大人オリジナル小説
- さよならかったあないふ。
- 日時: 2013/04/19 18:12
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議
初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?
ということで、始まります!
僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。
成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101
- Re: さよならかったあないふ。 ( No.7 )
- 日時: 2012/10/27 14:40
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議
隼人(理性)「僕は…」
隼人「…僕が、『僕』の人生を輝かせよう。」
「他の者」なんていらないんだ。
「感情」なんていらないんだ。
理性「ごめんね皆。」
自殺阻止「なっ…」
自殺推薦「おい、何持ってるんだよ!!」
遊んで死ぬ「彼が持ってるのは…何?」
自殺阻止「…権力のナイフ」
自殺推薦「なんだそれ」
自殺阻止「…理性が、感情を動けないようにしたい時使うんだ。あれでさされると…動けなくなって、隼人の心を動かせなくなる」
遊んで死ぬ「なんだ、死なないんでしょ?」
自殺阻「でも、今日のはなんか変だ。いつものものより、ちょっと…迫力があるっていうか」
理性「そう、これは、隼人が成長したときだけにつかう、特別なナイフ。つまりね、これを使うと…」
自殺推薦「まさか…殺すつもりか!?」
理性「ごめんね、幼稚園のときの隼人の感情もこうやって殺してきたんだ」
遊んで死ぬ「そんな…」
理性「でもね、また生まれ変われる。現に、幼稚園の頃僕が殺した感情はこうやってここにいる。そのときは…分裂してなくて、一人だったけど」
自殺阻止「…うん。」
自殺推薦「そうだな、中学校に入ったら、勉強とかにも目を向けなきゃいけないんだよな」
遊んで死ぬ「生まれ変わったときには、僕らも成長してんだよね?」
理性「勿論だよ」
自殺阻止「…じゃあ、『隼人』のために」
自殺推薦「…よし、覚悟を決めたぞ」
遊んで死ぬ「早くしてね、怖いから」
理性「…ごめんね!!」
ザクッ ザクッ ザクッ ザクザクッ
理性「…ハァ、ああ、あ…」
これでいいんだ。
これで隼人は成長してくれる。
感情は生まれ変わって、また作られる。
それまでは、ぼくがこの「隼人」の体を司る。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101