大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 太中なう。
- 日時: 2017/12/21 18:39
- 名前: 沙蓮
初めまして!紗蓮です、よろしくお願いします!
ここでは文ストの二次小説を書いていこうと思います。
初心者ですので駄作ばかりですが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです!
注意事項は下をお読みください。
〜注意事項〜
・CPは色々です。特には決めておりません。とか言ってるけど太中多いです…
(太中、中太、福乱…などなど。)
・BLが多いですが、NLもあります。
(芥樋、立銀など)
・R-18めっちゃ入ってます。無いのもあります。
・文スト特有の漢字が上手く使えません。
・更新が遅いです。
その他、CPやR-18否かなどは小説の最初にお知らせしたいと思います。
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- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.63 )
- 日時: 2017/02/10 18:28
- 名前: 紗蓮
かなり遅れてしまいましたが中也ヴァンパイアパロ後日談です!
後日談 2
首領に報告した後は、姐さんに報告だ。首領とは別の意味で姐さんも怖い。
殺されはしないだろうけれど、ショックでおかしくなったりしないだろうか。
「姐さん?居るか?俺だ、入るぞ?」
「おお、中也か。よいぞ。」
中に入ると、姐さんは着物を並べていた。
「おや、太宰もおるのか。どうしたんじゃ?」
「ちょっと、大事な話があって…」
「?」
「俺…実は、吸血鬼なんだ。」
「でも、血は飲むんだけど、太宰の血にしか反応しなくて…其れ以外に特長はないから、
首領にも言ったんだが太宰に定期的に血をもらうってコトでいいって言われた。」
「……。」
姐さんは口を開けた侭固まっている。
「だ、太宰は其れで納得しておるのか?」
「はい。そもそも、此の事を提案したのは私ですから。」
「そうか…つまり私は人間ではないモノを育てていたということじゃな?
もしかしたら襲われるかもしれない危険を知らずに。…もう少し早く言ってくれても
よかったじゃろうに…」
「すまねェ。」
「よい。この事は他言無用じゃろ?」
「嗚呼。頼む。」
こうして姐さんへの報告も無事終わり、俺と太宰は太宰の部屋に戻ってきた。
が、これで平穏無事に済むとは限らなかった。
「よーし、これで中也の弱みが握れた!」
「手前ェ!!」
これからも俺の苦労する日々は続きそうである。
今日は短いですがきりがいいので終わりです。明日は少し長くなりそうです。
- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.64 )
- 日時: 2017/02/11 15:39
- 名前: 紗蓮
中也ヴァンパイアパロラスト!後日談3です。
後日談3
俺が覚醒したあの事件から7日後。俺はある異変に気付いた。任務の後、喉が渇いたので
お茶を飲んだのだが、いっこうに潤わないのだ。この感覚は前にもあった事がある。
でも以前よりも可也弱い渇きだ。しかしいつもっと強くなるのかわからない為、
太宰に血をもらいに行くことにした。
ガチャ。
ぐっとこらえて中に入る。が、前の時のように甘ったるい匂いがするのではなく、
ほんのりと香るだけだった。
「おい、太宰。」
「なあに、中也?」
「いや、あの、その…」
「何?報告書は先刻出したし…どうしたの?」
「その…喉が、渇いた…」
「!」
太宰が目を見開く。だが、直ぐにいつもの穏やかな顔に戻ると、窓を閉め出した。
「中也、ドアの鍵閉めてくれない?バレないようにしないと。」
「え、あ、嗚呼。」
とりあえず、鍵を閉める。
「太宰。」
「ん?」
「手前ェ、本当にいいのか?前みたいに…」
「…え〜とね、正直に言ってしまうと、やっぱり怖いのだよ私も。痛かったし。
でも、それで中也が生きていけるなら全然平気だし、それに…」
「それに、なんだ?」
「〜〜〜、ちゅ、中也が、好きだから…ああ、もっとカッコよく言いたかったのに…////」
「な、は…?」
オドオドしていると、太宰が近づいてきた。そして耳元でささやかれる。
「中也のことが、恋愛対象として好き…って言ってるの。____返事は?」
「う〜〜〜////、」
屹度此奴は俺の気持ちなんてわかった上で言っているのだろう。確信犯だ。
俺は勇気を出して太宰に抱きつく。
「俺もだよ…知ってんだろ…//// 太宰、好き。」
「ふふ。ありがとう。だからね、痛くても、大丈夫だよ…?」
太宰がそう言ったとき、甘い匂いが強くなった。
「っう!」
「中也?どうしたの!?」
「悪ィ、だざ…俺、そろそろ…」
はい!今日はここまででございます。明日続きをあげますね!
- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.65 )
- 日時: 2017/02/12 18:34
- 名前: 紗蓮
閲覧数2000越えありがとうございます!
