大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文スト CP色々 のんびり更新 R-18 太中なう。
日時: 2017/12/21 18:39
名前: 沙蓮

初めまして!紗蓮です、よろしくお願いします!
ここでは文ストの二次小説を書いていこうと思います。
初心者ですので駄作ばかりですが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです!
注意事項は下をお読みください。

〜注意事項〜
・CPは色々です。特には決めておりません。とか言ってるけど太中多いです…
(太中、中太、福乱…などなど。)
・BLが多いですが、NLもあります。
(芥樋、立銀など)
・R-18めっちゃ入ってます。無いのもあります。
・文スト特有の漢字が上手く使えません。
・更新が遅いです。

その他、CPやR-18否かなどは小説の最初にお知らせしたいと思います。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61



Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.43 )
日時: 2017/01/07 22:28
名前: 紗蓮

お久しぶりです!戻って参りました紗蓮です。
今日からは、かなり長めの長編を書いていこうかと思います。


〜注意〜
・吸血鬼パロです。若干の流血表現を含みます。
・太中、中太のつもりです。(中也さんが吸血鬼です。)
・黒の時代です。双黒の頃の話です。

OKな人は、どうぞ!!



ポートマフィア幹部、中原中也には秘密があった。
それは、中也が吸血鬼であるということだ。
この秘密を知っているのは、ポートマフィア首領の森鴎外と、中也の師である尾崎紅葉と、
そして元相棒の太宰治だけだ。

中也が吸血鬼であると太宰にバレたのは、ある出来事がきっかけだった。

ある冬の日のこと。
あの日も、何時もと同じように『双黒』として任務に出ていた。

______其の日は、太宰の匂いが嫌に甘く感じられた。

中也も自分が吸血鬼であることを知ってはいたが吸血衝動なども起きず、
体が頑丈なだけだった為、自分も人間とあまり変わらないのだと思いつついた。


14歳の、或る日。


何時もと同じように太宰に任務での動きを確認する為太宰の部屋を訪れる。
ドアを開いた途端、ぶわっと甘い匂いが中也を襲った。

「おい、だざ____ッッ!?」

眩暈がくるような甘い匂い。


ここまでで今日は終わります。

Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.44 )
日時: 2017/01/08 21:22
名前: 紗蓮

続きです!

「え?中也、如何したのっ!?」

「手前ェ、なにたいてやがる…ッ!」

「は?なんにもなってないじゃない、何時も通りだよ。ねぇ、本当に如何したの?」

「じゃあ、なんでこんな匂いが…」

「匂い?え、なんかにおう?」

「めっちゃ甘い匂いが、」

「中也?なにを、」

太宰が様子を見ようと近づいてくる。其の途端また甘い匂いが中也を襲う。

「!! やめろ、来るな!!」

怖い。此の侭此処に居たら、自分が自分じゃなくなりそうで。
目の前の太宰の顔が妙にチカチカする。

「ッ、太宰、動きは後で無線で教えろよ!」

それだけ言うと、俺は逃げ出すようにして其の場を後にした。


太宰の部屋を出た俺は自分の部屋に戻り閉じこもる。

「なんだよコレ…」

もしかして。此れが余り考えないようにしてきた吸血衝動というものだろうか。
しかしそれなら何故、太宰だけに。廊下ですれ違った下級構成員には甘い匂いはしなかった。
だけどもし、他の人にも匂いがしたら。もし、衝動を止められなかったら。
人に会うのが怖い。今日の任務も怖かった。任務は相手組織の斬滅。
普段なら気にも留めない内容だが、味方の血は流さないにしても、
敵の血までも流さずに行うことは無理だ。
太宰は指令、自分は前線と離れていることだけはありがたいが。
暫くそうやって部屋に閉じこもっていると、太宰から何か聞いたのか紅葉の姐さんがやって来た。

「……中也?入れてはくれぬかえ?」

「……。」

「中也?如何した?」

「悪ィ、姐さん。今は一人にさせてくれ。」

「じゃが…」

姐さんがドアを開けようとする。思わず俺は叫んだ。

「開けるな!!」

「…悪かったの。」

そう言うと人の気配が消える。深い後悔におそわれたが、今此の状態で人に会うと如何なるかわからない為、姐さんを入れるワケにはいかなかった。


ここまでにします。続きます。

Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.45 )
日時: 2017/01/11 18:13
名前: 紗蓮

何も言わずに2日間空けてしまってすみません。
この前の続きです!


部屋から出ずに書類整理などをしていても、任務に行かないワケにはいかないので、
仕度をしていると部下が呼びに来た。

「中原さん、そろそろ出発致しますが…」

「嗚呼、今行く。…そうだ、太宰とは車を別にしてもらえるか?」

「わかりました。」

「動きの確認は無線でするから、無線を繋いでくれ。」

「はい。」



部下が運転する車に乗って、敵の本拠地に向かう。中也は無線を太宰へ繋げる。
太宰は直ぐに出た。

「はい、此方太宰。…如何したの?」

「此方中原。動きの確認だ。」

「嗚呼、わかった。えっと、中也は…A班が突撃した後、戦場に単独で入り、
敵の頭を倒す。其の後B班が入るから、頭を倒した後は好きにしていいよ。」

「了解。」

「あと…何で今日、車別にしたの?まあ、私も中也と離れられるからいいんだけど。
でも不便なんだよね、無線で話すのって。…若しかして先刻のが原因?」

「平気だよ、何でもねェ。」

「そう?ならいいけど。」

そう言って無線を切る。『ならいい』なんて太宰が思っていないことくらいわかっていたし、
任務が終わったら問い詰められることになることも予想出来たが、
今は取り敢えず任務中の血に反応しないようにすることが大事だ。
理性を失って暴れたりしたら、如何なるかわからない。


一旦切ります!


Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 ( No.46 )
日時: 2017/01/11 19:52
名前: 紗蓮

続きです!


用心して任務に向かったはいいが、恐れていたような事態は何も起こらず、
任務は完遂。あの独特な甘い匂いもしなかった。
其のことに安心ともしや太宰に対してだけなのかという不安を同時に抱えた。


帰りも太宰とは別の車で帰ったが、報告書は2人で作らなければならない為、
仕方なく太宰の部屋へと向かう。未だ少し不安はあったが、
敵の血を見てもなんともなかったので平気かと思っていた。


ノックをして声を掛ける。

「太宰?入っていいか?」

「え?ああ、うん。」

ドアを開ける。途端に目に入った光景に、中也は瞬間的に理性を失くす。
其れも無理は無いと思う。だって、其処には血を流した太宰が居たのだから。
そう、つまり太宰はリストカットをしていたのだ。
中也はもう理性を失った侭部屋に入り、ドアの鍵を閉める。
其の儘側に寄ると、太宰はキョトンとした顔で見上げてくる。

「中、也?なんで鍵閉めるの?」

俺はそれには答えず、血が流れている太宰の腕を見つめる。
嗚呼、なんていい匂い。美味そうだ。
太宰は俺が自分の腕を見つめているコトに気がついたのか、目線を其方に向ける。
そしてチラ、と俺を見る。それを2度、3度。

「…中也?」

何をしているの、と太宰が言いかけた所で俺は一気に
俺と太宰をへだてていた机をひらりと飛び越え、未だ血の流れている傷口を舐める。

「っつ!?中也!?」


本日はここまでで。また明日!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。