大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.10 )
- 日時: 2011/03/14 16:05
- 名前: aki 秋元 aki
「・・・ねぇ、君がさっき教室で変な行動をとった青樹君?」
突然、後ろからかけられた声にオレは振り向く。
青樹君って呼ばれたの初めてだな。
いったい誰だろ・・・ぅ?!
オレは後ろをむいた瞬間かたまった。
な、なんで。彼がオレに話しかけて・・・
いや、待て待て!彼さっき、 教室で変な行動を・・・ って言ってた!!
ヤバイぞ。タブンこの人はオレに苦情の一つでも言いにきたのかも!
オレは目の前に立つ青年に問いかけた。
「そ、そうだけど・・・。何かごようでしょうか?」
バクバクバク―・・・。
オレは心臓の鼓動が早くなるのを感じる。
オレの目の前に立つ青年、黒澤洸は問いかけるオレをただ、無表情で見ていた。
気まずい・・・。だいたい、そっちから話しかけてきたんだから、なにか話せよ!! この状態続けばタブンオレの心臓爆発するよ!
まぁ、そしたら医者料がたっぷりもらうけどね。
目をそらせば負けだ!!
オレの中のオレがオレにそう訴えかけているように感じ、オレはヤツの黒澤洸の瞳を じぃ・・・ と見つめた。
気まずい沈黙が二人を包み込む。
いったい何分間休み時間を無駄にしただろうか?
オレとヤツはまだ、黙ったままだ。
オレがこの状態でミイラになることを覚悟したとき、ヤツはフッと笑みを浮かべた。
「お前、面白いな。今までにないタイプだよ。俺 黒澤洸、よろしく。」
黒澤君は転校生、という自覚があるのだろうか?
名まえなんて朝聞いたばっかりだぞ!オラァ!!
オレはとりあえず笑顔を浮かべた。
「こちらこそ、よ、よろしく。オレは青樹水都。」
「ねぇ、オレがどうして君の名前を知ってたか聞かないの?」
彼は得意そうな瞳で聞いてくる。
ん、そういえば、黒澤君は最初からオレのこと青樹君って読んでたっけか。
ん?ってか、別に聞くほどのことでもなくないかな。
どうせオレと友達になりたくてクラスの誰かにでも聞いたんだろ?
「ど、どうして聞く必要があるのかなって思うんだけど・・・。」
オレの返事に黒澤君は一瞬驚いたように目を見開いた。
そして、いつものクールな表情に戻るといった。
「予想外な返答。まぁ、青樹君がそう思うならそれでいい。」
そして彼は笑みを浮かべた。
「青樹君の友達の悠斗?だっけ。彼、前の授業からいないんだよね。どうしてだと思う?」
・・・・・・え・・?
彼はオレの顔をのぞきこむように見たあと、楽しそうに楽しそうに声をたてて笑った。
・・・ってか、そういえばいないな。アイツ。。
ってか、黒澤君がどうしてこんなこと言ってくるのだろうか?
しかも、オレはその原因知ってるよ、誰よりも! みたいな顔しやがって!物知りキャラにでもなる気かよ!!
