大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.85 )
- 日時: 2011/06/12 23:56
- 名前: 未遊
うわああああああああああ!!!!
黒澤がいるぅーーーー
嬉しいよ(´ω`*)
あ、挨拶がまだだった!
aki秋元akiさん、2日ぶりデース☆
なんか水都の照れに不覚にもキュンってきてしまいましたーーー
水都、可愛いよ(>▽<)
というか・・・
水都と黒澤の関係が超良くなっている気が・・・
まぁ、自分は黒澤LOVEなんでそれでいいんですけどね(←何様だ!
早く続きがみたいよー
続き楽しみにしてますね★
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.87 )
- 日時: 2011/06/15 19:47
- 名前: aki 秋元 aki
未遊様w
コメ感謝しますww
はいw水都可愛いですねw←><
ってかw自分的に悠斗と水都の関係が微妙すぎるww
やっぱり小説の舞台は青春なのでwもっと荒れ狂った方が良いんですよねwwきっと・・・・・・
よし!やる気でたのでまた近々新便だします!
ではwコメ感謝でした^^
―――――スタート―――――
3,4時限目は体育の授業だった。
ここの男子高校は体育は普通、二つの競技の中から一つ選択をして、片方の競技をおこうなう、というのが普通だ。
しかし、今回の授業では、体育に二人いるうちの片方の先生がインフルエンザで休んでいたため、クラス全員でドッジボールを行うことになった。
―よっしゃぁーー!ドッジだぁぁっぁ!!!
−マジかよ、最悪・・・・・・
−え、何お前嫌いなの?マジで?
−嫌いもなにも、オレは文科系男子なんだよ!
友達どうしの楽しそうな会話が聞こえる。
オレはチラリと彼等を見た後、小さくため息をついた。
――もし、黒澤がここに転校してこなければ、オレは今頃悠斗と楽しく会話中だったんだよなぁ・・・・・・
切なくなる。
今、オレと悠斗の間には壁ができており、実に話しかけにくいからだ。
それに、悠斗は1,2時限目を睡眠学習していたために、とても機嫌が悪そうな眠そうな顔をしており、目もあわせにくい状態だ。
――オレだってチャットやってて寝てないのに!
ただでさえ、赤点ギリギリの状態だ。
オレは授業中寝るわけにもいかず、しっかり内容のノートにまとめていたのだ。
オレは眠さのあまり、大きなあくびをした。
とたんに目に涙が溢れ出す。
――あぁ、スッゲェー眠い。
「じゃぁ、チーム決めるかぁ。」
委員長が言った。
その言葉と同時にいっせいに周囲のクラスメイトたちに睨まれるがスルーだ。
オレは淋しくなり悠斗をチラミした。
――あ、目合った!
どうやら悠斗もオレと意見が同じらしい。
オレは迷わず彼の隣へ移動した。
悠斗はオレが隣に来ると同時にニカッと笑った。
「一緒のチームになろうぜ!」
さっきまでの不機嫌そうな顔はどこへいったのだろうか。
オレはコクコクとうなずいた。
「絶対に勝ってやろうぜ!水都はドッジよけるのだけは得意だからな、まぁ頑張ろうぜ!!」
右手の拳を突き出してくる悠斗。
――あぁ、無邪気な笑顔だ。ん〜懐かしいなぁ。
オレはつい口元がにやけつつ、左手で拳をつくり、悠斗のとくっつけた。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.88 )
- 日時: 2011/06/16 20:27
- 名前: aki 秋元 aki
「ミズは俺が守る!」
いつかどこかで聞いたことがあるようなセリフを大声で叫びながら春は俺に背を向けつつ目の前にたった。
両手を広げているという事はオレの身代わりにでもなってくれるのだろうか?
