大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.41 )
- 日時: 2011/04/01 15:13
- 名前: aki 秋元 aki
黒澤の手がオレからはなれると同時にオレは黒澤から全力で離れる。
「・・・そんなにオレのこと嫌い?」
不機嫌そうにたずねる黒澤にオレは言った。
「決まってるだろ!大嫌いだ!!」
言った瞬間黒澤の瞳に殺気がこもった。
「・・俺の奴隷になったら、そんな事言えなくさせてやるよ。あぁ、明日からが楽しみ。」
言葉と同時に黒澤が突っ込んでくる。
「―!っわ、ぁ・・!!!」
オレは黒澤の鋭いパンチをかわす。
「な、なにするんだよ!?」
「・・勝負はもう始まってる。」
黒澤はオレの顔面に蹴りをいれる。
紙一重、というところで必死にかわすオレ。
そんなオレに黒澤は関心したように言った。
「・・・水都、喧嘩したことあるんだ?よけるの上手いね。」
「っそっちこそ!!喧嘩なれてるんだろ!?」
薄ら笑みで攻撃を仕掛けてくる黒澤。
必死で攻撃をかわすオレ。
・・・・・・力の差は歴然だった・・・・・・
息が上がってるオレに黒澤は言った。
「よけてるだけじゃ、俺に勝てないよ?」
そしてオレの腹に拳がとんでくる。
よけきれなかったオレは腹で黒澤の拳を受けた。
バゴォッ!!
しかし、オレはうめき声一つあげず、続く攻撃をかわし続けた。
黒澤が眉をひそめる。
「・・・本でも入れてるの?堅いんだけど。」
「・・っま、あね。黒澤が、突っ込んで、来た、時、に入れた、んだ!」
オレは息があがりつつ必死に答える。
すると、突然黒澤の目に獣のような、邪悪な、殺気がこもった。
オレの背筋が凍りつく。
その瞬間、黒澤に襟首をつかまれた。
「・・・っぐぅ・・っ!!」
黒澤はそのまま襟首を掴みつつ俺を上へと持ち上げた。
身長の差は10cm以上あるだろう。
黒澤がオレの瞳を楽しそうに、のぞき込む。
「俺が本気出したら、水都なんて簡単に倒せる。」
オレはただでさえ息が上がっているというのに、息がしにくくなり、顔をゆがませた。
「・・・あぁ、たまらなくなる。水都のそういう顔好き。」
黒澤が低い声で告げてくる。
・・・ドSがぁ!!後で覚えてろよ!!!
オレは黒澤をにらみつけた。
「・・その様子だと、もう戦いはできないね?戦闘不能ってヤツ?」
オレは意識が遠のくのを感じた。
今はただ、空気をとりいれるのに必死で、黒澤の言葉に返事などできる常態ではなかった。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.42 )
- 日時: 2011/07/29 08:59
- 名前: aki 秋元 aki
「返事がないって事は負けを認めたっことだよね。じゃぁ、これで決定。
水都は今日からオレの奴隷だ!」
黒澤は楽しそうに言うと、オレの襟首をはなした。
とたんにオレは地面に崩れ落ちる。
「ッゴホゴホ!ゲホゴ、ホゲホゲホ、ゴホッッ!!」
せきこむオレの前にしゃがみこむ黒澤。
そしてヤツはオレの前髪を掴み、上をむかせる。
「今日から水都は俺の奴隷。黒様って呼べ。」
その言葉を聞いた瞬間、オレは果てしない絶望感に襲われた。
・・・そうだ・・オレは、負けたんだ。
これでオレは黒澤の・・・・・・・・
・・・ポロ、ポロポロ・・ボロポロ・・・
オレはあふれてくる涙を抑えることができなかった。
・・・もう、二度と泣かないって・・決め、たのに・・・
黒澤はオレの顔を驚いたように凝視していた。
そして、オレが涙を拭おうとするのをとめる。
「・・・なん、で・・とめる、んだ、よっ・・?」
「・・・その顔をずっと見てたい。」
「っはぁ!?ふざけ、ん――」
黒澤はオレの唇に人差し指をあてる。
「・・・ご主人様にその口のききかたはダメ。」
「・・・・・・」
・・・コイツ、オレをつかってなにをやるつもりだよ!?
悠斗みたいにパシリとかにするんじゃないのかよ?
オレは言葉のかわりに眉をひそめた。
それを見て黒澤はさらに楽しそうに笑った。
「水都。もし俺の言うことを聞かなかったら・・・分かってる?」
「・・・な、なに?」
「俺、怒るから。その時、たっぷりおしおきするから覚悟しとけよ。」
オレは目を見開いた。
・・・おしおきって、・・・黒澤洸、オレを使って何をするつもりなんだよ?
