大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.114 )
- 日時: 2011/07/08 23:07
- 名前: 咲良 ◆Qo/TyHLlNE
はじめましてッ!
咲良(さくら)です。
頑張って読みました〜。
ちょっと目が痛くなっちゃいました((笑))
すごいッ!!水都、可愛いッッッ
黒澤・・・S。
でもそこがイイ・・・。
aki 秋元 akiさん、更新楽しみにしてますッ
頑張ってください〜
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.115 )
- 日時: 2011/07/08 23:10
- 名前: aki 秋元 aki
: 厘 様
感想ありがとうございますww
ビックリマーク4つですね^^
では、コメ感謝でしたww
―――――――――
「お、待たせたなぁ!」
白いミニ袋を手に悠斗が店から出てきたのは、オレと清野が少し打ち解けた頃だった。
正直言って、彼とは気が合うとは言い切れないが、一対一で話すことくらいは出来るようになった(気がした)
しかし、実際清野に会って10分もしないうちに悠斗が来たのが現実だ。
10分以上話せるかは自信がない
悠斗はチラリと清野に目を移した後、ニコヤカに口を開いた。
「あれ、水都の友達か?オレ、山梨悠斗。よろしくな。」
手を差し出してくる悠斗をみて、飛び上がった清野も慌てつつあいさつをする。
「お、俺は2年の夕音寺清野です。」
一瞬ためらった後、清野は悠斗の手を握る。
――今時手を握って挨拶って・・・オレTVでしか見たことなかった・・・。
二人の様子を珍しそうに眺めていると、突然清野がこちら側を向いた。
「じゃぁ、青樹先輩。俺はこれで!」
もうダッシュで街中に姿を消した清野を感心しつつ眺めたあと、悠斗が笑いかけてきた。
「・・・俺等も行くか。」
歩き出す悠斗。
そんな彼の姿にオレはつい首を傾げてしまった。
「行くって、どこへ?」
「ゲーセン」
――ハハ。変わんないなぁ〜。
オレは内心呆れつつため息をついた。
昔から悠斗と遊ぶときはこうなのだ。
彼がいつもフラ〜っと行き先を決めてしまう。
・・・まぁ、別にいいけど。
オレ達は歩き出した。
――夜――
「ふぅ〜・・・」
悠斗と久しぶりに遊べて楽しかった。
そんな事を考えつつ、オレは風呂上りで濡れた髪をタオルでこすった。
現在、オレは自分の部屋にいる。
時刻は10時23分。
寝巻き姿で椅子に座り、首からタオルをかけている状態だ。
オレは机の上においてある『ウ〜ロン・ポン・茶』をジュゥ――とストローを通して吸った。
――相変わらずこのお茶は苦いなぁ・・・。
今日は楽しかた。明日も学校は休み。
そんなオレの平凡を打ち壊すメロディーが突然流れ出した。
「っ!?」
ビクリと体を震わせた後、オレは音がした方向へ目を向ける。
――あぁ、携帯のメール音か・・・・・・。
メールアドレスは4,5人の友人にしか教えていない。一体誰だろう?
画面にはメール一件と大きく書かれている。
「・・・見たことないメールアドレスだなぁ・・・・・・。」
メールを開く。
『 久しぶり。黒澤だ(笑 』
とかかれた一文が最初に目に入った。
「っぎょえぇぇぇ――!!!」
ヤツに携帯のメアドを教えた記憶はない。
オレは無意識にこの世のものとは思えない悲鳴を発し、飛び上がった。
「『黒澤だ(笑い』、ってなんだよ!?笑ってないだろ!絶対に!!」
よくメールで人格が変わる人はいる。
しかし、黒澤が『笑い』をつけてくるといやに寒気がするのはオレだけだろうか。
オレはメールの続きを読む。
『突然だけど、水都の携帯の電話番号、教えて。
誰も知らないらしくてさ。
じゃ、メール待ってる☆ 』
・・・・・・
これは、キャラクターのイメージが崩れて仕方がない。
だって、アイツが『☆』って!ありえないだろ。
プッと笑った後、オレは顔面蒼白になった。
「携帯の番号って・・・悠斗にしか言ってないのに・・・・・・」
でも言わなきゃ殺されそうだ。
オレは意を決して文字を打った。
家の電話番号を・・・。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.117 )
- 日時: 2011/07/09 19:20
- 名前: aki 秋元 aki
咲良様w
コメ感謝します!
