大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.14 )
- 日時: 2011/03/17 13:32
- 名前: aki 秋元 aki
「いや、ちょっと学行く途中でお腹痛くなっちゃってさ!
近くの公園のトイレに行ってたんだ。」
オレはハハハー! と笑って見せた。
周りのヤツ等も疑っている様子はなかったので一安心だ。
どうしておくれたのかというと本当は、近くの公園のベンチで考え事をしていたからだ。
考え事の内容はこれからの黒澤君への態度について〜だ。
最終的に相手の思いどうりにならない様にする、という考えでまとまった。
ってか、悠斗は何をやっているんだよ!
本当に黒澤君のいいなりになったんじゃないよな?
あぁーちくしょう!!気になるじゃんか!
オレは歯軋りしつつ、その他もろもろの質問に適当に笑顔で返した。
やっと、質問地獄から開放されたと思ったとき、学校のチャイムがなった。
二時間目が始まる。
「まぁ、悠斗には二時間目の後の休み時間に聞くか。」
オレはそうつぶやくと同時に頭を勉強モードに切り替える。
授業中、フ 二つの視線に気づく。
一つは前に座る春の視線だ。
あぁー、どうせ今日はどうして遅かったの? とか聞いてくるんだろうな。 本当におせっかい、つぅーかメンドクサイヤツ。
ってか、授業中に聞かなくてもいいと思うんだよね。
二つ目の視線は黒澤洸のものだ。
こちらの反応を面白がるような目で観察している。
あぁ、どいつもこいつも。
オレの近くのやつはウザいヤツが多いんだな。
オレは内心あきれつつ ジィーとウザいほどにガン見してくる春に話しかけた。
((春君どうしたの?))
((あのさ、今日どうして遅刻したの?))
春はいきなり顔を近づけてきた。
そしてのぞき込むような、探るような目でオレの瞳をのぞき込む。
そんな春にオレはあきれた様に返す。
((学校に行く途中でお腹が痛くなったんだよ。公園のトイレでベン出してただけ。))
オレが理由を言ってもまだ、彼は探るような目をしている。
いたいコイツは何を探ってるんだ?
オレは内心ハラハラしつつ平然をよそおう。
((なに?他になにか用でもあるの?))
ヤバイ、コイツもしかしたらオレが嘘をついてるの分かったのか?
そんな!あの鈍感そうな春に嘘を見破られるなんて、そんなのいやだよ!!
昔、嘘をつく練習していたことがあった。
だから、少なくともオレは初心者よりは嘘のつきかたが上手いはず・・・
なのに、どうしてコイツは―。
((ねぇ、ミズさぁ。何か隠してるよね?))
あれこれと思考回路を働かせているオレを探るように、春はオレの目をじっと見ていた。
フと春の目線から逃げるように教室を見渡す。
あぁ、黒澤君が面白そうにオレのほう見てるよ。
アイツの思いどうりになるのだけはさけたい!!
よし!ここは無表情で春との会話を続けよう。 そうすれば、反応が無くてつまんない、って彼も授業に集中するだろう。
オレは再び春へと視線をもどした。
((何も隠してない。ってゆうか、何か隠してたとしても春君には関係ないよね。))
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.15 )
- 日時: 2011/03/17 14:29
- 名前: aki 秋元 aki
2時限目が終わった休み時間。
オレの精神はぐったりと疲れていた。
なぜって?話は数十分さかのぼる。
オレが何をかくしてても春に関係ない、みたいなことをいったら、春のヤツ、
((そうかよ。))
って冷たくにらんできたんだぜ。
それいらい、アイツは話しかけてこないし、黒澤君は相変わらず笑いながらオレのほうをみてくるし、で。
オレは変な圧力を感じた。
その状態が30分以上続いたんだぜ。
もうオレの精神はグッタグタ。
オレは ヨッコイショ と立ち上がった。
そして悠斗のことろへゆっくり歩き出す。
悠斗は休み時間になると、黒澤君のもとへ直行していた。
黒澤君に近づくのは心臓から毛が生えるよりも嫌だったががまんする。
「な、なぁ、悠斗。ちょっと話さない?」
オレがいうと彼はいつもの笑顔になる。
「おぅ、水都じゃん。いいぜ!!」
悠斗は黒澤にそのことを告げると歩き出した。
オレは気持ち悪いくらいにニヤニヤする黒澤をにらみつけると悠斗の後をついていく。
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.16 )
- 日時: 2011/03/17 18:52
- 名前: aki 秋元 aki
オレと悠斗は無言で屋上に向かった。
いや、正式には屋上に向かう悠斗をオレは追いかけた。
二人は無言だ。
屋上のドアの前についたとき、悠斗は立ち止まった。
・・・なんだよ?こんな中途半端なところで立ち止まりやがって!
