大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 太中なう。
- 日時: 2017/12/21 18:39
- 名前: 沙蓮
初めまして!紗蓮です、よろしくお願いします!
ここでは文ストの二次小説を書いていこうと思います。
初心者ですので駄作ばかりですが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです!
注意事項は下をお読みください。
〜注意事項〜
・CPは色々です。特には決めておりません。とか言ってるけど太中多いです…
(太中、中太、福乱…などなど。)
・BLが多いですが、NLもあります。
(芥樋、立銀など)
・R-18めっちゃ入ってます。無いのもあります。
・文スト特有の漢字が上手く使えません。
・更新が遅いです。
その他、CPやR-18否かなどは小説の最初にお知らせしたいと思います。
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- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.51 )
- 日時: 2017/01/18 20:56
- 名前: 紗蓮
続きです!(太宰さん視点です。)
中也が今日遠方の任務から帰ってくると聞いて、私は中也に会いにマフィアのビルへと向かった。
何を話そうか決めて無いけれど、もう二度と会えないかもしれない彼に
会わなければならないと思って。
途中の路地で、中也と出会した。これが最後だと思うと、何故か泣きそうで、
でも中也の前で泣くなんて嫌だったから、なんとか我慢した。
「太宰…?」
中也の言葉に顔を上げる。なにか言おうとしたけれど、一言でも話したら泣いてしまいそうで、
「中也。」
そう言って、笑うのが精一杯だった。上手く笑えてないだろうけど、仕方ない。
私が何時もと違うと気付いたのだろう、驚くような中也の顔を目に刻みつける。忘れないように。
そして、これ以上はダメそうだったから、早足で中也の横を通り過ぎた。
「……っ、」
「………。」
中也が動く気配がする。振り向いたのだろう。背中を向けて、私は歩き出した。
涙で視界が滲んで、よく見えない。此の涙が落ちて気付かれてしまう迄に、早く行かなきゃ。
振り向いて中也に余計なコトを言わない内に。
「行くな!行くなよ!!……なぁ…。」
中也も何か感じたのだろう、必死で叫んでくる。ごめんね、中也。さよなら。
「……太宰。」
中也がつぶやいた言葉が、やけに耳に残った。
急いでセーフハウスの1つに行く。部屋に1人になると、堪えていた涙が溢れ出した。
私は、幸せ過ぎたんだよ。友人もいて、相棒と云う名の恋人も居て。恵まれ過ぎたんだ。
だって私達はマフィアだから。普通に幸せになっていい筈が無い。
幸せ過ぎるのは、嫌い。そうやって心に無理に蓋をした。
若しマフィアを抜けなかったら。手放すことの無かったかもしれない、幸せな、理想の未来。
取り戻すことの出来ぬ、願い。
君と、ずっと一緒に居られたら_____……
今日は終わりです。また明日更新します!
- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.52 )
- 日時: 2017/01/19 20:33
- 名前: 紗蓮
Happy Birth Day to 森鴎外!!
森さんお誕生日おめでとうございます!今日は森さんの誕生日らしいです。
ポートマフィアがお祝いする小説を書いたのですが、今続きものの途中なので
終わり次第更新したいと思います!勿論、後日談も忘れてませんよ!
それでは、続きを更新!
