大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.110 )
日時: 2013/01/09 18:54
名前: おかゆ


Another...


昔のお話。

昔といっても彼にとっては昔ではないし、実際そこまで昔の話でもない。

だけどふと、時々ずいぶん昔のように感じて、
最近のようにも感じて。

そんな、不思議なお話し。

彼には親友がいた。

だけど親友は交通事故で死んでしまった。


彼はその親友を一度拒絶してしまった。

謝れもしないで逝ってしまった親友。彼はひどく後悔した。


そんな彼はとあるサイトを見つけた。


それはチャットのようなもの。

顔も名前も知らない人たちがいろんな話しをして、楽しく過ごす場所。
なぜだか彼は惹かれていきサイトに登録した。



「名前・・か」

チャットをする際の名前。


「・・・・・・、」


忘れられない。

俺は最低なことをしてしまった。


忘れることなんて絶対にないけれど、


せめて、いつもの自分自身にけじめをつけるため。






彼の親友――・・『しゅう』を文字って『ゆーし』と登録した。





「しゅうでゆーし・・なんか無理やりだな・・」


そう一人で笑いながら――。





彼がチャットをしていく中でいろんな人に出会った。
その中で特に仲良くなった二人がいた。





『心』と名乗る男性と『ひまわり』と名乗る女性。


なぜかとても落ち着き楽しかった。

自分でいられるような気がした。



そしてある日一人の『少女』と出会う。


彼女は自分の殻に閉じこもり、人を怖がり、信用しないくせに人一倍、人間に興味を持っている。
時々別の人格が入れ替わり、泣き、怒り、笑い。


だんだんいろんな表情が見えてくるのがうれしくて。

もっと仲良くなりたいと思った。



こうしてどんどん傷は癒えていき、居場所と呼べるところもできた。






そして今日も彼はその『居場所』へと足を運ぶ。

はじめは拒絶していた彼女も今は何も言わなくなった。




「お、市川じゃん」
「何その言い方」




少しは仲良くなれただろうか。




「いや、まさかいるとは思わなかったし?」
「私は学校が終わったらいつもいるじゃん。ほかに行くとこないし。今さら?」


笑いながら聞いてくる少女。


「まぁそうだな」

そして彼も笑う。



彼が少女に友情じゃない気持ちを抱くのは果たして―――・・


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