大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

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Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.123 )
日時: 2011/07/14 17:53
名前: 霧屋 朋乃

すごいっす!

水都かっけー、っていうか、家族か来ただけで、ケンカをやめる家族って、逆にすごい・・・。

あ!
妹と、出かけるとか、したときにちょうど、黒澤がみてて、彼女と間違えて〜・・・・みたいな・・。

まぁ、ただただ、よくある話しなんで、よければ使って下さい。


でも、aki 秋元 aki 様にもいろいろとあると思うので、無視してもらってもかまいません。

また見に来ます

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.124 )
日時: 2011/07/14 22:46
名前: aki 秋元 aki

 その日は何事もなく終わった。
 特に心情が乱れる出来事はない。
 強いて言えば、家族内の空気がいつもより冷たく感じたことだろうか。
 
 オレは夕飯のおかずを主食の食パンの上に全て乗せると立ち上がった。
 「水都、どこ行くの?」
 とたんに母が口を開く。
 オレは食パンを口に運びつつ答えた。
 「部屋。」

 スタスタとリビングの出口へ向かうオレの背中に家族3人の視線が集まる。
 オレはそれを気にせずバタン!と扉を閉めた。

 オレが階段へ足を一歩かけたときだ。
 「待って!お兄ちゃん。」
 桃香が後を追いかけてくる。
 口をまだモグモグさせた状態だった。
 おそらくリビングを出るオレを見て急いで夕飯を口の中に放り込んで追いかけてきたのだろう。

 「・・・なんだよ?」
 眉をひそめるオレの桃香は気まずげに言った。
 「・・・・・・だって、あんな空気の中に私だけ置いてくなんてずるいよ。」
 そうかよ。オレはそっけなく返しで階段を上った。

 部屋に入ると桃香が閉めようとしたドアを押さえた。
 「何か用?」
 オレは妹にそっけなくなるタイプだ。
 自覚しつつオレは桃香を軽く睨んだ。
 「あ、あのさぁ・・・ママ達離婚とかしないよね?」

 不安が顔にありありとみてとれる桃香にオレは何も言うことができなかった。
 この場合無責任な発言は避けた方がいいだろうと思ったからだ。
 

 
 朝が来た。
 相変わらず冷たいままの空気を気にする事無くオレはいつもの大声で叫んだ。
 「いってきます!」
 そして返事を聞かずに外へ飛び出す。

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.125 )
日時: 2011/07/15 19:24
名前: 霧屋 朋乃

わぁぁぁぁ・・・水都ぉぉぉぉ!!

どうしたんだい????

気になる・・。

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.126 )
日時: 2011/07/16 20:46
名前: aki 秋元 aki

 霧屋 朋乃様
 コメ感謝w
 はい、気になってもらえてドウモですww
 何か最近読む本のジャンルが変わってきたので、この話少し雰囲気かわるかも知れませんがw
 どうぞwきになさらず^^
 デハデハ、コメントありがとうございました!

――――スタート――――


 学校に向かって走って登校する途中、手をつないで微笑む中年のカップルとすれ違った。
 オレは一瞬で彼等から視線を離すと逃げるように走るスピードをUPさせた。

 その時だ。
 突然何かとぶつかった。
 オレがスピードを出していたため、オレもぶつかった相手も冷たいアスファルトの上に尻餅をついた。
 「ってぇーな」
 相手が大声でどなった。
 オレは反射的に体を震わせる。

 目の前には、20代前半と思われる男がいた。
 秋の終わりの季節だというのに男はタンクトップを着ている。
 髪は短くスポーツ刈り状態だ。
 オレはヤバイ!と本能的に頭を下げた。
 「すいません」
 
 しかし、男は立ち上がるとオレのすぐ近くの地面にツバをはいた。
 「ふざけんじゃねぇ、くそガキ。謝ったからって許されると思うなよ?」
 半分土下座状態のオレにじりじりと男は歩み寄ってきた。
 男の体格はがっしりとしており、たくましい。
 はっきり言うと勝ち目はない。

 オレは内心びびりまくりつつ立ち上がった。
 座った状態でいるのは今のオレにとってさらに不利な気がしたのだ。

 「なぁんだ?その目つきは・・・。」
 男が睨みつけてきた。
――あぁ、本当に今の若者は・・・・・・
 内心、恐怖と格闘をしつつオレは小さくため息をついた。
 その様子が気に食わなかったのだろう。男が拳を握ったのが分かった。

 ・・・・・・コイツ、オレを殴る気?
 だったら、よけてやろう。
 オレが戦闘態勢になったその時だ。

 「おう!水都じゃん。」
 後ろの方から大きな声がかかる。
 男とほぼ同時にオレは声の主を振り向いた。
――あぁ、悠斗だ。
 そこには、男の威圧にビビルことなく笑顔で陽気な悠斗が立っていた。

 「っち、覚えとけ。」
 男は何がどうしたのか、悠斗が現れるなりその場から逃げるように立ち去った。
 
 「・・・悠斗、何でここに?」
 お礼よりも先に問いが口から出てしまった。
 オレは本当に不思議に思ったのだ。
 すると悠斗は当たり前のように笑顔を作る。
 「ここはオレの通学路なんだよ。当たり前だろ?」
 ハハハ、と笑う彼を見ているとオレの心から笑いがこみ上げてきた。

 しばらくその場で笑ったあと、オレ等は学校へ向かって歩き出した。
 学校までの道のりの中でオレは悠斗といろんな話をした。
 学校での噂話や最近の友達情報。もちろん、ゲームの話も。
 でも、どの話をしていてもオレの心が完全に楽しいと感じることはおろか、興味をいだくこともなかった。

 幸せそうに手をつないで歩く中年のカップルの事が頭から離れなかったのだ。
 出会いは別れの始まり。
 オレは苦い思いとこれから起こるであろう未来予想図を必死に口から漏れないように耐えていた。
 
 弱音を吐くことは、一番嫌いな事だった。

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