大人二次小説(BLGL・二次15禁)

文スト CP色々 のんびり更新 R-18 太中なう。
日時: 2017/12/21 18:39
名前: 沙蓮

初めまして!紗蓮です、よろしくお願いします!
ここでは文ストの二次小説を書いていこうと思います。
初心者ですので駄作ばかりですが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです!
注意事項は下をお読みください。

〜注意事項〜
・CPは色々です。特には決めておりません。とか言ってるけど太中多いです…
(太中、中太、福乱…などなど。)
・BLが多いですが、NLもあります。
(芥樋、立銀など)
・R-18めっちゃ入ってます。無いのもあります。
・文スト特有の漢字が上手く使えません。
・更新が遅いです。

その他、CPやR-18否かなどは小説の最初にお知らせしたいと思います。

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殺したい吸血鬼と生きたい生贄の物語。 ( No.239 )
日時: 2017/12/21 18:42
名前: 紗蓮

またまた太中を書いていきます!
ザ・私得、吸血鬼パロです!吸血鬼太宰さん×人間中也さん。
結構長めになると思いますが、途中放棄はしないので長い目で見てください。

〜注意〜
・吸血鬼パロです!探偵社やポートマフィアは出てきません。
・年齢操作してます。中也さんが少年、15歳くらい。
・太中です。
・R-18は無しの予定です。

以上、平気な方のみどうぞ。。


『ここか?』

『ああ、ここだった筈だ。』

其処は大きくそびえ立つ古い洋館。その門の前に、中也達は居た。

『入れ。』

ドン、と手枷と足枷を付けた体を押される。
ジャラ、と足にくる重みに転びそうになるも、なんとか堪えて立つ。
ごお、と吹いてくる風に目を閉じた中也はここまでの経緯を思い出していた―――。


数ヶ月前に親を亡くした中也は村の村長の家に住み込みで働いていた。
と同時に、大人達の間では次の生贄を誰にするかの会議が行われていた。
ここの村には昔から吸血鬼がはずれに住んでいるのだ。
そして4年に一度、若い少年、もしくは少女を生贄として差し出す。
そのかわり、吸血鬼は村の人間を襲わない。そういう決まりだった。
そして、白羽の矢が立ったのが中也だった。身寄りも無く、若い少年。
そうして今、中也は生贄の証の白い服を着て、
逃げないよう手枷足枷をつけられて、ここに立っていた。

『おい!吸血鬼!生贄を連れてきたぞ!』

すると、洋館の扉がゆっくりと開いて…

『っお、おい、あれが吸血鬼か!?』

『そうじゃないか…!?』

『オラ、もっと奥に行け!』

ドン、とまた押されたので、仕方なくゆっくりとその吸血鬼
―見た目は人間のようだが―に向かっていった。

「やあ、少年。」

「っ!」

怖い。これから何をされるかもわからない恐怖心が、強く中也を襲った。
吸血鬼はそのまま中也の肩を恋人にするように抱き寄せ、
くるりと門の外の村人達に向かせた。

「……。」

恐怖ですくんでいる中也とは対照的に吸血鬼はペラペラと喋っていく。

「今年もかわいい子を連れてきてくれたねぇ…ああでも、こんなに鎖につながれちゃって。
先刻も随分と乱暴にしていたようだけど…いいのかい?」

『っ、そいつなんか親無しの癖にまだ一人前にも働けない、ただの穀潰しだ!』

『さっさと死んじまった方がいいってもんよ!』

「っ…」

こうも面と向かって言われると、やはり辛い。吸血鬼はどうなのだろうと見上げてみると、

「!」

笑っていた。


本日はここまでに致します!
モブのカッコが『』で、主要キャラは「」で表しています!

殺したい吸血鬼と生きたい生贄の物語。 ( No.240 )
日時: 2017/12/21 18:47
名前: 紗蓮

続き更新します!

・キャラ崩壊気味?かも。特に中也さん…

続き↓


けれど、目が笑ってなかった。

「ああそう。君達はこの子のおかげでまた4年無事に過ごすことができるっていうのに…
随分な言い草だねぇ?今までで一番くらいに酷い。この子の命と引き換えに、
君達は生きていくのだよ?」

『だからなんだ!仕事もろくにできない奴など…居ても居なくても変わらない!』

こうしてやりたいくらいよ!と、だれかが石を中也に投げつけた。
それを合図に、次々と石が投げられる。いくつかは頭などに当たり、とても痛かった。
吸血鬼にも当たっているはずだが、吸血鬼は表情ひとつ変えなかった。

「私は毎回生贄の子には丁寧に接してきたつもりなのだけど…
そっちがそう言うなら、私も乱暴にしていいかな?」

吸血鬼は中也の肩をぐっと掴むと、にっこりと笑った。
…目だけが、笑っていなかった。
そのまま吸血鬼は中也を姫抱きにし、洋館へ連れていった。
後ろの村人は、まだ騒いでいた。


