大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

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Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)新キャラ募集! ( No.295 )
日時: 2012/02/28 17:41
名前: 霧屋 朋乃

お久です!


転校しちゃいましたね…。

黒澤どうなったんだろ〜〜


でも、水都は何とか元気でよかったぁ

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)新キャラ募集! ( No.296 )
日時: 2012/03/05 18:18
名前: aki 秋元 aki

 雲が行き先をけして告げることがないように、この沈黙もいつ終わるのか分からない。

 青年がオレに声をかけて、何分がたっただろうか。
 目の前のチャラついた青年がいったい何を思ってオレの顔をここまで凝視するのか、今のオレには分からない。

 もしかして、喧嘩を売られるのではないだろうか、そう危機感を抱いたオレは気まずげにクチを開いた。
 「・・・ぁのさ、顔にゴミ付いてるなら早めに言ってくんない?恥かしいんだけど」
 「お前、マスクしてて顔全部見えるわけないだろ」

 ごもっともな、ツッコミを受けつつオレは内心ムッとする。
 「じゃぁ、何でさっきからずっとにらめっこしてんだよ!?それ以外に意味なんてあるのかよ!」
 ジロジロ顔を見られるのは誰だっていい気はしないだろう。
――・・・黒澤ならまだしも・・・・・・!


 オレの言葉を無視するかのように、目の前のヤンキー(ぽい青年)は眉をひそめた。
 しかし、何も言おうとはしない。


 「・・・だから、何?何で顔みるんだよぉ!普通によろしくでいいじゃん。オレと友達になりたいんだろ!?何、それとも、お前ホモなわけ?」
 オレは冗談のようにフッとクールに笑って見せた。

 それが気に入らなかったのだろうか、青年が一瞬眉をひそめる。
 「?」
 どうしたのだろう、とオレが首をかしげたとき、ヤンキー(ぽい青年)が笑ったのが分かった。
 かと思った瞬間、いきなりオレは顎を掴まれた。


 「・・・もしそうだったら、どうする?」
 「へぁ?」
 顔を近づけてくる青年に驚きすぎて、オレは思わず変な声を出してしまう。
 だって、初対面だぞ?

 「・・・ふざけんな、この学校はホモいないって聞いたぞ!」
 あわてて、青年の腕をどかそうとすれば、彼が突然ゾッとするような手つきでオレの太ももを撫でた。
 「んなの、知るかよ。あんまり生意気だったら別室で一日中可愛がってもいいだぜ?」
 その言葉で、オレは転校前のある事件を思い出す。
 「っ・・・・・・」

 頭が真っ白になったオレ。
 もう声も出ない。

 そんなオレをみて、青年は突然吹きだした。
 「ブッ、ハハ!!」
 キョトンとするオレ。
 もうすでに涙目の青年。

 周囲はその二人をチラミしつつ、自分達の世界を楽しんでいた。

 青年はオレから手を離した。
 「お前、んな訳ねぇーだろ!オレホモじゃねぇーし、何ビビった顔してんだよぉ!」
 まだ、笑いをがおさまっていない様子の青年。
 それをみて、オレはからかわれたのだと悟った。

 とたんに、顔が火のように暑くなる。
 「じゃ、じゃぁ!なんの様だよ!!ただ、からかいに来ただけってのかよ」
 叫ぶオレに青年は、あぁ思い出したと呟く。
 「・・それだけで来たんじゃねぇーよ。ってか、こんな劇やる予定もなかったしな!」

 真顔になった青年はどこからみてもヤンキーにしか見えない。
 彼はムカムカしてるオレに顔を寄せて小声で話し始めた。
 「・・お前さぁ、この前隣の県の町でオレとぶつかったやつだろぉ?」
 「は?」
 そんな事あったけ、が本音だが、あったような気もする。
 というか、黒澤の病院に行く途中でヤンキーにぶつかった記憶があるだけだ。コイツだ、とは断定できない。

 とりあえず、うなずくオレにヤンキーは拝むように手をあわせた。
 「頼む!そのこと、この学校の誰にも言うな。」
 「・・何で?」
 冷めたように言ってみる。
 ヤンキーは本当に困っている様子だ。


