大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

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Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.69 )
日時: 2011/05/22 03:39
名前: aki 秋元 aki

 工藤先生の質問は全部で20問だった。
 ほとんどが学校生活は楽しいか?イジメられた経験はないのか?などといった質問だ。
 工藤先生は質問をし終えると、プライベートの関係のない話を持ちかけてきた。
 
 先生が大人な趣味だったため、オレはただうなずくことしかできない。
 趣味が共通していたら躊躇なく、紙に自分の意見を書いていたのだが・・・。

 そしてあれこれ1時間で診断は終わった。
 母が部屋にとおされ、診断結果を真顔で説明する工藤先生。
 その顔はとても真面目で、数分前まで趣味の話に没頭していた人と同一人物だとはとても思えないほどだった。

 「水都君が声が出ないのは、おそらく何らかのストレスによるものだと考えられます。本人に聞いたところストレスは感じていない、と。」
 手に持っている資料に目をおとし、工藤は眉にしわをよせる。

 ちなみにストレスはあった。思いっきり感じていた。
 それを、二人のときに聞かれたが答えられなかったのは、ストレスの原因は『男』にあったからだ。
 
 ハッキリ言うとホモに関係があったから、だ。
 世間から見てホモや同性愛といった類のものはあまりいい印象では受け取られていない。
 それを二人っきりのときに話てどん引きされるのは嫌だったからだ。

――二人だぜ?3人とか4人も嫌だけど、二人はもっといやだね!
 複数の場合、沈黙が訪れる可能性は低いが、二人の場合は別だ。

 「・・・・・・何かのショックを与えたり、きっかけがあれば元に戻ると思います。」
 断言する工藤先生に母は心配なまなざしをおくりつつコクリと大きくうなずいた。


 その日、オレは学校を休むことにした。
 いや、正しくは強制的に休まされた、のだ。
 声が出ない状態で不審者にあったら大変でしょ?が理由らしい。

 オレは部屋のベットに横たわりつつブツブツと口を動かしていた。
 言葉が出ない文悪口は聞こえない。
 こんな特権があるとは思わなかった。

――・・・オレの声が出なくなったのは、いつだ?
 オレは昨日の記憶を搾り出そうとする。

 悠斗と話してたときは出た。
 でも、黒澤に倉庫に入れられたときは声がすでに出なくなっていた。――確か、声が出ない、と気づいたのは・・・・・・春と話したときだったっけ。

 ――という事は――

 何かが分かりかけたとき。

 ズキン

 オレ頭に割れるな激痛が走った。
 「痛っ!?・・・・・・いたたっ・・・なん、だコレ。」
 オレは頭を抑えベットの上でうずくまった。

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.70 )
日時: 2011/05/23 19:36
名前: aki 秋元 aki

 頭痛はしばらくすると治まった。
 
 ・・・・・いったい今の頭痛はなんだったのだろう?
 あれ?そういえば、どうやって悠斗と分かれたんだっけ?

 オレは必死に考えたが記憶が思い浮かばない。
 
 ・・・・・・もしかして、コレか?
 声が出なくなったのは、悠斗と分かれたとき辺りの出来事が原因なのか?
 思い出そうとしても思い浮かばない。
 オレはいらだって、マクラに拳をぶつけるけれど何も思い浮かばない。

――いつまでもこんな事をしていても無駄だ。

 オレは立ち上がってパソコンのスイッチをいれた。
 

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.71 )
日時: 2011/05/30 18:44
名前: aki 秋元 aki

パソコンにスイッチを入れた俺は即座にチャットへ入室した。
 我ながら中毒になりそうだと実感するくらい、俺はチャットにはまっていた。

 俺が入室したとき、チャットルームにはチャイロとるるちゃんが会話をしていた。
 
 野野ヤン 【こんにちわ】
 るるちゃん【こんにちわ〜昨日ぶり?だね☆】
 チャイロ 【こん】
 野野ヤン 【はいw昨日ぶりですね。】
 るるちゃん【野野ヤ〜ン!ちょうどいいタイミング!!】

――ん?ちょうどいいってどういう意味だろう?
 俺は自分が必要とされていたような気がすることを感じて、自然と口元がゆるんだ。

 だってそうだろ?現実で俺を必要としているのは黒澤くらいだ。
 クラスのみんなは俺のこと睨むし、春はウザイし、悠斗は・・・・・・あれ?

 悠斗は、どうだったんだっけ?

 俺はキーボードを打つ手を止めた。
 思い出せないのだ。
 昨日、悠斗と屋上で話した記憶はあるのだが、何故か彼と仲たがいをしたような気がする。
 とゆうか、彼と別れたときのことがどうしても思い出せない。

――痛ッ!!
 まただ。
 また、頭に激痛がはしった。
――いったいこの頭痛の正体はなんなんだ?

 るるちゃん【あのねあのね!チャイロったら、私の話聞いてくれないんだよ!?酷くない?】
 チャイロ 【いや、俺ぁちゃんと聞いてたぜ?お前が俺の話を聞いてないだけだろw(ーw−)】
 るるちゃん【だってチャイロ、私のいう意見全部否定したジャン!ってかw何そのクオリティー低そうな顔文字(笑】
 チャイロ 【・・・どうやら、俺とお前は考えが正反対のようだ。るるちゃんの意見は全て俺の意見とはあわない!!】
 るるちゃん【そうだね(スルー)>>という事でw野野ヤン私の話聞いて!!】
 チャイロ【スルーってwヒドくね!?さすがの俺でも傷つくぞ!】
 
 チャットではオレが頭痛に耐えている間にも次々とコメントが発信されていた。
 オレは頭痛をこらえめまいをこらえ、必死に画面上に描かれている文字を読む。

 るるちゃん【メソメソしてる男は嫌われるよー?(笑)】
 るるちゃん【ってかw野野ヤン?さっきからコメントないんだけどwいるー?】
 チャイロ 【メソメソなんかしてねぇーよ!確かに野野ヤンコメないな。ROM中?】

――ヤベェ!オレの話題出たよ!

 文字を読み終わる頃には、頭痛の痛みはなくなっていた。
 オレは指を高速で動かした。

 野野ヤン 【すいません!ちょっと考え事してましたww話ってなんですか?>るるちゃん】
 るるちゃん【おぉwいたいたwwうん、最近私の周りにストーカーがうろついててさぁ!大変なのw】
 チャイロ 【昨日とほぼ同じ話題だぜw>野野ヤン】
 
 

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.72 )
日時: 2011/05/31 18:03
名前: 未遊

初めまして♪

この話超面白いです!!
ハマっちゃいまいした(笑)

自分的に黒澤好きですね^^
あのドSぷり超いいです。

読み終わったときはもう、終わったの!!
と思うぐらいにいっきに読んでました。

続きも楽しみにしています。

更新頑張ってください!!!

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