大人オリジナル小説
- さよならかったあないふ。
- 日時: 2013/04/19 18:12
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議
初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?
ということで、始まります!
僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。
成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。
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- Re: さよならかったあないふ。 ( No.1 )
- 日時: 2012/10/26 17:39
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議
「また部屋ちらかして!!」
別に、誰か来るわけでもないのに?
「私はパートに行って働いてるのに!!」
俺だって、学校行って友人に愛想笑いして顔面筋肉痛だわ。
「ほら、ランドセル持ってきなさい!!」
じゃあ、アンタもさっさとメイク落としたらどうなの?
「本当、お父さんに似てて嫌になる!!」
結婚して、俺を生んだのが悪い。
「パートの店長、マジウザいんだけど〜」
お前もな。子供の前で悪態つくんじゃねぇよ。
「隼人、絵上手いけど少女漫画みたい。変だよ」
お前がノートの隅にかいてる「マッチョマン」とかいう奴よりマシだろ。
「隼人君、髪の毛きったら?男の子なのに。イケメンが台無しだよ!」
男はロン毛ダメなの?てか、君も女の子らしくない女の子だから、髪の毛切ったほうが似合うよ?
「てか、マジ杏里ウザい。全部あたしに押し付けて!!」
課された仕事はきちんとやれ。その後「すっごく簡単だったよ?杏里ちゃんができないっていうからやったけど。こんな事もできないの?杏里ちゃん、頭はいいんだけどね〜」とかでもいえば?
「隼人君、頭いいしイケメンだしフレンドリーだし女の子みたいで、女子の味方だよね〜」
お前らの味方をした覚えは無い。
でも俺は、
「そうだね。」
って言って微笑む事で、
感情を隠してきた。
いまじゃもう、
隠すどころか、
殺している。
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