「アイツのことだから、トイレにお世話でもされてるんじゃるんないの?」
冗談まじりにオレは言った。
しかしオレの不安はすでに膨らんできていた。
「もし、違かったら?」
「・・・た、たとえば?」
「たとえば・・・
何かの理由で学校をボイコットしてたり」
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.11 )
- 日時: 2011/03/15 14:44
- 名前: aki 秋元 aki
オレは目を見開いた。
「何かの理由でボイコット?アイツが??」
なんだ、ただ単純にボイコットしただけかぁ。
ビックリしたぜ。
もっと怖いこと言うのかと思ったし。
オレは内心ホッとしつつ黒澤の瞳をのぞきこんだ。
「アイツがボイコットするときは、学校にあきたときだけだよ」
そして笑ってやった。
アイツのいつもの行動をこんなに恐ろしい言い方で伝えられたのは初めてだ。
心臓マジでバクバクしたし。
黒澤はムッとしたような顔をした。
「君って・・・。まぁいいや。一つ、いいこと教えるよ。」
オレは面白くて震える肩のゆれをおさえつつ、黒澤の顔を見る。
彼は少しイラついたような、楽しそうなような、複雑な笑顔を浮かべていた。
「悠斗は僕がボイコットさせた。アイツ、少しおどしただけですぐ言いなりになる、単純なヤツだね。」
黒澤が言った言葉にオレは声が、返事ができなかった。
驚きで声が出なかった、というよりは、返事に困って声が出なかったほうが強いが、とにかく声がでなかった。
これは、突っ込むべきか?それとも、怒ったり、反論したりするべきか?
ん〜転回?ってか、相手のノリにあわせるのって難しいな!オイ!!
黒澤はオレを観察するように眺めている。
ってゆうか、ムカつくな、黒澤君は!!
オレは口を開いた。
「おどしたって、どうやって?」
オレの反応が気に入ったのか、彼はフフフッと小さく笑った。
「本当に予想外の返答するね。」
質問に答えろ!コノヤロー!!
オレは喉元まででかかった言葉を飲み込む。
・・・・・・でも、アイツが脅されて言う事を聞くなんて・・・。
いったいどんな脅し方したんだよ、黒澤君は。
できることなら、今度からオレもその方法で脅してみたいな。
だってアイツいつも、オレの髪の毛ぐしゃぐしゃにしてくるんだもん。
よし!ここは何が何でも聞き出すぞ!!
オレは変なところに気合をいれた。
「いいから、教えてよ!どんな脅し方をしたんだよ?」
「そんなに教えて欲しい?ってか、直接彼に聞いた方が面白いのに。」
何を言っている!オレは脅し方にユーモアなんて求めてないんだよ!
オレが 速く言え! という思いをこめて彼をにらむと、彼はいった。
「・・・これで脅したんだよ。」
言葉と同時にポケットから折りたたみナイフをとりだす。
・・・ナイフの先のほうに、血のようなものが付いてるのは気のせいだろうか。
オレは苦笑いした。
「そ、そんなことしたら、犯罪者になるだろ?」
黒澤洸は面白がるようにオレをみた後、背を向けた。
「そろそろ鐘がなる。俺は席にもどるよ。」
黒澤洸が消えた後、急にオレの不安が増幅し始めた。
「アイツ、大丈夫かな。」
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.12 )
- 日時: 2011/03/15 18:52
- 名前: aki 秋元 aki
変な文とかあってもそのままスルーしてくださいねww
(いまさらですいません)
あと、これからさらに新便でるの遅くなるような気がするので〜〜
ご了承ください!!
デハデハ〜スタート!!!!
キーンコーンカー(以下省略)・・・・・・
学校が終わる時刻になったとき、アイツは突然あらわれた。
アイツといわれれば新キャラを想像する方もいらっしゃると思うので結論から言うと、
悠斗が突然、現れた。教室に。やつれたような顔をして。
どだだだぁぁぁーーーーーーーん。。
悠斗は突然教室のドアに突っ込んできたのだ。
―な、なんだなんだ!?
―ん、悠斗じゃね?あれは。
―おぉー悠斗か。午前中いきなり姿けしたと思ってたら、・・・ん?な、なんだ!あの顔はぁ!!??