今、体育館ではドッジボール大会が始まろうとしていた。
クラス全員がドッジボール用のコートの中に入り、十人十色な緊張のほぐし方をしている最中だ。
ちなみにいうと、オレのチームには悠斗と春がいる。
何故、春と一緒なのか・・・・・・
オレは肩をおとした。
――思いっきり春にボールあててストレス発散させようと思ってたのに・・・・・・。
これでは誰に思いっきりあてればいいのやら。
オレは朝、教室で春を殴りそこねたうえに、黒澤に恥じをかかされた出来事を思い出す。
あの出来事で、オレのストレスはマックス状態だ。
――あぁ、魚になってプランクトンに意地悪したい気分。
オレは意味不明な事を考えつつ、顔に暗い笑みを浮かべた。
「水都、オレみんなの前に立つけどお前は?一緒にくるか?」
険悪なオーラを出しているオレに悠斗がニコヤカに問いかけてきた。
――・・・・・あぁ、そういえば、悠斗はドッジのときは必ずボールが一番見える位置のチームのみんなの前に立つよなぁ。
オレは中学校のとき、学級で行ったスポーツ大会を思い出した。
相手が投げたボールをぽんぽん取っては投げる悠斗の姿が浮かぶ。
悠斗が一番輝いて見えた瞬間だ。
――よくあんなところにいて怖くないよなぁ・・・・・・。
オレは彼に関心の目を向けたあと、笑顔を貼り付けつつコクコクとうなずいた。
オレも行く、の合図だ。
みんなの前に立つと敵の様子がよく見えた。
――あ、黒澤敵じゃん!!
嬉しいような怖いような・・・・・・
オレが複雑な思いで黒澤を凝視していれば目が合ってしまう。
目が合うと黒澤はニヤリ、と笑い近づいてきた。
「・・・・・・水都、敵じゃん。俺、手加減しないよ。」
――こ、怖っ!・・・ぃゃ!怖くないね!そんな脅し!!オレだって手加減しねぇーよ!!
完全に見下している様子の黒澤をオレは言葉の変わりに睨みつけた。
そんなオレを見て、黒澤はたまらなく楽しそうな目の色をした。
何故だろう。
「ふん。いい度胸じゃん。その強がりがどこまで続くのか・・・、見るのが楽しみだ。」
黒澤はそう言うとなにを想像したのか、クスクスと笑いながら去っていった。
キモイ悪いやつだ。まったく!
オレはビビル自らの心を立て直そうと自分の頭を思いっきり殴りつけた。
ピイィィ――――――ッ!!!
試合開始の合図の笛の音が鳴り響く。
その瞬間、敵のコートからものすごい速さでボールが飛んできた。
――ッ!!
オレは紙一重という距離でそれをギリギリよけた。
しかし
「ぅわっ!いてぇー!!」
オレのすぐ後ろで誰かがうめいた。
ボールをよけ切れなかったのだろう。
振り返ると、仲間の一人が手首をおさえていた。
その様子を見ていた先生が心配したようでいったんドッジボールを中断させる。
生徒の手首の状態を確認した後、先生は生徒を保健室へ連れて行くために姿をけしてしまった。
ゲームは中止されたままだ。
―・・・・・これって先生いない間にやってもOK?
―ん〜ダメじゃね?普通に。
―えぇーオレドッジやりてぇーよ!
―僕も。
―マジでか。ん〜じゃぁ、試合続行しようか!
先生が姿をけして一分もしない間にクラス全員の意見がまとまった。
――とゆうか、さっきのボール、当たってたらやばかったな。腹なんかに当たったらもっとヤバイじゃん!
そう考えると急に恐ろしくなった。
気分転換しようか、と視線をさまよわせるオレ。
―しかし―
その瞬間、偶然にも黒澤と目が合ってしまう。
一瞬オレはビビッたが、顔に無敵の笑みを貼り付けた。
ここで不安そうな顔をすればオレの負けだ。
そんなのオレのプライドが許さない。
――へん!こんなんでオレは弱音なんかはかないもんね!
