大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.135 )
- 日時: 2011/07/24 19:06
- 名前: 霧屋 朋乃
すげっす!!
いろいろな思いが重なりますね。
最高ですっ!!
更新遅くても全然OKです!
楽しみにしてますから!^^
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.136 )
- 日時: 2011/07/27 09:53
- 名前: aki 秋元 aki
未遊様
お久〜ですね^^
コメまいどありです!
楽しく読んでくださったならよかったですw(文才は無いですよ^^;サスガニ)
未遊さんの小説のほうもちょくちょく見に行ってますwリボーンやばいくらい面白いですよね><
今度言ったとき、書き込みしてくるんでww
アドバイスとか意見はいつでも受付中なんでwあったらドシドシくださいね!
霧屋 朋乃様
『いろいろな思いが重なり〜・・・』←この言葉すきですww
はい、久しぶりです。(自分的に)
コメありがとうございました!
新便できるだけ早くするようにがんばるんでww
あ、スレ見に行きましたよ♪
うんwヤッパリ学園系の物語は読みやすくていいですね^w^
ユニークな設定で面白いと思いますよww
―――――スタート―――――
オレの周囲に嵐が到来してきたと気づいたのは6時限目の数学の授業のときだった。
優しそうな先生ののんびりとした声が教室中に響く。
オレは窓からさしこむ暖かな秋の日差しにあたりつつ、大きなあくびをかみ殺した。
――なんて平凡な時間帯なんだろう。
オレは頭の隅でボゥーっとそんなことを考えつつ教科書に目を移す。
見た目は平凡そうに見えるオレだろう。しかし、今のオレの心は荒れ果てている。
気づけば無意識に視線が黒澤のほうへ行ってしまっているくらいだ。
そして自分の行動に気づくたびに胸がチクチクと痛くなる。
オレはぶんぶん、と頭を大きく横に振った。
――落ち着け、オレ!黒澤なんか別にいいじゃないか!付き合っているヤツがいるのも当然だ。だって、もう高校2年生だぞ?
再び黒澤のほうへ視線がいってしまう。
一方、黒澤はシャーペンを必死に動かしている。
黒板の文字でもノートに写しているのだろうか。
不思議に思ったが、オレはあえて逆方向へ顔をグリンと向けた。
秋の太陽がもみじや木々を照らしている。
開いた窓から、子供たちの笑い声がかすかに聞こえてきた。
――この世界はどうかしている・・・・・・。
オレは小さくため息をつくと同時に黒板に向き直った。
ガラー・・・・・・
授業開始から30分たった頃、突然学年主任の斉藤先生が静かに教室にはいってきた。
「ちょっといいですか?」
斉藤先生は数学担当の栗谷先生をつれ、廊下に出て行った。
―なんだなんだ?
―授業はやく続けて欲しいんだけど。
―え、この式ってどうやって解くの?
―あぁ、これはね・・・・・・
生徒達がざわめき始めた頃、先生達はツカツカと教室に戻って来た。
なにやら、教室内をキョロキョロと見回している。
――どした、先生?
オレは感情の無い瞳で彼等(先生達)を見た後、すぐに興味をなくし教科書へ視線を落とす。
教科書を見ているはずなのに、なかなか授業に集中できないのはなぜだろう?
オレはおもいっきり自分の頭を殴りつけた。
その行動をみていたのだろう。春が小さく顔をしかめる。
「ミズ〜痛くないの?そんなことして。」
オレが殴りつけた部分に触れてくる。オレは真顔で春の瞳を見た。
「別に?オレ頭、頑丈だし。」
「・・・・・・そうだね。」
春は眉をひそめたが、それ以上は何も言わず黒板へ向き直った。
「えぇ〜、青樹君いるかな?青樹水都君!」
――!!?
斉藤先生が突然オレの名を呼んだ。
予想外の出来事にオレは目を丸くする。
――え、なに?オレ何かした?
生徒達が一斉にこちらを振り返り、オレは圧倒される。
「・・・はい、オレが青樹です。」
オレが躊躇しながら立ち上がると同時に生徒達の視線も上へ移動する。
斉藤先生はオレに困り顔をむけると手招きをして教室を出て行った。
もちろん、オレもそれに続く。
オレの背中には、生徒達の興味深気な視線がつきささるだけだ。
教室を出ると、斉藤先生が目の前に立っていた。
「玄関へ行こう。」
「・・・はぁ・・・」
オレは曖昧にこたえ、先生の後に続く。
「あ、あの先生。何があったんですか?」
玄関へ向かう途中、オレは思い沈黙に耐えかね、つい口を開いてしまう。
「あぁ、そうだね。それを先に言わなくちゃね。」
先生はよほどの何かがあったのだろう。忘れていた、と小さく言った。
そして数秒間沈黙した後、再び口を開いた。
「実は、ついさっき青樹君の妹さんが突然学校にきたんだよ。」
「・・・・・・は?」
先生の言葉にオレは固まった。
何か、すごく嫌な予感がする。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.137 )
- 日時: 2011/07/27 13:34
- 名前: 霧屋 朋乃
やばいやばい!!
