大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.109 )
日時: 2013/01/01 20:43
名前: おかゆ



「は・・・?」

一瞬思考が停止した。それは多分伊藤も同じだと思う。

「やっぱ部には顧問は付き物だと思うんよ。だから俺が顧問になればさ・・ね?」

「いや!!ね?っじゃないっすよ!!何言ってんすか!!!」
「そーですよ!!!それに顧問って言ったってこんな今とってつけたような部活通るわけないじゃないですか!!!」
「いや、俺も通る分けないと思っとる」
「・・・・・・?じゃぁなんで・・・」


「なんかおもしろそーじゃんか!!秘密基地みたいでさ!!」


『・・・・・・・は?』


二人の声がそろった。


「いーよな秘密基地!!俺も小さいころ作ったりしたわぁ」
「え、ちょっと、何言って、」
「居場所かぁ・・俺も欲しいなぁ・・」
「もうあんた帰ってくださいよ」
「だめか?」
「だめです」



先生がギャーギャー騒ぐのを二人がかりで抑える。


「お前らがどんだけ止めようと俺はかまわない!!だが俺はあきらめずにここへ来るからな!!」


やたら大きな動作で私たちに訴えかけ、資料室の扉に手をかける。


「さっさと漫研行っとけ」
「おーおー、お前らも帰れよ」
「・・聞こえてたんですね」

伊藤が申し訳なさそうに笑った。



「んじゃ」




―――・・バタン・・



「・・・・なんなんだよあの変態」
「知らない」
「あの人が俺らのコレを言うとは思わないけど・・」
「どっちにしろまた来るんじゃない?」
「だよなー・・てか市川すっげー他人事・・」
「他人事じゃないよ・・ここがなくなるのは嫌」


その辺にあった漫画を手に取りパラパラめくった。



「・・・・・ふーん?」
「あんたがいなくなってくれるのはすっごく嬉しいけどね」
「またひどいなー」


伊藤が軽く笑ってそして。






少し寂しそうな顔をした。





「・・・・・ぁ」


軽く声を漏らす。



「・・・・・・・ごめん」



気付いたときにはもう遅かった。



あぁ、なんでこんなにも思ってないこと、口に出して。





「まぁ・・・気長に待つよ」



お前と友達になれるのを。




なんていってくれた伊藤にまた申し訳なって。











(心の中で何度もごめんと呟いた)

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