大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文スト CP色々 のんびり更新 R-18 太中なう。
日時: 2017/12/21 18:39
名前: 沙蓮

初めまして!紗蓮です、よろしくお願いします!
ここでは文ストの二次小説を書いていこうと思います。
初心者ですので駄作ばかりですが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです!
注意事項は下をお読みください。

〜注意事項〜
・CPは色々です。特には決めておりません。とか言ってるけど太中多いです…
(太中、中太、福乱…などなど。)
・BLが多いですが、NLもあります。
(芥樋、立銀など)
・R-18めっちゃ入ってます。無いのもあります。
・文スト特有の漢字が上手く使えません。
・更新が遅いです。

その他、CPやR-18否かなどは小説の最初にお知らせしたいと思います。

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Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.107 )
日時: 2017/04/04 20:36
名前: 紗蓮

続き。

太宰が初めて中也に戦闘訓練を頼んできたのは1年程前のことだ。

『悔しいけれど君はこのポートマフィア内で随一の体術使いだ。
だから、私に、訓練をしてくれないか?』

そう言った太宰の悔しそうな顔を中也は忘れない。太宰に認められたことがとても嬉しかったのだ。
太宰は、何時も飄々としていて余裕ぶっていて、天才とは呼ばれているが
しかし誰よりも努力しているのを中也は知っている。
太宰が何故ピッキングが上手いか?あらゆる形の鍵を集め、必死で練習していたからだ。
何故戦略を上手く考えられるのか?様々な本を読み、数少ない自分より上の頭脳を持つ
人間と話し込む、などしているからだ。人脈が広いのも、知識が豊富なのも、
話術が長けているのも、全て太宰が1人で努力し続けているからだ。
更にこれから、物理的にも強くあるべく、体術も身につけようとしている。
中也も、資本の体はストレッチ、筋トレ、自主練などで努力しているつもりだが
ここまであらゆるジャンルでの努力はしていない。
加えて太宰は幹部、仕事も山のようにある筈なのに。
幾らサボっているとはいえ、サボるのは自分でなくても出来る仕事のみだ。
頭に入れておかなくてはならない情報、自分しかできない仕事などは全てきちんとこなしている。
中也はそんな太宰の努力を知ってからは態度を変えようかとも思ったが、
しかし太宰は変なところで気を遣われるのを嫌う為、中也は今迄通り、
『嫌いな』相棒として接している。まあ、本能的な問題で太宰が嫌いなことは事実なのだ。
…でも。その時から、確かに太宰は嫌いだが、中也の中で尊敬する人物にもなっていったのだった。


今日はおしまい。会話文なくて、読み辛かったでしょうが…すみません!
この世界の太宰さんがどれだけ頑張ってるかっていうのを書きたかったんです!
次からはちゃんとストーリー進めます。

Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.108 )
日時: 2017/04/08 21:56
名前: 紗蓮

前回よりかなり空けてしまいまして申し訳ありません…
これからリアルもかなり忙しくなってまいりまして、このように空けてしまうことが
あるかもしれませんが頑張りますのでよろしくお願いします。

でわ!つづきです!

そして2日後。


中也は太宰と約束した時間の10分程前に地下訓練場に行った。
太宰は未だ来て居らず、中也は軽いストレッチなどをして太宰を待った。
そして5分前。どうせ遅れて来るだろうという中也の予想を見事に裏切って、太宰がやってきた。

「中也!待った?」

「いや、俺も先刻来た所だ。珍しいな、手前が時間守るなんて。」

「ま、まあ、一応、教わる立場だからね…////」

そんなことを言いつつ太宰も軽く体を動かし始める。

「んじゃ、先ず何時も通り筋トレからな。」

「うぇ…何時も思うけど、中也の訓練って結構えげつないよねぇ…」

中也の訓練(自主練もそうだが)は、結構ハードだ。
筋トレ→体術練習→筋トレ→ストレッチ、と最初と最後に筋トレをつける。
太宰は初め、最初に筋トレをする意味はあるのか、唯疲れるだけじゃないかと思っていたが、
中也によると、筋トレをするのとしないのではかなり違いがあるらしい。
其の後の筋肉痛が違うとかなんとか。太宰は体術のことに関してはよくわからないので、
痛いのは嫌だし素直に筋トレを頑張っている。もとより、努力は出来る方なのだ。

「う〜…ここんとこ体あんまり動かして無かったからなぁ…キツイや…」

1セット目が終わり、1分の休憩を挟む所で太宰が言う。
対する中也は未だ余裕とでも言いたげにけろっとしている。

「ちゅ〜や〜…何で君はそんなに平気なのさ…私よりキツイメニューやってるのに。」

「まあ小さい頃から鍛えてるからなァ?俺は会議室に閉じこもってお話してるより
コッチの方が性に合うからな。この方が楽だ。」

「え〜、絶対会議の方がラクだよぉ…」

筋トレは、腹筋50回、背筋50回、腕立て(中也は指立て)30回、懸垂30秒を1セットとし、
それを5セットとかなりハードだ。このおかげでヒョロヒョロしていた太宰もかなり筋肉がついた。

そして5セット終了後。

「うぇ〜も〜ダメ〜」

「何言ってんだよこっからだろ?ホラ、立て!!」

「あ〜中也のスパルタぁ……」


ちょっと切りが悪いですが昨日徹夜で今めっちゃ眠いので今日はここまで!
これ以上書いたら何やらかすかわからない…

Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.109 )
日時: 2017/04/11 20:26
名前: 紗蓮

遅くなりました、続きです!

