大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.35 )
日時: 2012/03/18 14:38
名前: おかゆ



「・・・じゃなー」
「あー・・うん。じゃぁ」

そしてさらに数分後、私達は帰ることにした。

「・・・・・なぁ、」


廊下を歩いている時、伊藤に呼び止められた。

「――・・俺たち、友達になることって出来ないのかな」

珍しく真剣な顔で言うので私は戸惑った。


「・・・・わかんないよ」


私は小さくつぶやく。


「・・・・でも・・まだ、無理」


私は思ったことを口にした。

「・・・・だよなー・・俺も今は無理だ」



彼の言いたいことがよく分からない。


「俺も・・・まだだなー・・」


彼は自分に言い聞かせるように言った。

「――・・俺もまだ早い」
「・・・・、」



***


――・・ありがとう


「・・・・・、」


伊藤にお礼を言った。すると一瞬驚いた顔をしてそれから、


綺麗に笑った。



「理紗・・・、」

いつものように一人で帰る。
誰もいない静寂な空気の中で小さく親友の名前をつぶやく。


「・・・・・っ、」


右目だけが涙を流した。


「・・・・、理紗」

もう一度。今度はもう少し大きな声で。


「・・・あ、」

やっぱり右目だけが涙を流した。



****



「聞いた?」
「あー、あれでしょ?」
「そうそう、市川さんのやつ」
「怖いよねー、本当かなー?」


次の日の朝、教室では異常な空気に包まれていた。

――・・私の噂。


本能的に私はその噂に耳を傾ける。



「―・・なんでも、西トイレで麗華達を殴ったらしいよ?」
「えーっ!嘘でしょ!?」
「しかも麗華達は何もやってないって。無抵抗な人間にホースで水かけたりしたんだって!!」
「うわー!市川さんやるねぇ」


・・・・・確かにモップで色々やったかもしれないけど、今の話は麗華達がやったことなんだけど・・



・・・と、そんなことは言わず一人で机にふせていた。





――・・今日は何もない。

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