大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.29 )
日時: 2012/03/14 22:42
名前: おかゆ

  
       それは私が中学生の頃の話。


「―瑠璃!!」
「・・理紗」

山田理紗は中学のときに知り合った親友だった。

理紗は私と正反対な性格だけど仲良くなるのに時間はかからなかった。
人付き合いが面倒だといった私をいつも理紗は気遣ってくれた。

理紗は可愛かった。そのうえ優しくて私はそんな理紗が大好きだった。
でも理紗は少し消極的で言いたいことがはっきり言えない。

そのためよく女子達にきつく言われたりもした。

そのたびに心配する私を理紗は『大丈夫』と綺麗な顔で笑う。

―・・でも日に日に理紗を悪く思う奴らがするいじめがエスカレートしていった。

体操服が捨てられ、カバンの中はチョークの粉で汚され、少し油断をしているとノートは使えないくらいの落書き。

そのたびに理紗は悲しそうな顔をするが私が聞くと『大丈夫』と笑顔で返す。
その繰り返し。


でもそんなある日。


『瑠璃、』

『理紗が呼んでたよ』

名前も知らない女子からそういわれた。

「・・・どこ?」




本当は、



『―・・音楽室だったような』





なんとなくわかっていたんだ。






「・・わかった」




これが嘘だって事。



「音楽室ね、」




理紗は音楽室にいない。





「・・・すぐいくよ」




怖くて仕方なかった。






「・・・・・・・ありがとう、」








・・笑えるでしょ?











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