大人オリジナル小説

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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Re: Re:愛してる ( No.22 )
日時: 2012/03/10 13:38
名前: おかゆ



「じゃぁもうそろそろお開きにしますか」
「しますかって・・別にあんたが帰りたいときに帰ればいいよ。あ、くれぐれもここのこととか絶対にばらさないでね」
「ばらさないよ」
「ん。じゃぁ」
「・・・・なぁ」

伊藤がドアに手をかけようとした瞬間、彼は私にある質問を投げかけた。


「・・・お前、一人で寂しくないのか?」


それはあまりにも単純で、そして私にとってどうでもいい質問。


「・・・別に」
「そ」


そして一瞬むこうが寂しそうな顔をして、ドアをゆっくりと開けた。


キィ・・となんともいえない音が心地よく感じる。


「・・・・今さらだよ。『寂しい』なんて」



その言葉は静寂な空気の中にとけていった。




次の日。



いつものように麗華たちに冷やかしの目を受け、机の上にある雑巾を元の位置に戻し、机の中にあった紙切れを何事もなかったかのようにゴミ箱へ捨てた。

きっと紙には『死ね』とか書いてあったんだろう。

いちいち相手にしてたら思う壺だ。


麗華たちは面白くなさそうな顔をしてからまた自分達の話に花を咲かせていた。


するとメールが来ていた。


「・・・は?」

差出人はあろうことか伊藤。


私は思わず伊藤のほうを見てしまった。
だって彼は今学校にいるから。


そして伊藤と目が合う。




『今日もお疲れ様』



この一言だけだった。



「・・・まだ始まったばかりだけど」


メールの内容に突っ込みながら私はよく分からない感情を抱く。





・・・・・この気持ちはなんだろう。


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