このスレ、すごい頑張って読んだ感じが伝わってきました^^((自分も全部読むのツライw
目が痛くなるまで読んでくださってありがとうございますた(_@_)/
キャラのイメージ(水都と黒澤)が自分のと合っていてよかったです^^
何かアドバイスがあれば、ドシドシお願いします!
はいw人便頑張ってみますッ!
――――――――
指に一筋の汗がつたう。
心臓が止まりそうなほどの緊張感。
外からは激しい雨の音がする。
そんな重たい空気の中、オレは送信ボタンを押した。
まるで後ろに黒澤の怨霊がいるようだ。
オレは恐怖のあまり携帯を床に投げ捨て、毛布に包まった。
メールでの黒澤の変わりようも恐ろしかったが、返信メールの内容のほうがもっと恐ろしい。
連絡網をみれば、その番号が家のだという事はすぐに分かられてしまう。
それでも、どうしても携帯の電話番号だけは教えたくなかったのだ。
昔、番号を人に教えすぎて大変な事になった経験があるからだ。
こう見えて俺はけっこう携帯でのトラブルが多い。
ピーリィリリー―、ぽりろ、ロリロリロォ―――・・・・・・
着信音が奇妙な音楽に聞こえる。
その瞬間、オレは頭を抱えた。
――どうしよう?・・・ヤツが来た―!!
メールを見たら絶対に心臓が止まること間違いなし。
絶対に見るもんか、とどうでもいい決意をしたときだ。
パッ!
音がした、と思った瞬間部屋の電気が消えた。
オレの部屋は暗闇状態になる。
外の光すら見えない。
「・・・え?」
現状を理解するまでに数秒かかった。
――どうやら、停電中らしい。
外から人家の明かりすら見えないから・・・。
ゴロゴロゴロォォォオオォォ――!!!
ピィカァァアァ!!!!!!
物音一つしない部屋を雷が不気味な色に染め上げる。
「ひぃぃぃいぃぃいいい―――!!!!」
オレは恐怖と恐怖が重なり合い、顔を上げていられなかった。
実はオレは世に言う『チキン』だ。
「水都ぉ―?水都ぉ―!」
一階から母の声がする。
しかし、今のオレの耳には届かない。
ピーリィリリー―、ぽりろ、ロリロリロォ―――・・・・・・
再び、奇妙なメロディーが流れ出す。
――あぁ、なんで着メロをこの曲にしたんだろ・・・・・・
後悔先に立たず、だ。
オレは恐る恐る床に落ちている携帯を手に取った。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.118 )
- 日時: 2011/07/11 23:12
- 名前: aki 秋元 aki
携帯には『さっき来たアドレスと同じ物』が書かれていた。
――黒澤だ!
このとき、何故オレが携帯電話を手に取ったのかは分からない。
ただ単純に怖いから話し相手が欲しかっただけなのかもしれないのだが・・・。
オレは素早くメールを開く。
『 おい、いい加減「電番(でんわばんごう)」教えろ。
優しくしてるうちに、ってよく言うじゃん。』
・・・やっぱり、見ない方がよかった。
何故だろう、このとき自然と恐怖は薄れていた。
今までのオレなら、暗い部屋に一人、というのは耐えられなかったはずなのに・・・
見ない方がよかったとオレは深く後悔したあと、ゆっくりと携帯の電源を切ろうとボタンに指を乗せた。
そのときだ。
ピーリィリリー―、ぽりろ、ロリロリロォ―――・・・・・・
また、あの奇妙な音楽が鳴り出した。
「・・・シツコイ男は嫌われるぞ、っての!」
恐怖よりも怒りが上回ったオレは感情的に携帯の画面を睨み付けた。
『こっちは今停電中。水都の方は大丈夫?