続きです。
「ん、わかった。」
そう言うと、太宰はソファに深く腰掛けた。
「おいで、中也…?」
「なっ…!」
なんて恥ずかしい誘い方をするのだ此奴は。だけどまあ、近付かないとどうにもならない為
俺は太宰の方を向いて太宰の太腿の上に座った。思ったより顔が近くてドキドキする。
なのに、太宰はニコニコと余裕あり気に笑いやがって…
クソ、多分俺は今真っ赤になっているんだろう。
「かわいい。」
「っ、煩ェ…////」
太宰の顎を上向かせる。その時、太宰の瞳に一瞬怯えが見えた。そして其の目を
見られたくないとでもいうように閉じてしまう。
「悪ィな… いただきます。」
そう言って、俺は太宰の首に牙を刺した。その侭溢れ出すとても甘い血を飲んでいく。
「〜〜〜っ、く、っ、〜〜」
太宰が辛そうに荒く息をする。でも、今止めても更に辛くなるだけだろうと思ったので、
俺は吸血を止めなかった。
「う、ああ、 はぁ…っ、ん………!!」
太宰は逃げるように顔を動かすが、なんとか抑えつけて吸い続ける。
ある程度吸ったところで、口を離した。
「ぅあ、く、はっ…」
辛そうに顔をしかめていた太宰の目から、涙が出ているのに気付いた。
慌てて、声を掛ける。
「っおい、太宰!」
「ん…っ!?」
一瞬俺を見ただけの太宰の目に恐怖と、怯えが映った。やっぱり、口では平気とか言ってるが
トラウマにさせてしまっているのだろう。
「平気だ、もう何もしねェよ。…ごちそうさま。」
そう言えば、太宰はやっと安心したように体の力を抜いた。そして謝る。
「ごめん…声を出してしまったね…声を聞くと君も吸いづらいだろうに、」
「平気だよ。ありがとな、泣くほど痛いのに…」
「え? 私、泣いて……っ!」
太宰はキョトンとした後、自分の頬を濡らしている水を触って驚いたような顔をする。
どうやら、泣いていることに気付いてなかったようだ。泣いたことがわかってしまって
何か吹っ切れたのか、抱きついてくる。
「〜〜〜っ、怖かった、怖かったよちゅうやぁ…!っく、う、痛かったし、中也が、
中也じゃないような気がして…っ!」
怖かった、痛かったとしゃくりあげながら言う様はいつも余裕な太宰からは遠く離れていて、
本当に辛かったのだとわかるから、更に申し訳なく感じる。
「ごめんな、でも俺もこうしないと生きていけないから…ごめんな。」
言いながら、背中を撫で続けていると漸く泣き止んだ太宰が言った。
「ごめん、もう大丈夫。私も、中也を殺したい訳じゃないの。唯、怖かっただけだから…
未だ、最初はこうなるかもしれないけど、吸っていいからね…?」
「おう。」
「だって中也は、私の一番大切な、大好きな人だから。」
fin.
これで中也ヴァンパイアパロ全て終わりです!すぐに終わらなくてすみません。
明日から、バレンタインネタをあげていきます!バレンタイン過ぎての完結になると
思いますが、よろしくお願いします。
- Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.66 )
- 日時: 2017/02/15 17:24
- 名前: 紗蓮
Happy Valentine!!
バレンタインネタです!長くなると思いますが頑張ります!
注意!
・太中です。
・最後R-18入れる予定です。
・中也が女々しい。
OKな方はどうぞ!
世間はもうすぐ2月14日。そう、バレンタインデーだ。
友達や好きな人にチョコレートを贈るという、アレ。
マフィアには関係ねェ、どうせ製菓会社のイベントだろと割り切ってしまうことも
できるけれど、実際前まで割り切ってたけど、俺にも好きな奴くらい居て。
奇跡的にも両想いになれた訳だし、自覚してはいるが彼奴の前では中々素直になれないので
こういう時くらい頑張ってみようかと、思ってたりしないこともない。
そう、俺の好きな相手、奇跡的に恋人になれた相手というのは、元相棒の、太宰治だ。
とはいえ、俺も一応マフィア幹部なので忙しい。とてもじゃないがチョコを手作りなんてことはできない。
買ったものでもいいだろう。其れを渡すだけでさえ俺には通常の任務より
難易度が高いのだから。
そして今日、なんとか半休を手に入れた俺はデパートへ来ていた。そこらじゅうに
バレンタインの広告がしてある。
太宰はどんなのが好みなんだろうか。どうせ彼奴のことだから今年も大量にチョコを
女達から貰うのだろう。あ、でも俺の恋人になってからは女をひっかけなくなったな…
貰うチョコの数が、少しでも減ればいい、なんて。
「あんま甘くねェのがいいか…?」
何時もたくさんのチョコを貰っている彼奴は、『どれもこれも甘過ぎて気持ち悪い。』と言っていたから。俺のもそんな風に思われたらヤダし…
散々悩んだ挙句、甘さ控え目のビターなものにした。少しでも、印象に残ってくれたらいい。
今日はこれで。また明日!
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