通行の邪魔だろ。
彼が動く気配が無かったのでオレは口を開いた。
「どうして、黒澤なんかと一緒にいるんだよ?」
悠斗はくるり、とオレのほうを見ると、不思議そうな顔をした。
「どうしてってなんだよ。友達だからだろ?」
「い、いや。だってお前アイツにパシられてたじゃん!」
思った以上に自分の声が鋭くなっていることにオレは驚いた。
オレがあやまろうとしたとき、悠斗は言った。
「いや、まぁ、昨日はそうだったかもな!でも、もうパシリにされてないぜ?」
悠斗はいつもの笑顔をうかべる。
オレは困惑した。
もしも、オレが思っていることが、ただの勘違いだったら、どうしよう。
しかし、すぐにオレはの考えを取り消した。
いや、絶対に悠斗はおかしい!だってあのプライドの高い悠斗が、自分をパシリにした相手と友達なんてやるわけないだろ?
オレはうつむいた。
「アイツを友達・・・。って、らしくないよ!」
「何で?アイツと一緒にいて楽しい。だからオレはアイツと友達やってるんだぜ?」
・・・・・・。どうしたんだよ?悠斗は?
だって、アイツは黒澤は・・・。
オレの中に憎しみが生まれた。
そうだよ!だいたい、あいつさえいなければこんなことにはならなかった!! 全て、あいつが悪いんだ!
オレはフと思った。
どうして、たった一人の友達の行動にこんなにイライラするのだろう? と。
だって、そうだろ?友達がそれでいいならそれで良いじゃないか!
それなのに、どうしてオレは・・・・・・。
「・・・ま、さか・・・」
オレは即座にその考えを打ち消した。
「どうした?お前なんか様子変だぞ?」
悠斗が心配そうにこちらをのぞて来る。
だって、そんなわけ無いだろ?あいつは友達だ!ただの幼馴染だ!!
そうだろ?オレ、バカなこと考えるなよ!
そんなわけ絶対にあるはずないだろ?
オレは黒澤に向けていた憎しみが自分に向くのを感じた。
何変なこと考えてるんだよ!オレは!!
オレは自分の手の甲に、つめをたてた。
どんどんつめに力を入れていく。
あまりの痛みにオレは肉がちぎれるかと思った
でも、それでもオレは力をゆるめない。
「やめろ。そんな事したら、痛いだろ?」
突然、悠斗がつめをたててる手にふれる。
思わずオレは力をゆるめた。
「・・・もう、いいじゃないか。昔のことは、もういいじゃんか」
―――昔のこと―――
この単語にオレのからだはピクリと反応する。
それと同時に、オレは悠斗にときめいている自分に気づく。
あぁ、オレは悠斗のことが好きなんだな・・・。
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.17 )
- 日時: 2011/03/18 17:47
- 名前: aki 秋元 aki
そのとき、オレは自分の目から何かが出てくるのがわかった。
涙だ。
「・・!・・・ぇ、と・・・どうした?」
悠斗はひどくビックリしたような顔をした。
それと同時に、オレへの対応の仕方に戸惑っているのか、おどおどとしていた。
あぁ、オレのバカ・・・。
何勝手に泣いてるんだよ。
オレは涙を止めようとする。でも、止まらない。
「・・め・・・・・・・お・・・っと・・・す・・・い・・・。」
「・・・ん?ごめん、もう一回言って。」
悠斗が耳を近づけてくる。
・・・だ、ダメだ。もう・・・限界!!
オレは走り出した。
もう、これ以上アイツのそばにいたら、声を上げて泣きそうだ。
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