大人オリジナル小説
- さよならかったあないふ。
- 日時: 2013/04/19 18:12
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議
初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?
ということで、始まります!
僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。
成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101
- Re: さよならかったあないふ。【なんか参照すごい数字に】 ( No.69 )
- 日時: 2013/03/07 12:09
- 名前: 奇妙不可解摩訶不思議 ◆gLFgwCEhi.
隼人「…あ」
やっぱり、同じ夢だ。
ちょっと違うけど、限りなく似てる。
いつもは、知らない人もわんさかいて、飛び降りるんだけど。
今回は10,20人くらいしかいない。
隼人「あ、恵!」
恵 「…」
隼人「恵?」
恵 「…」
…あれ?
隼人「違う、これ、オブジェだ」
題名は「無」
隼人「ふーん、よくできてるね」
やっぱり今回も飛び降り台があるけど、強制ってわけでもないみたい。
気が向いたら飛び降りてね、みたいな。
「いやいや誰も飛び降りねーよww」
とか思ってたら、男の人が飛び降り台に向かっていく。
痩せている、目つきがちょっと悪い。
あれは…今村先生?
隼人「先生?」
今村「あ、隼人か」
隼人「…行っちゃうんですか?」
今村「ああ」
隼人「…そうですか」
今村「じゃあな」
そしたら先生は飛び降りて、マグマにのまれて見えなくなった。
隼人「…」
飛び降りるのはまだ嫌だから、オブジェを見て回る。
「なにこれ?」ってなっちゃうような、人間の臓器を可愛く書いて見せたものとか。
人形が書かれた絵画とか。
僕の同級生のオブジェとか。
隼人「へぇ、杏子のオブジェは【Совершенный】…うまくできてるね」
歩道橋のくせに、長い。
それに、マグマがあるのにぜんっぜん熱くなくて、ちょうど涼しいくらい。
隼人「あ、かっこいい!」
左側に飾られてた絵画に目が釘づけになった。
隼人「この人、誰だっけ?」
目が大きくて、睫毛が濃くて長い。
肩まで垂らした銀髪が凛々しい。
隼人「題名…【tokiya】。ああ、あいつか」
今じゃオーリストをやめてった、皮肉野郎。
でも顔立ちは端正だったなぁ…
足を進めるごとに、周りのオブジェが全部人形になってきた。
あれは、千鶴、沙希、篤司…
隼人「あ、端っこが見えてきた」
はじっこには。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101