オレがヤツに向かって舌を出すと、黒澤は楽しそうに残酷な笑みを浮かべた。
【次はお前だ】
オレは黒澤の心の声を聞いたような気がしてつい身震いをしてしまった。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.89 )
- 日時: 2011/06/17 19:27
- 名前: aki 秋元 aki
ピイィィ―――ッ!!
いつか近所で鳴いていた鳥を思わせるホイッスル音と同時に再びゲームは再開された。
―よっしゃぁー!!やったるでぇ!!
―タッツァン気合入ってるねぇ〜。
―あったりまえ!
―あ、ボールあっちのコートに行ったよ!?
タッツァンと言われた本名、竜田隆俊(タツダ タカトシ)は気合いの入ったうめき声を発した。
――本当にやる気あるなぁ。タッツァンは。
ついでに言うとタッツァンは黒澤が転校する以前は仲が良く、一日に一回以上は話していた。
しかし、黒澤が来て依頼一度も話していない。
ビュゥンッ!!
オレの真横をすり抜けて、再びあの『デスボール』が飛んできた。
――あっぶな!!
冷や汗をかくオレをよそに、誰かがボールに当たった音がした。
ギャアァ―――――ッ!
悲鳴とともに当たった人物はコートから逃げるように転げ出て行った。
――あぁ、可愛そうに。
同情するオレをよそに周りからザワザワと話し声がした。
―な、なんだ今のボールは!?
―死神が上に座っていたような気がする!
―あんなのがまた、こっちに来るのかぁ。
―・・・・・・怖ッ・・・・・・。
―・・・・・・タッツァン、・・・やばくね?
―・・・・・・
どうしたタッツァン。ノーコメントだぞ?
今までの気迫はどこへ行ったのやら。
つい内心ツッコミを入れるオレをよそに、敵の外野がゆるやかなボールを投げてきた。
「よっしゃぁー!!」
何が嬉しかったのか、悠斗がボールをとり叫んぶ。
そして、テンポのいいステップと同時にボールを一直線に投げた。
ダダンゥッ!!
一人に当たってはじかれたボールが隣にいた人物に当たり地面に落ちた。
――ナイスダブルプレ―!!
イッキに二人が外野に行く。
「ちっ。雑魚が。」
黒澤のうめき声が聞こえる。が、今は無視をしておこう。
今分かったが、黒澤組はほとんど彼を囲むカタチで黒澤をガードしていた。
そして黒澤組の一人が黒澤に落ちていたボールを手渡して――・・・・・・
次の瞬間、ボールが一直線にオレの顔面向かってとんできた。
『デスボール』だ!!
オレはそれをよけることが出来ず、顔面からボールにのめりこんだ。
「っぐはぁ!!」
オレの顔に当たったボールは勢いよく真上に上がる。
これを誰かがキャッチしなければ、オレは外野行きだ。
負けた、と思った。
羞恥心と悔しさがオレの中で混じりあったそのときだ。
「っ危ねぇ〜!!」
悠斗だ。悠斗がボールをキャッチしたのだ。
さすがだ。
オレは彼の頼もしい姿に見とれつつ、感謝の気持ちを込めて頭を下げた。
その頭を悠斗が「良いってことよ!」となでてくる。
――悠斗、カッケェ〜!
あまりの格好良さに顔を真っ赤にさせつつ、オレは安堵のため息をついた。
――その時だ――
「っ痛ぅ!?」
突然頭に激痛が走った。
悠斗と別れたときの記憶を思い出そうとして頭痛がしたように。
あまりの痛みにオレは片手を頭に当てた。
本当は座り込んでもおかしくない痛みだったのだが、ここで周りを心配させてはゲームに参加できなくなってしまう。
参加できない=負け、だ。
オレはうつむき、顔をしかめた。
痛みと同時に、見たことがない記憶が頭に流れ込んでくる。
『だから・・・オレ、悠斗の事が好きだから!拒絶されて悲しかったの』
言ったはずのない言葉を記憶の中のオレが言っている。
――ここは、どこだ?・・・・・・屋上・・・・・・。
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