大人オリジナル小説

さよならかったあないふ。
日時: 2013/04/19 18:12
名前: 奇妙不可解摩訶不思議

初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?


ということで、始まります!
























僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。

成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。

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Re: さよならかったあないふ。【なんか参照すごい数字に】 ( No.68 )
日時: 2013/03/07 11:47
名前: 奇妙不可解摩訶不思議 ◆gLFgwCEhi.

隼人「38.4…」

学校が学年閉鎖になってすぐ、インフルエンザにかかってしまった。

やっぱあれだなー、昨日「去年かかったから免疫ついてるさはっはっは大丈夫大丈夫」でオーリスト行ったのが悪かったかな…
でもその前ですでに36度超えてたからな…(隼人は平均体温34.8〜35.0)
今日は学年閉鎖2日目。
もっというと、昨日は午後から授業がなかったんだ。
で、オーリストにいったんだけど…

隼人「まさかこんなに上がるなんて…」

母親「そろそろ寝なさい、ちゃんと寝れる?」
隼人「うーん、わかんない」

僕は風邪をひいたときに寝ると、必ず変な夢を見る。
世界がピンクと紫色の正方形…六面体四角柱で。
太い歩道橋にオブジェが飾ってある。
歩道橋のしたはマグマがどろどろ流れているんだけど、そこに向かって順番に飛び降りていく。

(5歳のインフルエンザのときは…僕の前に杏子が飛び降りた。
小2は真菜がいた…小6のときは愛美が飛び降りた。)


(そして、僕が飛び降りたら…)




いやだ、思い出したくない。


隼人「げほっ、げほ」
母親「隼人はもうベッドに入りなさい。アクエリ●スはテーブルに置いておくからね」
隼人「うん、ありがとう」
父親「やっぱり、熱いな。熱は何度だった?」
隼人「38.4」
父親「明日、病院行くからな」
隼人「うん…」

お父さんが僕の顔をなでる。
お父さんも僕と同じで体温が低いから、冷たくて気持ちいい。

父親「さ、早く寝なさい」
母親「なんかあったら携帯で呼びなさいね」
隼人「うん、わかった」

僕は、きっと眠りについた。

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