大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.141 )
日時: 2013/08/18 21:30
名前: おかゆ



12月24日。


うだうだ悩んでいるうちに当日になってしまい、待ち合わせの場所に来てしまった。

今回のカラオケは一応全員誘ったのだが、予定が合わなかったりで結局半分以下の人数になった。

「・・・・・あ、瑠璃!」

先に麗華は来ていたみたいで、私を見つけると小走りで私の元に来た。

「よかった来るかどうか心配してたんだぁ・・伊藤とは会おうとしてたのに友達の私とは会ってくれないのかなって思ってたの」

「・・・・・・・」


皮肉めいた言葉に若干の苛立ちを覚えながらも私は笑顔で答えた。

「別に24日にどうしても伊藤と過ごしたいという願いを邪魔するわけにはいかないからね。別に用っていっても特別なことじゃないし」


今度は麗華がイラつく番。口ものとを引くつかせながらもニコリと笑った。

「覚えとけよ」


どす黒い感情をむき出しにして私に言う言葉は呪いのようで。


麗華となるべくトラブルを起こさないようにという約束をそうそうに破ることになりそうだと申し訳なくなった。


*    *    *    *



「「「メリークリスマス!!!」」」


乾杯の代わりに皆が声をそろえてジュースを上に持ち上げた。


「て言ってもまだイブだけどなー」

「こーゆーのは雰囲気だよ!!」

「まぁ今日は盛り上がるベー」



なんて楽しそうな声。


そしてなんてアウェーな状況なんでしょう。


時々思い出したかのように私のことを視界にいれ、不思議そうな顔をする。

最近になって分かったことは、私は嫌われてるんじゃなくて怖がられていること。
皆が私のことを探っていること。


「じゃぁ皆好きに曲入れてー!」


なんて麗華が機会を持ちながら楽しそうに話す。


皆が曲を好きに入れてまわしてるうちに私のところまで来た。


「えっ・・・・と・・・市川さん・・・は・・・いれ、ます・・・か?」


別に敬語で話さなくても・・


私は「いい」と短く返すとその子(男子なんだけど)は「そう・・ですか・・」と小さく言って次の人に渡した。



「なーんか感じ悪くない?」
「だよねー」


聞こえるか聞こえないかくらいの音量でそんな会話が聞こえた。


さすがに断り方がまずかったのか。

なんて思いながらも順番は進んでいって時間も過ぎて行った。


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