クラスの生徒達は口々にさまざまな反応や感想を述べた。
そんな中、おばけの様にやつれた顔をした悠斗は右手に持っていた白い袋を抱えて歩き出した。
「お、おい・・・悠、斗?」
オレの声をスルーして彼は、進む。 黒澤洸に向かって。
「・・・・・・たのまれ、てたま、まんじゅう、買って、きた。」
ゼーハーゼーハー、言いながら、悠斗は黒澤洸に白い袋をわたした。
「おぉー、サンキュ。」
悠斗に対して黒澤洸はそっけなく答え、袋を受け取った。
な、なんだなんだ?ってか、アイツ(悠斗)元気そうじゃんか。
オレ的に包帯巻いてるところイメージしてたんだけど。
悠斗は黒澤洸に袋を渡すと自分の机に直行し、気絶したように眠りだした。
((・・ミズ、悠斗どうしちゃったの?パシリにでもされたのカナ??))
春がこちらに顔を向けって来る。
((さぁ、オレにも分からない。))
オレは驚きを隠さずに答える。
春は珍しくけげんそうな顔で悠斗をみていた。
その日、オレは悠斗と帰らなかった。
とゆうか、悠斗は教室でバクスイしていて起きなかったため、置き去りにしてきたのだ。
今回はこれで終わります!!
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.13 )
- 日時: 2011/03/17 12:51
- 名前: aki 秋元 aki
「アイツちゃんと家に帰ったのかな?」
自分の部屋で勉強をしていたとき、フ とオレはつぶやいた。
まだ不安で心臓がバクバクしている。
もし悠斗がこれからのスクールライフで黒澤君のパシリ役をつとめることになるとしたら、と考えるとすごく嫌な気分になるんだ。
黒澤君は気に入らない。
と、ゆうか、明日悠斗に会ったらなんて言おう?
オレは学校に悠斗を置いて先に帰ったことを少し、後悔していた。
「明日絶対に気まずいじゃんか!・・・ってか、普通友達だったら置き去りにして先に帰るなんて事しないよな。オレサイテーじゃん。」
本当のことを言うと、悠斗を学校においてきたのは、ただ、彼が爆睡していたからだけではない。
彼との間に壁ができたようで、会うのが怖かったのだ。
「まぁ、とにかく明日になれば全部いつもどうりだよな。」
オレはそう自分に言い聞かせ、無理やり笑顔を作った。
――― 朝が来た ―――
彼は、悠斗はオレの家にいつものようにむかえには来なかった。
ふざけんな!!
なんなんだよ!
オレは一人、学校への通学路を歩いていた。
あっちから、一緒に通学しようぜ、って言ってきたんだろ!?
遅れるなら電話くらいしやがれ!!ってか、遅れる以前に来なかったし・・・
おかげで今日は遅刻だ!
現在時刻は8時10分だ。
ここからの距離だと学校まであと20分はかかる。
(ちなみに俺たちの高校では、8時10分登校完了になっている)
「あー、もう、何か遅刻しても良いや。」
怒りと不安とでゴチャゴチャだ。
どうして、アイツは来ないんだろう?
オレは何回もその内容について考えた。
でも、オレが出せた答えは決まって一つだけで、何度もその答えを打ち消した。
オレにとって都合が悪い答えだったから。
「ま、まさか、今日もアイツのパシリとかやってる訳ないしな。」
オレは笑った。
オレが学校に着いたのは、ちょうど一時間目が終わった時だった。
「あぁ、ミズ。どうして今日は遅かったの?心配したんだよ〜」
廊下ですれちがった春に声をかけられ、オレはとりあえず笑顔をむけ、その場を後にする。
教室に入ると数人のヤツ等がオレを見て話しかけてきた。
その中に悠斗はいなかった。
「水都〜おはよう!」
とりあえず、という感じで伊藤 華也(いとう かや){男}が笑った。
「あ、ぇと、おはよう。」
オレは笑顔を向けつつ教室を見渡す。
教室では黒澤君を囲む数人の男達と黒澤君しかいなかった。
なんとその中に悠斗の姿もあた。
・・・が、
オレは驚きを隠し、平然をよそおった。
「なぁ、ところでさぁ、水都なんで今日遅かったの?」
草木 匠(くさぎ たくみ)の問いにオレは顔をひきつらせる。
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