 「オレが庶民の家で買い物してるって聞いたら、皆絶対変な目でみるだろうが」
――・・・庶民って、もしかしてコイツはお金持ちの家の出か?
 まぁ、そんなことはどうでもいい。
 オレは仕方なくうなずいた。
 それを見て、ヤンキーは安心したのか「それじゃ」といって教室を出て行った。



 「・・・ふぅ・・」
 どこにでも、特殊なヤツってのはいるもんだ。
 オレがグニャリと座り込んだとき、再び教室のドアが開いた。

 「買ってきたよ」
 出てきたのは、魁だった。
 彼はコーヒーを4本抱えていた。

 そして、鋭い声で魁を呼んだ4人の青年のもとへ走っていく。
 「おい、長谷川!牛乳もってこいって言ったよなぁ!?」
 「これ、コーヒーじゃねぇか!」
 「ざけんな、金返せ!!」
 青年達は口々に、文句を言うと一人が魁を蹴飛ばした。
 その衝撃で、彼はバランスをくずし、尻餅をつく。

 手に持っていたコーヒーは散らばった。
 「お前さぁ、牛乳はどうしたよぉ!?」
 威圧感のある表情で青年は魁に詰め寄った。

 それに対して、魁はホポポーとおっとり口を開く。
 「だって、牛乳ないんだもん。」

 「『牛乳=コーヒー』かぁ!?」
 「せめて、ミルクティー買って来いよ!!」
 「・・お前さぁ、オレがコーヒー苦手なの知ってて買っただろぉ!!?」


 コイツ等を敵に回したらきっと残りの1年間は地獄になるだろう。
 オレはこらえきれない、思いを握り締めた。
 友達(ぽいヤツ)がイジめられている・・・
 これを見逃せるほど、オレは賢くはない。
 賢い頭など捨ててやるさ。

 オレは4対1のイジメの現場へ飛び込んだ。
 そして、魁を背に両手を広げる。

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)新キャラ募集! ( No.297 )
日時: 2012/03/06 18:12
名前: aki 秋元 aki

 「ヶ、喧嘩は・・・不快だ!」
 これが、オレが彼らの前で発した第一声だった。
 当然、意味がわかるようで分からないような発言に、その光景を見ていた教室の誰もが眉をよせる。

 一方、当の青年達は頭が真っ白になった様子だ。
 きっと、いままでこのイジめをとめられたことがなかったのだろう。
 そういった、驚きようだ。


 「あ、青樹くん」
 魁が安堵したようなでも君大丈夫?など、さまざまな色をした声音でオレの名を読んだ。
 そんな彼に、残念ながらオレは笑顔で返す事は出来ない。
 「・・・・・・」
 無言のオレには、さすがに彼の雰囲気も不安だ、と告げる。

 オレの正面に立っていた4人の青年達は、我に帰るとニヤニヤと無敵な笑みを浮かべた。
 「・・・お前、良い度胸じゃん。」
 「イジメをとめるってことは、自分が逆にイジメられてもいい覚悟があるってことだよなぁ!?」
 「ゆっとくケド、俺等は厳しいぞ!?」

 約一名無言だったが、威勢の良い3人の青年達がノシノッシとイカツイ目つきでオレに近寄ってきた。
 「・・・おい、マスクの転校生。お前の顔とかマスクでよく見えないけど、その顔ボッコボコにしてやんよぉ!!」
 言葉と同時に一人が思いっきり殴りかかってくる。
 ――クラス中に緊張がはしった。


 誰もが、危ない!と叫ぶかのように口をあんぐりさせる。
  ・・・が・・・

――・・・威力ありどうだけど、黒澤に比べたら遅いなぁ・・
 そう考えつつ、オレは軽々とその攻撃をかわした。
 「なっ!」
 これにはさすがの、パンチをした青年も驚きの声を上げる。
 「コ、コイツなんだ!?」

 ここれ、さわやかに格好良いセリフでも吐ければ最高だった。
 しかし、オレにそんな余裕はない。
 三人の青年達が一気に殴りかかってきたからだ。


 さすがに、これはキツイ。
 バランスをくずしつつも、精一杯避け続けること20秒・・


 ・・・キーンコーンカーンコー・・・

 校舎中に女神の歌声が響きわたった。

 授業開始の合図だ。
 不幸か幸いか・まだ、教室に先生は着ておらず、この光景をみられてはいないようだ。

 青年達は鐘がなった瞬間に、動きを止めた。
 「ケッ覚えテロよぉ!」

 そして、ツバを吐くようにその場を立ち去った。
 

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)新キャラ募集! ( No.298 )
日時: 2012/03/09 09:50
名前: aki 秋元 aki