中也side
太宰がマフィアから居なくなったと聞いて、何故か納得してる自分がいた。
これであの時の様子にも説明がつくと。仕方ない、そうやって気持ちを押さえ付けようとした。
悲しみを消したくて、其の晩とっておきのワインを開けた。そうだ、俺は置いてかれたのだ。
秘蔵の酒は、確かに美味かったけれど、胸がとても痛かった。
「〜〜っ、」
酒のせいか、漸く泣くことができた。なんでだよ、なんでおいてったんだよ…
太宰。好きだった。
太宰が消えてから二週間は、必死で奴を探した。俺しか知らないセーフハウスも、全て。
だけど、部屋は確かにあったものの、家具等は必要最低限のものしかなくて、
太宰が居たという証拠が全て無くなっていた。
二週間探しても見つからなかったら、諦めようと思っていた。
そして今日、二週間目。俺は一番最後にまわしていたセーフハウスの前にいた。
太宰side
私の記録を消すのは、2年間誰にも見つからず隠れている必要があった。
なので私は、故郷である北の方に行くことにした。
私がマフィアに居たという証拠が無くなるように、セーフハウスの家具は
最低限のものしか残さなかった。
そして今日、私がマフィアを抜けてから丁度二週間。明日には向こうに行く予定だ。
私は最後の部屋へ入っていった。
此処は、よく中也と一緒に過ごした部屋。2人だと狭く感じたのに、今ではとても空虚で広く感じる、
ワンルーム。此処にいると中也のことを思い出してしまって辛い。
心の隙間を広げていくようだ。
中也と喧嘩している時はすごく短く思えるのに、1人だととてつもなく長く感じる一分一秒。
この時間、君と過ごせたら、と。願うことさえ、許されない世界なのだろうか。
今はもう、たった一つの嘘でさえも君を泣かせてしまうから。
気がつくと私は、玄関のドアに寄りかかって座りこんでいた。
数え切れない程、罪を重ねてきた。人殺し、違法取引、未成年飲酒、拷問…
軍警に捕まれば、間違いなく死刑だろう。でも、屹度、一番の罪は、君に触れ、ほんの一瞬でも、
「君の隣で、生きようとしたことかな…」
いつの間にか涙が頬を伝っていった。
君は、マフィアに居ながら、すごく素直な性格だった。まだ汚れてない君に
人間失格の私が触れること等、あってはいけなかったんだろう。
ねぇ、神様……?
今を一つ拾う度、過去を一つ捨てるような、有限の記憶と時間の中、
ほんの少し君と一緒に居た私の存在など、居座っていた私など、屹度君の記憶から直ぐに、
………消える。
「っ、ああ…!」
防音の此の部屋は、声を上げて泣いても気付かれないだろう。
「あああ… ちゅ、やぁっ…!!」
もう、二度と、戻れないんだね。君の隣には。此処は、何処なの?
私の新たな道への始まりか、それとも君との終わりか_________
今日はここまでです!明日で完結するかな…?
そしたら次は、森さん生誕祭の小説を書いて、中也ヴァンパイアパロに戻りますね!
- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.53 )
- 日時: 2017/01/20 19:53
- 名前: 紗蓮
閲覧数が1000を超えました!!ありがとうございます!
これを励みに、毎日頑張ります!
続き。
中也side
1人分にしては広い、ベッドで眠る夜はまだ明けない。温もりがないのが寂しいなんて、
俺もボケていたんだろうか。
夢で見た。あの日の太宰の夢を。また独りで見るのだろう、手前ェとの記憶を辿る夢を。
此処は態と一番最後にした。太宰とよく一緒に過ごした部屋だったから。
ドアを開けようとしたけれど、手に力が入らなかった。若し、此処も同じだったら?
2人の証拠が、無くなっていたら?
仕方なく、俺はドアに寄りかかって座った。ドアの向こうに気配がした気がするが、
気のせいだろう。……だってもう此処には、誰も居ないのだから。
数え切れない程の、罪を重ねてきた。彼奴と一緒なら、
罪が軽くなる気がしたのは思い上がりだろうか。屹度、俺の一番の罪は、
「彼奴と一緒に居ようとしたこと…」
また、涙が溢れてきた。もう今日で、全て終いにするのだから、
最後くらい声を上げて泣いたって許されるだろう。
なァ、神様…?
「く、あああ…っ!」
もう一度、会いたい。なんて、我儘だろうか。
「だざい…っ!」
何処かで、同じように名前を呼ばれた気がした。
中也&太宰
嗚呼、神様。孤独という痛みで罪を償うから、彼奴の記憶にそっと、いさせて…
お願い、忘れないでくれ………
何時か、また。変わらない気持ちで、出会えたら。手をつなごう。今度こそ、一緒に居よう。
if があるなら、その時まで。
「またね」
「またな」
そして漸く、お互いの道を歩き出すんだ。振り返らず、前へ。
また運命の道が交差することを願って。
その年、その家の周りに沢山のワスレナグサが咲きほこった。
to the end.
終わりです!なんだか報われないお話になってしまいました…
説明をつけくわえますと、太宰さんがマフィアを抜けてから二週間目の夜、
2人はドア越しに背中あわせでお互いを想い泣いていたということですね。
きっと、4年後に再開して仲良くなることでしょう…!
