破致しました!ありがとうございます!】
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- Re: 文スト 太中 ( No.31 )
- 日時: 2015/12/12 23:41
- 名前: ハフェズ
菊泉さん
返信遅れました。すみません…
テストはどうでしたか?
私も、見ちゃいけない時にどうしても見たくなっちゃいます
逆に、そう言う時ほど見たい衝動に駆られる気がします…
現実から逃げ出したいのでしょうね…きっと
支離滅裂なんかじゃありませんよ!
コメントを下さる事が、
どれほど私の励みになっているか!
いつもお優しい言葉を残して下さり、ありがとうございます
書きたい事が沢山あるんです
当初の予定ではこんな筈ではなかったのですが…
長い小説がお好きと言う事で、安心しています(^_^)
この小説は、長い方なのでしょうか?
よくわかりませんが、菊泉さんにも喜んでいただけるような
お話を書くことが出来ればなぁと思っています
いつでもいらして下さい!
心から歓迎致しますよ\(^o^)/
- お互い ( No.32 )
- 日時: 2015/12/13 21:14
- 名前: ハフェズ
私に解らないのに、中也が答えを知っているなんて厭だった。
何故?君は、マフィアの狗なのに。私が持っていない答えを、その黒手袋の下の白い手は持っていると言うの?この世界に住み、息をして居ながら、光に包まれて私達には到底足を踏み入れる事が出来ぬ筈の世界を、慈悲を、やさしさを、愛を……
もう目を合わしている事も出来ず、私は彼から小川へと目を移した。
私は今どんな顔をしているのだろうか。泣きそうな顔でもしているのかも知れなかった。昼間は、冗談を言う位の明るさは持ち合わせていたのだが、今日みたいな夜は自然とセンチメンタルな気分になりがちだ。月が出ているのも何かの要因だろう。日本人は和歌をしたためていた時代から、月を打ち眺めては物思いに沈んで来た。
ふわり、と風が動くのを肌で感じて、後ろに中也の気配を感じた。首だけ捻って見てみると、急にふっと彼の姿が消えた。と言うのも、私の背後で中也が踞んだ為、背の低い中也は視界から消えて仕舞ったのだった。彼は私の左脚を観察していた。
「中也…?」
呼ぶとチラリと此方に目を遣ったが、又直ぐに脚に戻す。
「っ」
「貫通はしてねぇが…弾掠ってるな」
そう、ズボンの裾を捲り上げながら言うので、私は思わずドキッとさせられた。女性のスカートを突然捲り上げるのと同然の行為だ。
しかし彼は其れから、私の言葉も待たず、何処からかハンケチを取り出してその負傷した左脚に巻き始めた。
帽子に隠れて顔は見えない。けれども私は、嗤っているんじゃないか、と身勝手にも彼を疑って居た。心の何処かで私の事を蔑み、仕様も無い奴だと思っているのかも知れない…。私は急に、己の一番弱い部分を曝け出して仕舞った事を後悔すると共に、恥じた。何もこんな奴の前で弱音を吐くんじゃあなかった、と、もう過ぎて仕舞った己の言動を恨む。悔やみ切れぬ思いは渦を巻いた。
(一旦切ります)
- お互い ( No.33 )
- 日時: 2015/12/13 21:14
- 名前: ハフェズ
「解らねぇ」
ポツリ。彼が呟いた。
「…俺も、解らねぇよ」
「…わからない…?」
その言葉を聴いて、躰が楽になった様な錯覚を味わった。否、本当に、救われた°Cがしたのだ。
「何故手前を助けたのか」
ハンケチを巻き終えても、中也は動かなかった。少し俯き加減に、ポツリポツリと口を開く。
「つい躰が動いちまうんだよなァ…条件反射って言うのか?手前が珍奇な自殺嗜好野郎だって事も忘れて…」
莫迦だな、俺も。そう言って、彼は鼻で笑った。
小川に反射して煌めく月明かりは、二人を誘惑するかの様である。
私は…。何時の間にか、口の端を吊り上げ薄っすらと笑って居た。
「本当…、莫迦だよねぇ」
「…」
「大莫迦者だよ、中也は」
見苦しく喘ぐのは、辞めだ。
「手前が言うな、太宰」
「ふふふふ…」
漸く自分を取り戻して、蔑む様な、将又色っぽくも見える視線を投げ掛ける。
コレだから中也は面白い。弄び甲斐がある、と言うものだ。
古いビルが聳え立つ陰で、一目見えた銀の正体。アレは、そう、ライター≠セ。見間違えようが無い程、彼は特別に愛用していた。
- Re: 文スト 太中 ( No.34 )
- 日時: 2015/12/13 22:42
- 名前: 菊泉
大人小説カキコの中では結構長いほうだと思いますよー
リアルだったらもっと長いのも読んでます!
一番長いのは「エイラ 地上の旅人」シリーズです
ぜひ読んでみてください!ヨーロッパの古代の物語です。面白いですよー
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