大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 太中中心に文ストBL小説!
- 日時: 2017/03/17 22:19
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
どうも!アラサワです!
ここでは文ストの太中(太宰×中原)を取扱いたいと思います!
(他CP極稀に有り)
誹謗中傷、無断転載などはお止め下さい。
10000記念ということで雑談掲示板に『文スト、ボカロ好きさん語りましょう!』という掲示板を作りました!
そちらでリクエスト再募集します!
小ネタなども置きますのでそちらにも是非遊びに来てください!
それでは皆様、よろしくお願いします!
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- Re: 太中中心に文ストBL小説! ( No.136 )
- 日時: 2016/12/20 23:31
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
あー!Ailisさんお久しぶりです!
文字化けがとんでもないことに…( ° д °;)
この話書いて中盤あたりでけもみみの難しさに気付く…以後気を付けます
本当はもう少し書くつもりだったのですがクリスマスオメガに間に合わないので後でおまけっぽい感じで出します
コメントありがとうございました!
- Re: 太中中心に文ストBL小説! ( No.137 )
- 日時: 2016/12/21 17:50
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
よし、クリスマスオメガ投入!
何とかしてクリスマスまでには書き上げます
隠し事、ひとつ、ふたつ。
ひとつ。俺はオメガである。太宰が組織を抜けてから発覚。知ってるのは姐さんと首領のみ。多分。発情期が最近来ていないのでそろそろ不味いのでは、と思う今日この頃。
ふたつ。太宰と付き合ってる。現在進行形。(太宰が)組織抜ける前から付き合ってた。恋人として色々してきたが……マァ、うん、色々、な……。太宰には未だ自分がオメガだという事を打ち明けておらず、そろそろカミングアウトかな、と考えている。
そんなでかい隠し事ふたつを抱えている俺に、電話が掛かってきた。
太宰である。
「何の用だ。」
『あ、中也?あのさ、クリスマスに何処か行かない?』
誘い?
太宰が誘う、なんて大体の察しがつく。
嫌がらせである。
「…………」
『嫌だなぁ、そんな邪険にしないでよ!ちゃんと“恋人”として!』
恋人?
しばらくぼぅっとしてた俺はやっと思考が追い付いて顔が紅くなった。
「馬、馬鹿か手前!」
『照れるなんて、可愛いなぁ中也は。じゃあ二十五日に探偵社近くの商店街で』
- Re: 太中中心に文ストBL小説! ( No.138 )
- 日時: 2016/12/23 23:46
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
「はっ?ちょ、手前!まだ俺は良いって云ってな」
ツー、ツー、ツー。
虚しく響く電話の音。____切られた____。
がくりと電話を切りながら項垂れる。彼奴は何時も後先考えず直ぐに決行するからそれに翻弄される俺の身にもなって欲しい。
「中也さん、何か嬉しそうですね。先程の御電話に喜ばしい報せでもあったのですか?」
嬉しそう?
二度目の顔が紅くなる感覚に恥ずかしくなって、部下を(照れ隠し)殴った。
「う、うっせぇ!黙ってろ馬鹿!」
執務室の扉をバタン!と勢い良く閉める。後ろから殴られた部下の「理不尽…」という呻き声が聞こえたが無視して其の儘ずんずんと歩いていった。
◆◆◆
気分を紛れさせる為にずんずんと歩いていると、芥川に会った。
芥川は探偵社の者と付き合っていると聞いた。その性か、最近心なしか芥川の表情が豊かになった気がする。
「中也さん」
「よう、芥川」
- Re: 太中中心に文ストBL小説! ( No.139 )
- 日時: 2016/12/23 21:19
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
「其の表情…嗚呼、太宰さん絡みですね」
「断定すンな」
「否定をしない限り其のご様子かと」
太宰に似たのか相変わらずの減らず口である。否定しない俺も悪いが。
「チッ…そうだよ悪ィか?」
「いえ…クリスマスは矢張り太宰さんとですか」
「癪だが先刻強引に予定作られちまッたンだ」
「そうですか。あの人らしい…それでは、クリスマスプレゼントを用意しなければ」
「はァ?ンなの、何で用意しなきゃならねェンだ」
芥川が表情には出さないキラキラとしたオーラで語り始めた。
「クリスマスとは本来イエス・キリストの生誕祭ですが、此処日本にとっては愛する者と共に過ごす日。太宰さんとなら、そういった物も有った方が善いかと」
「今の手前の彼女の受け売りだろ」
芥川はキョトンとした顔で此方を見る。
「お気付きでしたか」
「云われなくとも、だ。手前最近良い事あったろ」
「彼には口外を禁じられている故」
「嗚呼、そうかよ。幸せでいいな」
其の儘芥川と別れた。
しかし、少し歩いてから、俺はとある違和感に気付いた。
「…………ん?“彼”……………?」
◆◆◆
キラキラとした店。
サンタクロースのコスプレを着た店員。
幸せそうな客。
俺は項垂れる。
___如何してこうなった___
先ず、ケーキは無い。
そもそも甘い物は然程好きでは無い。
第一、「Merry X‘mas!」と云い乍太宰の顔にケーキをぶん投げるという結末しか見えない。
それから、アクセサリーも無い。
じゃらじゃらした物は自分の美意識に反するというか…彼奴と被ると嫌、というのもある。
_____それでは、何を買えと。
花束?違う。
悪戯玩具【イタズラグッズ】?そそられる所は有るが、違う。
呻き声をあげる俺に、不意に良い物が目に入った。
「これだ____!」
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