ちなみにワスレナグサの花言葉は『私を忘れないで』です。
今日はここまでです!明日、森さん生誕祭祝いの小説をあげます!ではまた!
- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.54 )
- 日時: 2017/01/21 21:11
- 名前: 紗蓮
遅くなりましたが森さん生誕祭祝いです!
注意
・おふざけです。
・キャラ崩壊気味です。(特に芥川君)
・ポートマフィアしか出てきません。
・ゆるふわマフィア。
それでもいいという方は、どうぞ!
1月19日。一見パッとしないなんてことない1日だが、その日はポートマフィアにとって
絶大な意味を持つ。そう、彼等が首領、森鴎外の誕生日なのだ。
_______年齢は聞いてはいけない。
しかし、当の本人はそのことをすっかり忘れている。
そこで彼等は、サプライズをしようと目論んだ。
マフィアが本気になって行う、超極秘プロジェクトである。なんと言っても相手はあの首領だ。
気を抜くとバレてしまいかねない。主な中心人物は五大幹部の中原中也、同じく幹部尾崎紅葉、
芥川龍之介、黒蜥蜴の面々、それにエリス。
彼等は綿密に、それでいて不自然でないよう計画を立て、実行した。
そして今日、ついに首領の誕生日パーティーの日。此処が最後の難関だ。
予定は、森を会議室へ連れ出し、クラッカーでパーンと。
ちなみにこれを立案したのは、芥川である。真顔でつらつらと言いつのった。怖い。
しかしよくもまあマフィアが自分達のボスにサプライズをしようと考えたものだ。
下手をすれば怒られるかもしれないのに。
此処で、ラストに入る前に、今迄の彼等の苦労をふり返ってみよう。
事の始まりは、エリスの一言。
「ねぇコウヨウ。」
「なんじゃ?エリス嬢や。」
ある日のこと、エリスは紅葉を呼びとめた。
そして周りに人がいないのを確認して、こっそりと言う。
「1月19日がね、リンタロウの誕生日なの。秘密でお祝いしたいんだけど、手伝ってくれない?」
「ほう。エリス嬢も優しいもんじゃなぁ。」
「べっ別に、リンタロウに感謝してるとかそんなんじゃないから!単に、気まぐれ、だからねっ!」
「そういうことにしておくかのう。じゃが、私だけでは中々無理がある故、
他の者にも声をかけてよいかえ?」
「それは、いいけど…リンタロウには、ナイショだからねっ!」
「承知した。」
こうして、ポートマフィア一大プロジェクトが始まったのである。
1、仲間集め
「のう、中也や。」
「姐さん?如何したんだ?」
「…実はの、1月19日が鴎外殿の誕生日らしいのじゃ。
そこで、エリス嬢にサプライズを手伝ってくれと言われてのう。
如何じゃ、一緒にやらんか?」
「……首領の?だけど、首領にバレずにやるんなら相当大変じゃねェのか?」
「そうじゃ。勘付かれてはならぬ。通常の任務より難しいやもしれぬな。」
「いいぜ、やろうじゃねェか。首領には何時もお世話になってるしな。」
中原 中也 が 仲間になった!
「おい、芥川。」
「中原さん。如何されました?」
「1月19日が首領の誕生日らしいんだ。ひとつ、サプライズをやろうとしてな。」
「はぁ…。」
「他言無用だぞ。バレたら意味ねェからな。…のるか?」
「然し、やつがれは…」
「成功したら太宰も驚くかもしれねェぜ?」
「! やります。妹にも声をかけてみます故。」
中也の心情(此奴案外チョロいな…)
芥川 龍之介 が 仲間になった!
力尽きました。続きは明日…
そして、今更気づいたのですが、1月10日って福沢さんの誕生日じゃないですか!!
福沢さんごめんなさい!m(_ _)m なので、中也ヴァンパイアパロの後日談が終わったら
かなり遅くなってはしまいますが福沢さん誕生日ネタで福乱を書きます!
1、森さん誕生日
2、中也ヴァンパイアパロ後日談2、3
3、福沢さん誕生日(福乱)
こうする予定です。わかりづらくて申し訳ありませんがよろしくお願いします!
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