大人二次小説(BLGL・二次15禁)

太中中心に文ストBL小説!
日時: 2017/03/17 22:19
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

どうも!アラサワです!
ここでは文ストの太中(太宰×中原)を取扱いたいと思います!
(他CP極稀に有り)
誹謗中傷、無断転載などはお止め下さい。
10000記念ということで雑談掲示板に『文スト、ボカロ好きさん語りましょう!』という掲示板を作りました!
そちらでリクエスト再募集します!
小ネタなども置きますのでそちらにも是非遊びに来てください!
それでは皆様、よろしくお願いします!

2017.01.23 : 閲覧数7400突破Thank you!
2017.01.27 : 閲覧数8000突破Thank you!
2017.01.30 : 閲覧数9000突破Thank you!
2017.02.04:スレ200突破と閲覧数10000突破Thank you!
2017.03.01 : 閲覧数20000突破Thank you!
2017.03.17 : 閲覧数30000突破Thank you!

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Re: 太中 小説(R-18混在) ( No.16 )
日時: 2016/07/23 22:30
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

文豪ストレイドッグス外伝買いました♪まさかあの御方が出ていたとは…!

処世術。 ( No.17 )
日時: 2016/07/24 23:51
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

「今日もやンの…?」

俺は憂鬱な顔で太宰を見た。
最近、日課になっている事について、だ。

首領からある敵組織に潜入を命令されたのだが、生憎敵に此方の顔ぶれを知られている為………先に云っとくが、決してふざけている訳では無い。全く、な。

………女装して潜入しろ、だと。

誰だってどう答えるか判っていると思うが、敢えて云おう。

絶対厭だ。

話に戻るが、女性としてのふるまいを身に付けてもらう為に特別講師を付けると云うのだ。
勘の鋭い皆様なら判ったと思うが、その特別講師というのが、太宰なのだ。
断固拒否をしたかったが、命令とあらばそうもいかない。こうして、俺と太宰の特訓が始まった。

「勿論だよ中也。じゃないと君、任務失敗しちゃうよ?」

「キョウノカダイハナンデスカ」

「ちょっと中也、そんなしかめっ面しないで。可愛い顔が台無しじゃあないか」

「……(般若)」

「ま、大丈夫だよ。今日はそんなにきつくは無い」

「そうか。…何をする気だ?」

太宰がニヤリと笑った。

「接吻」

処世術。 ( No.18 )
日時: 2016/07/25 21:08
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

接吻。接吻ね。あー、あれか。あの、今風に云うと……キスって奴か。

「ふざけんじゃねぇぞ手前。」

「だーかーら、私は断じてふざけてなんかいないよ?ほら、接吻されるのに慣れてないと、っていうアレだよ」

「どんなだ!」

嗚呼、俺この任務降板して良いかな。
こんな事するためにポートマフィア入った訳じゃないのに。

「ほらほら中也、ここで諦めちゃうとこれまでの努力が水の泡だよ?」

「………判ったよ。」

そう云うや否や、太宰は急に乗り気になった。

「じゃあ第一回接吻講座!」

「いぇー」

俺は棒読みで答えた。

「まだ一回目だから実演するよ!」

「は?」

「はい中也、此方向いて♪」

「ぅわっ、」

顔を捕まれ半ば強引に太宰の方へ向かされた。

「ちょ、この手離せよ」

「そしたら実演出来ないじゃあないか」

「口で説明すンのかと…」

「あながち間違ってはいないだろう?」

「まぁ、確かに…?」

「はい、納得したところで実演開始!」

「んっ」

いきなり太宰の顔が近付いて俺の唇に太宰の唇が触れた。最初は、くっついては離れくっついては離れを繰り返す。

「ふっ、…ッ」

「この辺で舌入るから」

「え?ん…!?」

いきなり(いきなり多いな)太宰の舌が俺の口内に入ってきた。
太宰の舌は俺の舌を絡めとり、弄ぶ。
俺の声は、気持ち悪いくらい甘い声だった。

「んぐ、ぁふう、ぅ…はっ」

「……」

太宰は暫しは無言だった。
そりゃそうか、あンだけ俺の舌いじってりゃ。
接吻で追い詰められていく内、俺の口からはどちらとも云えない唾液がダーダーと溢れ、息苦しくなっていく。

「ふぐ、もっ、ん…だざぃ、くるしぅっ」

その時、太宰は俺の舌をこれでもかって位に吸った。

「んぁあっ…!」

ドサリ、と音がした。
太宰に押し倒されたみたいだ。

「そしたら中也はここで相手の顔をぶん殴って。後はボコボコにするだけだから。……って、どうした?中也」

「た、た…」

立てない。

「え、中也。それ本当?」

「あ、足に力は、入ンねぇ…!」

「……………もしかして中也、接吻されるの初めて?」

「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………はぃ。」

恥ずかしい。
だがこれは事実である。

「これは、首領に要相談だな……」

「帰る。」

半ば涙目になり、未だ少し震える足で逃げる様に姐さんのところへ行った。


その後。

(首領、という訳なんですが、如何しましょう)

(うーん、中々に中也君もウブだねぇ。……ちなみに、それビデオに撮った?)

(はい、勿論。撮らないわけが無い)

(ふふふ…私にもそれ見せてくれないかな?)

(それは困ります。好きな人の可愛い所は、誰にも見せたく無いものです)

(エリスちゃんのブロマイド三枚で如何?)

(エリス嬢に告げ口しますよ)

(………二人、未だ付き合って無いのだから私が横取りしちゃおうかな)

(そうなったら横浜全土が焼け野原になりますね)

(フフフ…)

(フフフ…)

見張りの構成員は背筋の凍る思いをしたとか。

end?

実戦 ( No.19 )
日時: 2016/07/28 14:57
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY

「はい中也、後ろ向いて」

「うぅ…」

何故、俺がこんなしかめっ面をしているのか。
何故、俺が桃色のドレスを太宰に着せられているのか。
原因は今日の任務だった。

「なぁ、太宰行かなきゃ駄目か?」

涙目で太宰に訴えるが、返ってくる答えは、何時も同じ。

「駄目に決まっているだろう」

今日の任務。
敵組織が開催するパーティーに潜入し、敵の頭目が油断した隙を見て殺せ。
その際、敵には顔が知られている為その場に合った変装をすること。

…だそうで。
てか、何で太宰も行くのに俺だけ女装しなきゃならねーンだよ!

「良し、こんな感じか。流石に化粧は無理だから…中也、此方向いて」

「ん?ぅ…」

「中也は口紅だけで大丈夫だね。嗚呼、間違えた中也ちゃん」

「手っ前!!」

「はい駄目。敵にばれるよ?」

「くそぉ……」

今日は太宰に攻撃のひとつやふたつすら出来ないのか!

「まあまあ、終わる迄の辛抱さ」

「……」

俺らは会場へ向かった。

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