 「あ、青樹くん、さっきはありがとう。・・でも、もう止めなくていいよ。僕もう慣れてるし」
 席に着いたとき、魁が淋しげに言った。
 視界の端に、彼の拳が机の下で震えているのが分かった。
 「・・・なんで震えてるんだよ?」

 オレは無意識に自分の喉を通っていた言葉の意味に最初、気づくことが出来なかった。
 「・・・ぇ・・」
 魁が少し驚いたような目を向けた。
 それを見て、オレは自分の言葉に意味気づく。

 「あぁ、えっと・・ごめん!何でもない!!」
 慌てて、前言撤回しようと口を開けば魁が笑った。
 「青樹君って、可愛いね。ねぇ、マスクとって顔みせてよ〜」


 言葉と同時に魁がふざけ半分でオレのマスクを取ろうと、耳元に手を伸ばしてきた。
――・・・か、可愛いっ!
 オレは一瞬、魁のハーフな童顔に見入ってしまった。
 しかし、ハッとすぐさま我にかえる。
 「ダ、ダメだって!オレは風邪引いてるからマスクしてるんだぞ!!移しちゃったら悪い!」

 慌てて彼の目的を阻止しようと、耳元にのびてきた手を上から掴んだ。
 「・・いいじゃん〜、何でダメなの?」
――魁ってフレンドリーだな・・
 戸惑いつつ、オレは苦笑いを浮かべる。

 「風邪うつすって言ってるじゃないか!」
 「僕バカだし、大丈夫だよ〜?ホラ、今日もコーヒー買ってきたしね?」
――・・今日もって・・・
 もしかして、彼は毎日こんなやり取りを繰り返しているのだろうか?
 ・・・もし、これを計算してたりしたら、怖いなぁ・・・


 勝手な妄想で内心ゾッとする。
 ちなみに、今現在もオレは魁の手を掴んだままだ。
 オレの手の力が無意識に弱まったところを狙った魁が、本気でマスクを奪おうと身を乗り出してきた。
 「見せてよぉ!、絶対青樹くんは可愛い顔してるでしょ〜」
 「・・・っぁ!!」
 予想外の圧力。

 オレは身を乗り出してきた魁に対応しきれず、後ろの方へ椅子ごと銃身が傾いた。

 ガタガタァーン!!


 教室中に大きな音が響き渡る。
 全員がビクリッとこちらを驚きの目で見る中、オレは痛みにうめき声を上げた。
 体中が痛い。


 「・・・ぅッ・・・・・・」
 声を出そうと思ったときに気づいた。
 マスクごしで唇に何かが触れていることに。
 そして、目の前に魁の顔があるという事に・・・

 そう、オレの上には魁が重なるような形で覆いかぶさっているのだ。
 オレは、顔を横にそらした。しゃべるためだ。
 「か、魁・・・大丈夫かよ?」
 「・・・んぁっ、ぃた・・ぃ・・・・・・」
 オレが呼びかけると、彼は耳元で甘い声を出す。
 きっと、彼は無意識なのだろう。そう信じよう。

 「か、魁おり・・ろよ」
 クラスメイトの視線がいたい。
 しかし、当の彼は相当Mペースなのか、すぐに動こうとはしない。
 「・・まって・・・体が、痛いぃ。」

 ブゥーッブゥー・・・

 そのとき、オレのズボンの前ポケットにしまってあった携帯電話が音を立てて、振動を始めた。
 ちょうど、魁とオレは足を絡ませる形になっていたため・・
 「っ・・・!?」
 魁が一瞬からだを震わせた。
――?
 首をかしげるオレ。何かをこらえたような我慢できないといった魁の顔。

 「・・どうした?」
 質問中にも、魁がさわさわと足を動かしこの状況を奪回しようとしているようにみえる。
 「ぁ、おきッ・・・ぁ、電話ぁ!」
 「え?」

 そうしてようやくオレは気づく。
 電話がどこにあるのかということに。
 「わ、悪い!」
 オレは真っ赤になりつつ、魁を突き飛ばした。
 この状況はダメだ!と体が拒絶したからだ。


 その日、魁とオレは真っ赤になって、授業をうけた。

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