怖いなら電話しろ。
番号→○○◎ー●△Ωー◆◎○☆ 』
「・・・は?」
予想外の内容だった。
だからオレは何度もその文章が頭に入ってくるまで、目でおった。
だって、今まで険悪なムードだったのに・・・いきなりこんなのって・・・・・・。
頭がそれを理解するよりも早く、体が動いた。
プルルルル――プルルルル――・・・・・・
2回コールがあった後、すぐに誰かが電話にでる『ぶつっ』というかすかな音がした。
「も、もしもし。・・・青樹デス。」
『あぁ、水都。へぇ〜怖かったんだ?』
すぐ耳元で黒澤の低い声がする。
オレは何故か高鳴る鼓動をおさえ、言い返す。
「別に怖くないし。ただ、どうしても電話番号を教えて欲しいって言うから・・・。」
ぶっきらぼうに言い返すオレの耳元で小さく黒澤がふき出すのが分かった。
『プッ・・・。まだそれ関係のメール2件しか送ってないけど。まぁ、いいや。そっちも停電?』
「おぅ、停電中。他の家の明かりも全然見えない!」
確認のためにオレは窓の外を眺める。
見事に真っ暗だ。街灯も全て消えている。
空は曇りなのか、月や星の輝きもまるで見えない。
『ふぅ〜ん。じゃぁ、周り真っ暗なんだ?・・・・・・後ろ、大丈夫?』
後半部分で突然黒澤の声が変化した。
トーンが下がったとゆうか、・・・まるで、怖い話をするときの様な・・・・・・。
オレは一瞬ドキッとしたが、それを悟られないように声のトーンを高くする。
「・・・後ろって?何のこと?ハハハ、ハハハ。」
笑ってみた、が恐怖が薄らぐことはなかった。
『・・・後ろ注意して、見とけよ。女の人とかいたらすぐに逃げ』
黒澤がしゃべっている途中、オレは念のため、恐る恐る後ろを目だけで見る。
そして、さらに顔を青くした。
―何もなかったのだ。何も。あるのは暗闇だけ。いつ何がそこに存在していてもおかしくない暗闇がオレを包んでいるだけ・・・。
そう考えると心底恐ろしくなる。
オレは体が震えていることに気づかないふりをした。
「あ、あのなぁぁ、黒澤!そんな子供だばじぃ・・・オレにづうどうずるどぼぼぶぼば・・?ハハハハ―!」
最後の言葉が奇妙に鳴っていることに気づかずオレは笑って見せた。
そんなオレに黒澤がさわやかに告げてくる。
『・・・水都、声ふるえてる。怖いの?』
――鋭い!
オレは自身の心情をさとられたことに驚愕しつつワックスをかけていない状態の髪の毛をクルクルと指でもてあそんだ。
「怖くない。だいたい、幽霊なんでこの世にいr―――・・・」
その時だ。
雷と同時に窓に髪の長い女の顔が写っている瞬間を偶然見てしまった。
しかも、こちらを思いっきり睨んでいる。
「っぎゃあぁぁぁああぁあぁぁあああああ!!!!」
その瞬間、オレの声が悲鳴に変わる。
『・・・っ!?、水都?・・・』
黒澤の呼びかけも聞こえない。オレは携帯を投げ捨て、近くにあったクッションに顔をうずめた。
「ぁぁぁ・・・神様仏様大仏様水都様陰陽師様〜〜〜!!!」
自作の呪文を唱えるが効果があるとは思えない。
オレはただひたすらブルブル震えていることしか出来なかったのだ。
パッ!!
その時だ。耳にかすかな音が聞こえた。
そっと目を開けると・・・あぁ、部屋の電気がついている!
どうやら、電気が復旧したらしい。
「・・・ほへぇぁぁぁあぁあぁああ・・・・・・・・・。」
オレは心からの安堵のためか情けない声を出す。
そして、クッションから勢い欲顔を外した。
おそるおそる女の顔が映っている窓を見る。
――あぁ、そういう事か。
オレはあの女の顔の正体が、幼稚園の頃に自分の描いた母親の顔の絵だったという事をしり、大きなため息をついた。
『水都・・・水都?・・・・・・おい、』
安堵しつつオレは転がっていた携帯電話を耳に当てる。
「・・・黒澤・・・」
『どうした?急に大声出して。』
黒澤の言葉にオレは羞恥心で顔を赤らめつつ笑って見せた。
「はは、何のこと?幽霊の声でも聞いたんじゃないの?」
――ようやく平和が戻ってきた。
そう思ったときだ。
『「・・・洸先輩、電気ついたんで俺風呂入ってきます。」「・・・あぁ」』
受話器の向こう側から黒澤とどこかで聞いたことのある声との会話が聞こえてきた。
――え?洸先輩って・・・・・・なに?誰かと同居してんの?
「な、なぁ!黒澤、・・・もしかして、誰かと同居生活してる?」
オレの問いを黒澤はアッサリと肯定した。
『あぁ。』
「え、・・・まじか。・・・・・・・・・・・・格好いいな、同居って。まさに青春って感じ!はははははは―」
オレに不自然さに気づいたの気づいてないのか、黒澤は少しの間沈黙したあとに言った。
『・・・・・・まぁ、そういう事だから。電話切る。』
「あぁ。月曜日な!」
ブツリ・・・・・・
容赦なく電話が切れた。
オレは数分間その場で固まったままだった。
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