筋トレが終わり、少し休憩を挟む。その後は、体術練習だ。

「いいか?次々攻撃してくるような奴には一回でいいから反撃をするんだ。
そうすりゃァ相手は少なからず驚いて隙が出来る。手前なら相手が異能力者でも構わず
突っ込んでいけるだろ?其れを利用すんだ。じゃ、いくぞ!!」

中也が太宰に殴ったり蹴ったりして次々に攻撃を仕掛ける。其れを太宰はスッと避けつつ
殴りこんできた中也の手をとって鳩尾を殴った。

「くッ…」

腹筋に力を入れていても鳩尾は弱いもので中也は少し声を上げるが、
その侭太宰に回し蹴りを決める。

「つっ……!!」

太宰は寸前に腕を出しガードするが、耐えきれず後ろにとばされる。

「…おい、大丈夫か?」

「…うん。相変わらず馬鹿力だね…もう一寸加減してくれ給えよ。」

「これでも加減してるっつーの。こういう直ぐに攻撃してくるような
奴の時は背後に回れ。そしたら大きな攻撃はされねェ。」

「…背後ね、わかった。」

「じゃあ、先刻と全く同じ動きでいくからな。」

また中也は先刻と同じく攻撃をしていく。そして太宰も先刻と同じように鳩尾を殴り、
中也が回し蹴りをしようとしている足_____つまり左足の方に回りこんで背後を取る。
回し蹴りを外したことでバランスを崩した中也を無理矢理引き寄せ、
ナイフに見立てた右手を中也の喉元に突き出した。

「………。」

「…よく出来たじゃねェか。」

そう言って中也は太宰から離れようとする。だがそれを太宰は止めた。

「一寸待って。動かないで?」

そして右手を下ろし軽く動きながらブツブツ言う太宰。

「ねえ中也、この時って今みたいにナイフの方が良いと思う?銃の方が良いかな?」

「あ〜…」

中也も動きをシュミレーションしてみる。自分だったら、何方がより動きにくいか。

「そうだな、生け捕りにする奴とか、殺しちゃ駄目な奴以外は銃の方が良いかもしれねェ。
銃なら相手が少しでも動いたら直ぐ殺せるしな。太宰、先刻みたいに手出してみろよ。」

そう言われて太宰が手を出す。すると中也は体を一気に後ろに引いた。
太宰も押されて下がる。と、一瞬のうちに中也が右手を大きく振りかぶり、
その反動で太宰の方を向く。右手は太宰に当たった。
そして其の侭中也は蹴りを出す_____素振りを見せた。

「ナイフだと、こうやって反撃される可能性もあるからな。
今の、右手にナイフ持ってたら死んでただろ?」

「うん。そうだね。若しくはナイフなら直ぐに切る…かな。」

と、そんなことを暫くやり、筋トレ、ストレッチをしてその日は練習を終えた。


今日はここまでです!次回、オマケをちょっとつけて終わり…かな?

Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.110 )
日時: 2017/04/13 20:31
名前: 紗蓮

続きです!


「う〜…疲れた…コレ絶対明日筋肉痛になるやつだよ…よし!筋肉痛を口実に仕事休もう!」

「ふざけんな仕事はやれ!サボったら次から訓練つけねェからな!」

「ええ〜… …疲れたよ中也。」

中也は、太宰の様子が何時もと違うことに気づいた。此れはマジで、結構キテるやつだ。

「おう。」

「忙しいのだよ毎日。もう疲れた…休みたい、…死にたい。」

普段滅多に愚痴を吐かない太宰が次々と弱音を吐く。
こういう時、太宰はとても年相応の行動を取るのだ。

「頑張ってるもんな、太宰。」

中也も太宰も何時も喧嘩ばかりだが、相棒が辛いときは優しくなる。
お互い何を考えているかわかるので、如何いうことをして欲しいのかもわかるのだ。

「疲れた…」

「おう。幹部だもんな…そりゃ忙しいよな…お疲れ。」

「………。」

「わかってるよ、お前が頑張って努力してるの。疲れたよな。」

太宰は其の侭暫く中也の胸に顔を埋めていたが、やがて顔を上げて言った。

「ありがとう。大分楽になったよ。」

「おう。…じゃ、俺は戻るからな?無理し過ぎずに、頑張れよ?」

「…ん。」


頑張る太宰さんと支える中也さんのお話。


本当はオマケもつけようと思ったんですが、なんか長くなりそうなので
明日にしようと思います。短くてすみません!

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