どうしたんだ!?
そして、面白いと言ってもらって感謝です!
aki 秋元 akiさんもおもしろいですよ!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.138 )
- 日時: 2011/07/28 17:58
- 名前: aki 秋元 aki
「お兄ちゃん!」
玄関に着いたとたん、中学2年生の妹がオレに向かって駆け寄ってきた。
なにやら必死そうに涙をこらえている様子で、鼻は真っ赤だ。泣いてたのだろうか?
オレは妹が少しだけ心配になり、いつもより少し優しい声を出した。
「どうした?桃香。」
オレの声を聞いたせいなのか、桃香は茶色いフワフワの髪がぐしゃぐしゃになることも気にせず、オレに泣きついてきた。
「うわぁ〜ん!お兄ちゃん、どうしよう!?私、わたひぃ、ファフィラブ#▲∵煤凾衍・・・〜♪ω!!――◆×・・!!!」
「なんだ?桃香、後半部分からなに言ってるか全然理解できないぞ?」
オレは妹の頭を軽くなででから、何故かこちらをうらやましそうに見ている斉藤先生に困り顔を向けた。
当の斉藤先生は言う。
「本当は、待合室で座って待ってもらおうと思ったんだが、その子がここでいい!と言い張るんで・・・・・・玄関で待ってもらった。」
オレは先生に適当に相槌をうちつつ、優しい兄の様な困り顔を作った。
「あの、先生。この状態じゃ妹から泣いてる理由を聞き出せません。」
先生はオレの言いたいことがよく理解できない様子で、首をかしげた。
その時だ。
「∵△♪・・・■◎∂!!」
妹が再び意味不明な奇声をあげたかと思えばいきなりオレは腕を引っ張られる。
「っ!!ちょ!桃香!!どこにいくん――・・!!!」
桃香は労わるべき兄のオレの腕を乱暴に掴み、あっと言う間に学校の玄関を飛び出した。
「青樹くぅ〜〜ん!!」
――あぁ、斉藤先生の叫び声が遠くから聞こえる。
オレはあえて妹に逆らおうともせず、そのまま走り続けた。
―――――――――
5分くらい走っただろうか。
オレと妹は小さな公園の前で立ち止まった。
はぁはぁ、と息を切らしているオレ。真顔で立ちすくむ妹。
さすが、ソフトボール部のキャプテンだ。
オレは妹に感心しつつ、公園に唯一残されている『物』、のベンチをながめた。
一方妹はすでに泣き止んでいる。真顔の顔にはただただ、青白い色が塗られてあるだけだ。
しばらく、オレ達はその場でだまりこんでいた。
しかし、やがて沈黙にあきたようなボゥーとした声で妹が口を開く。
「・・・おにいちゃん・・・・・・私、どうしよう・・・・・・」
ボゥーっとした声だったが、一つ一つの単語はハッキリと聞こえた。
オレは何気なくを装って問い返す。
「なにが?」
すると、妹はいきなりこちらにグリンと顔を向けてきた。
予想外の出来事にオレはつい「わっ!」と尻餅をついてしまう。
「私ね、今朝登校する途中!お父さんの事みちゃったの!」
見た、ではなく見ちゃった、という事は・・・・・・女か・・・・・・。
「へぇ、・・・・・・元気だった?父さん」
オレは返す言葉もなく、つい冗談交じりに言ってしまう。毎日あっているお父さん。
「うん、すっごく元気100倍な状態だった。アンパンマ○みたいに笑ってた!だってね・・・・・・女の人と一緒だったんだもん!!」
言葉と同時に妹は再び目に涙を浮かべる。
「どうしよう?この前、お父さんとお母さんが喧嘩してたのは『これ』のせいだったんだよね?お兄ちゃん知ってたんでしょ!!?」
「へ?」
オレは地べたに尻をつけつつ、ポカンと口をあけた。
――確かに知ってたけど・・・・・・
まさか、妹に睨まれる日が来ることになろうとは・・・・・・
「知ってて、私に教えてくれなかったんでしょ!?私、今日そのせいですっごく・・・・・・・・・・・・・」
――あぁ、面倒くさい。
オレは一瞬チラリ、と黒澤の事を考えた後妹の顔に目をうつす。
今にも涙が洪水のようにあふれ出しそうだ。
「・・・悪かった・・・」
オレがそういって立ち上がると妹は、喉からしぼり出すような声を出した。
「私、今日は・・・・・・帰り遅くなる・・・・・・から・・・・・・・・・!」
「あ!おい!」
言葉が終わるより先に駆け出してしまった妹の背中をオレはただ呆然と見ていた。
――帰りが遅くなるってことは・・・・・・帰ってくるんだよな?
オレの中でまた一つ、不安が膨れ上がっていく。
いずれそれらは破裂して、混ざり合い取り返しのつかないことになってしまうような気がして。
今のオレはその場から一歩も動くことができなかった。
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