大人オリジナル小説

さよならかったあないふ。
日時: 2013/04/19 18:12
名前: 奇妙不可解摩訶不思議

初めまして、そうでない方はこんにちは!!
これは、本館で書かせて頂いている「中学一年生のはっぴー毎日」の主人公、隼人君の、昔の暗いお話です。
本館の方のを先に読んだほうが楽しいかな?


ということで、始まります!
























僕の名前は、池町隼人。
小学六年生。

成績は、まぁ、いい方。
友達も、いるような、いないような。

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Re: さよならかったあないふ。 ( No.26 )
日時: 2012/11/14 18:44
名前: 杏里

とある少女Aに許可もらいました。
ちょっと、『中学一年生のはっぴー毎日」の恵視点書きます。

〜恵視点〜

私が彼と出会ったのは、小学生の時だった。
彼はいつも女子と一緒に居て、笑ってて……友達が(1人しか)居ない私には、輝いて見えた。
「……よいしょっ……と」
今は授業中。
それで、私は彼の隣の席。
床に落ちたペンケースを左手で取ろうとしたら、彼の視線を感じた。
そう。彼……池町隼人は……
























私の手首を見ていたんだ。





















私の手首には……傷がある。



















「………それ……」




















彼が、小さい声で呟いた。



















嫌。怖い。怖い………!



















お願い。お願いだから……






その傷のことを、口に出さないで………




















「……あの、さ」





















喋らないで。近づかないで………!!


















キーンコーンカーンコーン



間一髪のところで、チャイムが鳴った。

ほっ。と、息を付く。
「……お前さ……」
池町隼人が、また、口を開く。
「……別のところで話しましょう。ここでは……」
他の人に聞かれる。
ほら。後ろで、聞き耳を立てている輩もいることだし。
「ああ、そうだな」
私は、彼と一緒に教室を出た。


図書室で、彼と向かい合う。
「お前さ、その手首の傷、どうしたんだ?」
仕方ない。彼には……本当の事を話すしか無いみたいね。

「……切ったのよ。自分で」
彼の、ただでさえ大きい目が更に大きくなる。
そりゃあ、驚くよね。
















































「奇遇だな。俺もだ」





























「……………はぁ?」


















待って。
彼も……私と同じ、
『リスカ』をしてるの?




















「本当……なの?」






















「ああ、本当だ」
「どうして?」
「先に、お前の話を聞きたい。陸奥 恵」
「ええ、良いわよ。池町 隼人さん?」





私がリスカを始めたのは、小学5年生の時だった。
親友だと思っていた人の裏切りに合い、死のうと思って切ったんだけど……
結局、死ねなくて、死にたくて、死にたくて……毎日切るようになった。






「…どう?分かってくれた?」
「……ああ」

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