「よっと。」

洋館の中に一室のソファに、中也は降ろされた。意外にも中はシンプルで、片付いていた。

「ああ、これ邪魔でしょう?ちょっと待っててね…」

吸血鬼が枷を掴んだ。と思うと、一気に枷を引きちぎる。

「!!」

恐ろしい程の力があるものだ。中也なんて、簡単に殺されてしまう。
ガシャ、ガシャと両手両足計4つの枷をとった吸血鬼は、中也に向かって微笑んだ。
今度はちゃんと『笑って』いた。

「君、名前は?」

「……。」

「そんな怯えないでよ、ね?」

「…中原、中也だ。」

「小っちゃいのに中なの?www」

「んだと手前ェ!!」

気にしていることを言うものだから思わずどなってしまったら、
吸血鬼は一瞬目を見開いたあと、ケラケラと笑った。

「んふふ、だいぶ緊張とけてきた?」

「人が気にしていること言うからだろ…ところで手前の名前は?」

「私?私はまあ、『吸血鬼』なのだけど…君のような『名前』は、太宰だよ。」

「太宰…」

「うん。下の名前もあるけど、吸血鬼にとって下名というのはとても大事でね。
君には教えるかもしれないし、教えないかもしれない。」

「そうか。」

中也は改めて吸血鬼、もとい太宰の顔をじっと見つめた。


今回はここまで!
字数の割に説明ばっかで読みづらいと思います…すみません。
題名をつけたかったのでつけてみました!もう少ししたら題名の意味がわかると思います。
次回もお楽しみに!

殺したい吸血鬼と生きたい生贄の物語。 ( No.241 )
日時: 2017/12/28 09:40
名前: 紗蓮

続きです!

よく見ると、本当に美形だ。ふわりと笑う顔は、まるで恋人に向けるかのようで。
此奴が、今まで何人も殺してきた吸血鬼なんて想像つかないだろう。
しかし、中也は、先程目の怖さを知っているため、恐怖をはらいきれずにいた。
つい、いつ殺されるのだろうか。そんなことを考えてしまう。

「ところで、そのお守りなんだけど。」

太宰が、中也の首元のお守りをさした。

「魔除けのものだよね?それがある限り、私は君に近づけない。
だから、こっちに投げてくれない?」

「…おう。」

首からお守りを外し、投げようとしたところで…ふと思いついた。
このお守りがある限り近づけないってことは、コレを手放さなければ
殺されないのではないか?チラリと太宰を見やると、こちらを探るかのように見つめていた。

「…チッ。」

しばらく考え、お守りを床に放る。

「え?」

太宰はひどく驚いた顔をしていた。

「んだよ。」

「…君、お守りを離したら、いつ私に殺されるかわからない状況になったのだよ?」

「ああ。」

「持ったままでいれば隙を見て逃げられるかもしれないのに…どうしてだい?」

「だって手前、俺の血が無けりゃ死ぬんだろ?それに手前は隙なんてみせそうにないしな。」

「村の人を襲いにいくかもしれないよ?」

「だったら尚更逃げるワケにはいかねェな。」

「どうして。君に死んでしまえって言った奴らだ、恨みはないのかい?」

「彼奴らは死のうが死ぬまいが正直どうでもいいけどよ。もし手前が人を殺そうものなら
手前は此処には居られなくなる。新しい地でまた生贄なんて話をつけるのは簡単じゃねぇだろ?
手前が築いた環境をぶち壊す気は無ェよ。」

「っ、君は殺される相手のために死を選ぶと言うの?」

「そうだ。俺はもう『吸血鬼』に差し出された生贄だからな。手前のモンだ。」

「……。中也は、馬鹿だね。私は今まで、君のような人間に会ったことが無いよ。
今までの生贄たちも、なんとか逃げようと、生きることだけを考えていた。なのに…」

「嗚呼もうゴチャゴチャうるせえな!!俺がそれ持ってた方がいいなら拾うぞ!」

「それはダメだ。」

ガッ、と太宰の足がお守りを踏みつけた。
そしてグリグリと足をひねって、貝を粉々にする。

「これでこのお守りは無効だ。私はいつでも中也を殺せる。」


今日はここまで。
めちゃ眠い。朝更新なんていつぶりだろ…
とりあえず寝ます。

Re: 文スト CP色々 のんびり更新 R-18 太中なう。 ( No.242 )
日時: 2019/04/22 23:52
名前: 莉宇

あぁ………
最高です……!!

あまり触れないCPや地雷モノも貴方様が書いたものなら全部食べられます←

もし宜しければ、R-18の太中が見たいです…!
媚薬プレイとか出来ますかね……?

ゆっくりでもいいのでお返事くださると嬉しいです……!
更新頑張ってください!

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