オレの疑問は言葉になることなく、いつまでも頭の中で鳴り響いていた。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.43 )
- 日時: 2011/07/29 09:03
- 名前: aki 秋元 aki
キーンコーンカーンコー・・・
学校のチャイムが鼓膜を劈くように鳴り響く。
――――今は、朝だ――――
ちなみに、このチャイムの意味は一時限目の始まり、だ。
オレは教科書の顔をうめつつ、昨日のことを思い出していた。
あの後、俺はしばらくその場から動くことができなかった。
悲しくて悔しくて・・・・・・
去っていく黒澤の背中を繰り返し思い浮かべていた。
もし俺にもっと力があったなら、あの背中にミラクルキックを打ち付けることができたのに・・・と。
俺は怒りと不安と悲しみでぐしゃぐしゃの心を立て直そうと、自分の頬に気合いを一発いれた。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.44 )
- 日時: 2011/04/03 11:25
- 名前: aki 秋元 aki
オレは腹の底から怒りが湧き出てくるのを感じた。
「ふざけんな!バカにするのもいい加減にしろよな!?オレはお前のオモチャじゃ―――」
「たった今、水都はオレのオモチャになったじゃん。」
激怒するオレに黒澤はシレッと言い返してきた。
「・・・ぐっ!」
オレは言葉がでなかった。
そんなオレを満足げに観察しつつ、黒澤は口を開く。
「・・・まぁ、今日はこのくらいにしておいてあげる。」
そして黒澤は征服のポケットからマイネームペンを取り出し、オレの手を掴む。
「!?な、なにするんだよ!!」
いきなり手の甲に自分の名前を書き始めた黒澤にオレは驚く。
黒澤はオレが聞いて絶望的、ともいえる言葉を楽しそうにはきだした。
「・・・ちゃんと、自分の物には名前を書いておかないとね。」
・・・・あぁ、コイツは本気でオレを奴隷にするつもりなんだ。
ってか、黒澤って何か卑猥な雰囲気あるよな。
名前を書き終えると、黒澤はオレを置いて体育館裏から出て行った。
残されたオレはただ呆然とその場に座っていることしかできなかった。
一時限目の授業中、オレはふと二つの視線を感じた。
一つは黒澤洸のものだ。
楽しそうにオレを眺めている。
二つ目は悠斗の視線だった。
・・・なんで今さら悠斗が?
疑問を抱きつつ、オレは二人の視線に気づかないふりをした。
―――休み時間―――
オレは一人むなしく机に座っていた。
今日の朝、オレは黒澤に声をかけられることはなかった。
昨日の放課後はあんなに奴隷奴隷、言ってたのに・・
次の日になってみれば、いつももうりの毎日だ。
・・・そう思っていたのもつかの間。
「おい!水!!」
突然後ろから声をかけられた。
振り向くと・・・そこには田辺祐介が真顔で立っていた。
・・・黒澤のいつも回りにいるやつのリーダー的存在の田辺が、オレになんの用だろうか?
オレが眉をよせていると田辺が不機嫌そうに口を開く。
「リーダーが呼んでる。」
「・・・・は?」
コイツが言うリーダーは黒澤洸だ。
「アイツがオレになんの用だよ?」
「知らない。呼んでるから来い!!」
怒鳴られてシブシブ後についていく。
オレが黒澤のところに行く途中、黒澤の周りのヤツ等がすごい形相でオレを睨んできた。
が・・・・オレはそれに気づかないふりをする。
「・・・なにか?」
オレは黒澤の前に立ち、たずねる。
ちなみに、周りには黒澤の部下がオレ達を取り囲んでいる。
「何で休み時間、俺のところに来ない?」
黒澤がムッとしたように言う。
「・・・なんでって、行く理由無いだろ?」
オレが首をかしげると同時に後ろかかとを誰かに蹴られた。
きっと黒澤から見えないところでならオレをいくらでも痛めつけることができる。とでも言いたいのだろう。
「水都はオレの奴隷じゃん。誰よりも先にオレのところに来こい。」
黒澤がオレを奴隷といったことに回りの男子達は驚いている様子だった。
―リーダーの奴隷だとぉ!?
―ふざけんな!どうしてコイツが?
―前からリーダー、水のこと気にしてたな〜・・そういえば。
―ちくしょっ!何でオレじゃないんだよぉ!!??
・・・あぁ〜背中が痛い。みんなからの殺気でチクチクするよ・・・。
ってか、周りのヤツ等は奴隷じゃないのか?
オレがそう思っていると、突然真後ろから聞きなれた声がした。
「話が違うじゃないか!!黒澤!!」
「・・・え?」
振り向くと、そこには悠斗が立っていた。
「・・・悠斗、話って?」
オレの問いに悠斗は答えない。うつむくだけだ。
黒澤は楽しそうに悠斗を眺める。
「あぁ、話が違う。それがどうかしたの?」
悠斗は黒澤の返事を聞いておもいっきり、今まで見たことも無いくらいの怖い顔で黒澤をにらみつけた。
「何で水都がここにいるんだ!?しかも奴隷?約束破るのもたいがいにしろ!!!」
「え?オレ・・?」
オレは驚く。目を丸くして黒澤と悠斗を交互に見比べる。
「口約束は口約束。だいたい、君よりも水都のほうが何倍も俺をソソルんだ。」
楽しそうにおかしなことを言う黒澤。
・・・・そそるってなんだよ、そそるって!!
「黒澤、お前最低だな!?」
激怒する悠斗に黒澤はしれっと言う。
「最低だけど?それにもう水都が俺の奴隷になった事実は変えられない死ね。」
・・・今、変えられないしねと変えられない死ねをかけたのか!
ってか、悠斗は黒澤を友達って言ってたじゃないか?どういう転回なんだよ!?
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