大人二次小説(BLGL・二次15禁)

太中中心に文ストBL小説!
日時: 2017/03/17 22:19
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

どうも!アラサワです!
ここでは文ストの太中(太宰×中原)を取扱いたいと思います!
(他CP極稀に有り)
誹謗中傷、無断転載などはお止め下さい。
10000記念ということで雑談掲示板に『文スト、ボカロ好きさん語りましょう!』という掲示板を作りました!
そちらでリクエスト再募集します!
小ネタなども置きますのでそちらにも是非遊びに来てください!
それでは皆様、よろしくお願いします!

2017.01.23 : 閲覧数7400突破Thank you!
2017.01.27 : 閲覧数8000突破Thank you!
2017.01.30 : 閲覧数9000突破Thank you!
2017.02.04:スレ200突破と閲覧数10000突破Thank you!
2017.03.01 : 閲覧数20000突破Thank you!
2017.03.17 : 閲覧数30000突破Thank you!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75



Re: 太中 小説(R-18混在) ( No.40 )
日時: 2016/08/22 17:26
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

次回からモブ能力者が出てきます!
苦手な人は御注意下さい。
でもこのモブ能力者は話の大事なパーソンになりますので、大丈夫な方は最後までお楽しみ下さい。
後、いい忘れましたが、この話は敦君が太宰さんと会う前ぐらいの時間なので、敦君及び組合の皆様は出てきません。
それでも大丈夫!な人は、この後もお楽しみ下さいマセ。

アラサワ

Re: 太中 小説(R-18混在) ( No.41 )
日時: 2016/08/22 23:16
名前: 海月

こんばんは

はじめまして、海月と申します
500突破記念小説、ついつい読み入ってしまいました…
次回が楽しみです

ミラクルフェイス(笑)

Re: 太中 小説(R-18混在) ( No.42 )
日時: 2016/08/23 07:45
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

はじめまして、海月さん!
読んでくれてありがとうございます!
良かった、ミラクルフェイス笑ってくれる人がいて(笑)
国木田さんの天然さを出したかったのです\(`∀´)/
太中ばっかですが、これからもよろしくお願いします

アラサワ

500突破記念小説 ( No.43 )
日時: 2016/08/23 11:00
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

×××

中也は、何処?
あの日、中也を突き放さなければ、また会えたかも知れない。
あの日に戻れたら良いのに。

私がマフィアへ潜入して情報を探り入れる、というのも中々悪くは無いが、それでは少し骨が折れる。
此処は、彼に聞こう。
私は、地下にある“彼”の拠点へ向かった。

「……おや、珍しいお客さんだ」

闇で暗く染まった誰も知らないBARに古い電球がチカチカと光る。
其処に居たのは、グラスを拭く老人__“彼”だった。

「久しぶり、マスター。今日は要件があってね」

マスターは太宰がマフィアに所属していた時から世話になっていた情報屋だった。太宰が信頼するだけあって、其の実力はかなりのものだった。
かつて、警察も異能特務科も誰も見付ける事の出来なかった悪徳組織を情報のみで見付けだした経歴がある。

「中原中也かい?」

「矢張り情報屋は違うね。当たりだ」

加えて、彼の勘は良く当たる。
それが勘なのかは、定かでは無いが。

「中也は、今何処に居るか判る?」

「中原中也は、失踪はしていません」

「…それは、どういう事かな?」

__中原中也は失踪した訳では無い?

「中原中也は居ます。此処、横浜にね。但し、“この空間”には居ません」

「?」

彼の云う意味が判らなかった。
中也は此処に居るけど此処には居ない?

「判りやすく云うと」

そんな私の意図を読んだのか、マスターは説明し始めた。

「『相手を違う空間に閉じ込める』能力者に、やられたのですよ。」

「其の能力者の名は?」

「名は___宇田川という男」

宇田川。聞いた事はある。
一年で数百人を誘拐した凄腕の指名手配犯。
あれに中也が?

「おまいさんが救う事は出来ない。恨むなら、そいつか、おまいさんの能力を恨む事だね」

「待て、出来る」

かの織田作が体感した、例の。

「特異点__」

「………」

室内に長い沈黙が流れた。

「………保証は出来ないぞ」

「判ってる」

でも、方法はそれしか無い。
夏のあの日に、君も閉じ込められて居るかも知れない。
待っていて、中也。

「おまいさんの覚悟は判った」

ファイルを渡された。
渡されたファイルは、其の異能者についてだった。

「マスター」

「行きなさい。早く」

「………有難う、マスター」

太宰は直ぐ様出て行こうと駆け出したが、入り口付近で止まった。

「そうだマスター、質問があった」

「其の質問は、後にした方が良いんじゃないか」

「いいや。マスター、マフィアに買われたでしょう」

「……答える事は出来んな」

「そうですか、では」

太宰は、走っていった。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。