大人二次小説(BLGL・二次15禁)

太中中心に文ストBL小説!
日時: 2017/03/17 22:19
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

どうも!アラサワです!
ここでは文ストの太中(太宰×中原)を取扱いたいと思います!
(他CP極稀に有り)
誹謗中傷、無断転載などはお止め下さい。
10000記念ということで雑談掲示板に『文スト、ボカロ好きさん語りましょう!』という掲示板を作りました!
そちらでリクエスト再募集します!
小ネタなども置きますのでそちらにも是非遊びに来てください!
それでは皆様、よろしくお願いします!

2017.01.23 : 閲覧数7400突破Thank you!
2017.01.27 : 閲覧数8000突破Thank you!
2017.01.30 : 閲覧数9000突破Thank you!
2017.02.04:スレ200突破と閲覧数10000突破Thank you!
2017.03.01 : 閲覧数20000突破Thank you!
2017.03.17 : 閲覧数30000突破Thank you!

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実戦。 ( No.20 )
日時: 2016/07/29 12:36
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

車で移動中。
太宰は窓の外をただ見ていた。
夜は、明るい。
俺は、スカァトの裾をギュッと握り、恥ずかしさに身悶えていた。

「何?中也、恥ずかしいの?」

嘲笑う様な口調で俺に聞いた。

「当たり前だろ…男がこんな姿しないし……」

「えー、でも世の中にはめくるめく趣味の人も居るよ?」

「俺はそんなんじゃない」

嗚呼、下らねぇ。
帰ったら飲みまくってやる。
いつの間にか、車内はまた静寂に満ちていた。
それを打ち破る様に太宰が一言、

「中也、足、剃ってるの?」

「んな訳あるか!」

確かに俺はあまり毛は生えない方だが、そんなにか?

「いやぁだって、白すぎでしょ。足」

後に俺は、この体を恨む事となる。

実戦。 ( No.21 )
日時: 2016/07/31 02:05
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

「いいかい?中也。ここから私と君は此を通して会話する。」

太宰に渡されたのは、小さいマイクだった。俺は潜入、太宰は指令。

「嗚呼。中原中也、潜入します」

「了解」

会場は、なんとも言えないキラキラとした空間だった。
食事、部屋、招待者______全てが非日常だ。

「ターゲットは?」

「判んねぇ。もうすぐ主催者の話が始まるが、それを待つか?」

「否、最近は姿を見せない奴も居るからねぇ。中也、怪しいカーテンとか無い?」

「…あ、あれか?マスク付けた輩が入っていったが」

「じゃあ、其処だ。こんなパーティーに皆マスクを付けているか?」

「否」

「判った。其所に潜入してみて」

怪しまれない様にカーテンへと近付く。

「初めての者ですか?」

「うぉ!」

やべぇ。思いきり男性の声をあげちまった。

「は、はい…」

「では、此方のマスクを」

「はい…」

変なマスクを付けて潜入完了。

「…中也、下手」

「すんません…」

そして太宰に諭される。今回に関しては彼奴に振り回されて秤だ。

「…おやおや、迷い猫がまた一人…」

この痛々しい台詞を吐くもの_____ターゲットだ。

「あ、貴方は…?」

「私かい?私はーそうだな、花の欠片とでも名乗ろうか」

手前の名前は最初から知っている。んな大層な名前じゃねぇ。そもそもそれは名前なのか。

「嗚呼迷い猫よ、君を良いところへ連れていこう」

「良いところ…ッ!」

目の前が、クラリと傾く。
…ガスか!

「心配は無用だ。とても、良いところだからね…」

実戦。 ( No.22 )
日時: 2016/07/31 21:13
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

「ん…」

不意に五感が覚醒した。
視界は、きらびやかな天井だった。

「起きたかい?僕の愛しい駒鳥」

「手前は…花ヶ崎……」

花ヶ崎優。そいつが今回のターゲットだった。マフィアの構成員総勢八十人を麻薬の渦に叩き落とした野郎だ。

「しかし、マフィアも姑息な手を使うものだね。男性を女性として送り込むとは。」

「チッ…ばれていたのか」

「嗚呼、君みたいに可愛い子は一発で判る」

「手前…先刻から聞いてりゃ……ッ!?」

俺の体が、火が灯った様に熱くなった。

「そうだ。あの部屋のガスには睡眠効果ともう一つ、効果があった」

「何だっ…」

「それはね、」

媚薬。

ターゲットが、俺の耳元で囁いた。
俺、今から何されるの?

「ふふっ、かーわいい。中也くんて、童貞でしょ。」

そうだ、通信機…!
左耳を押し当てたが、無かった。

「通信機?あれはね、捨てちゃった」

太宰!
俺が太宰を頭の中で読んだ時、

パァン!

ターゲットはこめかみを撃たれて死んでいた。

「おせぇよ、太宰…」

実戦。 ( No.23 )
日時: 2016/07/31 23:46
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

扉には、右手に銃を持った太宰がいた。

「いやぁ、吃驚したよ。鈍い音が両耳に鳴り響いた後通信途切れちゃったから」

「…太宰、媚薬ってなんだ?」

「」

太宰が静止した。
ついに死んだか?

「媚薬?び、媚薬を仕込まれたのかい?」

「お、おお」

コクリと頷くと、太宰の目付きが急に変わった。
ターゲットの顔を足で思いきり踏みにじり、側頭部と心臓に一発ずつ撃った。

「マフィアの報復を思いしれ。」

この時の太宰の顔が一番怖かったなンて、死んでも言わない。

「さて、早く此処から出よう」

「ようやく任務完了か」

「否、未だあるよ」

「へ?」

「君のソレを何とかしないと♪」

「………!!!!!!!??????!!!!!!!!???????/////////////////!」

その時中也はどうなっていたか皆で考えてみよう!

end.

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