大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

1.>>1    2.>>2    3.>>3    4.>>4
5.>>5    6.>>6    7.>>7    8.>>10
9.>>11   10.>>12     11.>>16    12.>>19
13.>>20   14.>>21     15.>>22   16.>>23
17.>>24  18.>>25    19.>>26   20.>>27
21.>>28   22.>>29   23.>>30   24.>>31 
25.>>34   26.>>35   27.>>36   28.>>37
29.>>38   30.>>39   31.>>40   32.>>41
33.>>42   34.>>43   35.>>44   36.>>47
37.>>48   38.>>51   39.>>52   40.>>53
41.>>54   42.>>55   43.>>56   44.>>57
45.>>58  46.>>61   47.>>62  48.>>63
49.>>64   50.>>65  51.>>66   52.>>67




2012.0219

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163



Re: Re:愛してる ( No.101 )
日時: 2012/11/08 21:43
名前: おかゆ



「・・・・代わりの先生ってことですか?」
「いやだーかーらー、何度も言わせんなしぃー。そうやってゆーとるがや」

軽く笑い飛ばしながらその先生は皆に席につくように促した。

「じゃ、もうじきチャイムも鳴ることだし。早めにやっといてもええやろ。やろかー」

そういって先生は日誌などにいろいろと書き込み、そして深呼吸をした。


「・・・・で、今さっきの話。本当なんか?」


一気に空気が変わる。ビリビリとした、威圧感のある――・・


「・・・・誰でもいい。はよ」

口元は軽く笑っているが目は笑っていない。


「えーっと、誰だっけ・・市川ー・・だっけな?」

そして皆の目が一気に私のほうへ向かう。

「・・・・おぉ、お前が市川か。名前は・・・・・瑠璃、ねぇ。ええ名前やん」
「・・・・どうも」
「お前、その、あれだ。まぁ俗に言う援助交際っつーのをやってたりしてたのか」

先生の目が私の目を捕らえて離さない。

てか、なんてデリカシーのない質問を皆の前で言うのか。
こういうものは職員室とか、生徒がいないところで――・・


そこまで考えて、やめた。

どっちにしろ私はやってないんだから。
どうどうといえばいいじゃないか。



「――・・やってませんよ」



嗚呼先生どうか、どうか助けて。


そして先生の目をじっと見る。

やがてその目がふっとやわらかいものに感じた。


「・・・そうか」


そして目が、私からクラス中にむいた。



「つーわけで、市川はやっていないと言ってるのでやってない!!」


『え』


皆の声が重なった。


そんなんで信じたら私は苦労しないっつの。


「だから今後一切このよーな噂を流さないこと。市川以外の人間も同じな。最低な噂流すなよー。もし流したら」


また教室の空気が変わった。


「―――生徒指導じゃ、すまさんからなぁ」


声色が変わる。



声が、マジだった。







(これはまたすごい人が現れたのかもしれない)

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。