大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.80 )
日時: 2012/08/07 00:47
名前: おかゆ




  ふわり。


ねぇねぇ、あのね、いいお話。

昔のお話なんだけど。

とっても切ない優しいお話しの、その後の話。


――――――
―――――――――
―――――――――――――・・



「・・・・・瑠璃」

いつの間にか眠っていた私を優しく起こしてくれた理紗。


「もう、学校終わったの?」
「もうって、私が来てから30分は寝てたよ?」


寝すぎといって笑う理紗が変わってなくて思わず抱きしめた。


「えっ!?ちょっと、瑠璃・・?」
「ごめんね、理紗」


理紗に会う前、眠ってしまう前、始めに何を言おうか考えていた。

考えて、考えて、考えた結果こんな言葉しか出てこなかったけど。
それでもまだたりない。こんなんじゃ、まだ。



「・・・・・最近どう?」
「え?んー・・すっごく楽しいよ。皆明るくて楽しい子ばかりだし・・」


違う。


そんなのが聞きたかったわけじゃない。

本当は不安なんでしょう?
ほら、そう言って右手の甲をさすってる。嘘をつくときによくやるクセ。



「・・・・・・そういえばさ!!私最近手芸にはまったんだー」
「へぇー・・どんな物作るの?」
「ちっちゃい小物とか人形とか」
「すごいね・・・今度見せてよ」



無理に話題を変えても会話が続かない。


「いつぶりだろうね・・よくここで遊んだ記憶があるなぁ」
「そうだねー」


本当は話したいことなんて山ほどあるのに。
でも私達が話さないのは多分、


あの日のことを触れたくなかったから――・・。

でも進まなきゃいけない。もう逃げちゃダメだから。



「「あのさ、」」



同時。2人が声を出した。



―――――
――――――――
――――――――――――


ふわり、ふわり。



すれ違いばかり起こした少女達の、その後のお話。

あれれ?その後のお話が白紙だよ。



『ねぇ瑠璃これ今の私達みたいだね?』


どこかで懐かしい友人の声。


本当だね、似ているね。と少女は思う。

そして、



蚊の鳴くような声で呟いたんだ。

(じゃぁこの続きは今から起こる出来事なのかな、)

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