大人二次小説(BLGL・二次15禁)

カゲプロBLr18小説(シンタロー受多)最終更新・カノシン2
日時: 2016/04/19 22:37
名前: 狐

はじめまして!ただいまカゲプロBLに熱をあげている狐と言います!
こんな駄作者のスレなんかにようこそお越しくださりました!
駄作になる確率100%ですが、それでも別に構わないと言う
心のとてつもなく広い方大歓迎です!ヽ(*´∀`)ノ
あと、小説更新はマイペースなスレ主のやる気次第ですから、
亀更新になる事が多々ありますm(_ _)m

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Re: カゲプロBLr18小説(シンタロー受多) ( No.102 )
日時: 2015/11/10 21:21
名前: 狐

闇使いの巫女さん>>ありがとうございます!
           期待に添えるように頑張らせて頂きます!

Re: カゲプロBLr18小説(シンタロー受多) ( No.103 )
日時: 2015/11/10 23:39
名前: 狐

飼い主セト×猫シンタロー

3、

家に着いて直ぐに子猫の体を拭いてやり、
タオルケットに包んで優しく抱きしめてみた
それでもまだ子猫は目を覚まさず、もう6月だというのに
まだ出しっぱなしのストーブを点けた
少しすると、子猫の耳がピクピクと動き始めた
また少しすると、次は尻尾がユラユラ揺れ始めた
温め始めてから十数分程すると、やっと子猫は目を覚ました
「良かった、これで一応大丈夫ッスね」
子猫をストーブから少し離れた所に下ろし、キッチンに向かう
「う〜ん、子猫ってやっぱりミルクッスよね?
牛乳でも良いのかな?
…まぁ、無いよりはマシッスか」
俺は戸棚から鍋を、冷蔵庫から牛乳を取り出し
鍋に牛乳を注ぎ、火にかけた
それを小皿に移し、再び子猫の元に戻った
「ミルクッスよ、飲めるかな?」
そう言って子猫の前に小皿を置いてやると、子猫は少し
疑うような素振りを見せてから凄い勢いで飲み始めた
「やっぱりお腹空いてたんスね…へくしっ!
あ、そういえばまだ濡れたままだった
絶対風邪引いちゃったッスね
まぁ、別に良いかな、どうせ明日休みだし
さ、おいで?今日はもう寝よう
明日ちゃんと大家さんと君の話をしなくちゃね…」
そういい、お腹が一杯になって眠くなった子猫を抱き上げ
寝室へ向かった
まだ片付け終わっていない段ボールの山の中から
一番小さなものを取り、そこにタオルを敷いて子猫を下ろし、
ベッドの横に置いた
俺は今はもうほとんど乾いてしまった服を脱ぎ、タンスから
適当な服を引っ張り出して着替え、そのまま布団に潜り込んだ

Re: カゲプロBLr18小説(シンタロー受多) ( No.104 )
日時: 2015/11/11 20:02
名前: 狐

飼い主セト×猫シンタロー

4、

翌朝、目が覚めるともう10時半をまわっていた
まぁ、今日は休みだし、もうちょっと寝ようかな、と思い
もう一度目を閉じようとすると、ベッドの真横、
ちょうど昨晩子猫を入れた小箱を置いた辺りに
目を疑うようなもの?が居た
それは、見たところ4〜5才くらいの、
赤いジャージを着た男の子だった
しかし、その子には普通ならあるはずのない
猫耳と尻尾がついていた
小箱はその子に蹴り飛ばされたのだろう、
離れた場所に無造作に転がっていた
急いで上体を起こし遠目で確認するが、子猫の姿は何処にもない
一体どこへ行ったのかと慌てて辺りを見回す
が、やはり何処にも見当たらない
すると、隣から「ふぁあぁ…」とまだ眠そうな欠伸が聞こえた
男の子も目が覚めたようで、寝ぼけ眼でこちらをじっと見つめると、
甘えるように抱きついてきた
「え、えっ…?ち、ちょっと待って!
君、誰なんスか?名前は?」
「な、まえ?」
「そう、名前を教えて?」
「俺、如月シンタロー…」
「じゃあシンタローくん?君は何処から来たの?」
「…分かんない」
「え!じゃあ、何で俺の家に居るんスか?」
「?
何でって、昨日あんたが拾ってくれたからだけど…」
・・・・・
「え?」
「え?」
目の前の彼は、一体何なんだとでも言うように、
ブンブンと尻尾を強く振り回す
「と、ととととと言うことは、もしかして
君は昨日拾ったあの子猫…?」
「だからそう言ってるだろ」
嘘ぉぉぉぉぉっっ!!!
だ、だって昨日は両手に収まる程小さな子猫だったし!
人型じゃなかったし!人語喋らなかったし!
そもそも猫だったからまず服なんて着てなかったし!!
え?!本当にもう一体全体何がどうなって…!
一人勝手に脳内で色々と屁理屈を並べていると、
ぐるきゅるるるるる…
「え、い、いや!//べ、別にお腹空いたって訳じゃっ…/////」
途端、さっきまで考えていたことが急に馬鹿らしく思えてきて
つい笑ってしまった
「ははっ、別に恥ずかしがることないッスよ
おいで?何か作ってあげるッスから」
「え、良いのか?!」
目を輝かせながらに聞いてくるこの子が、とても可愛く思える
「全然良いッスよ!さ、早くおいで!」
「うん!」

な、長ぇよ…

Re: カゲプロBLr18小説(シンタロー受多) ( No.105 )
日時: 2015/11/12 21:13
名前: 狐

飼い主セト×猫シンタロー

5、

さて、何か作ると言っても、一体何を作ればいいんだか…
見た目は一応人?だから人間の食べ物でも大丈夫だろう
「何が食べたいッスか?」
「旨いものなら何でもいい!」
即答ッスか…
子供だし、小さい子が好きそうなものでも…あっ
思い付いてから二十数分
「はい、召し上がれ」
目の前に出したのは皿に綺麗に盛り付けたオムライス
シンタローくんは先程よりも更に目を輝かせ、
口からは涎が止まることを知らないように垂れていた
「ほ、本当に食べていいのか?」
「うん、そうッスよ
ほら、早く食べないと冷めちゃうッスよ?」
「いただきます!」
猫だから猫舌なのか、熱さに苦戦しながらも
どんどん食べ進めていく
彼は本当に可愛くて、つい見入ってしまう
すると、視線に気付いたのか食べるのを一旦止め、
俺の方に顔を向けた
「何だ?顔に何か付いてるのか?」
よく見ると、本当にご飯粒やケチャップが付いていた
「え、あ、うん
付いてるッスよ」
そういって、彼の顔に付いているものを親指で拭い取り、食べた
すると、みるみるうちに顔は真っ赤になり、
そのまま俺を睨みつけてくる
その姿にすらキュンときて、俺は決心した
シンタローくんを抱きしめる
「は?!//ちょっ、止めろよ!!/////」
「君は絶対俺が飼うッス!
これからよろしくッス、シンタローくん♪」

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