大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.45 )
- 日時: 2011/04/04 12:07
- 名前: aki 秋元 aki
悠斗は額に怒りマークをつけつつ、づかづかと教室をあとにした。
「っちょ!悠斗!?待っ―――」
「水都、どこいくの?」
後についていこうとしたオレの手を黒澤が掴む。
しかし、今のオレには黒澤なんて視界の外だった。
「悠斗、待って!!」
黒澤の手をふりほどいてオレは悠斗のあとを追った。
・・・いったい悠斗と黒澤の関係はなんだ?
考えつつ、オレは悠斗においつく。
彼は言った。
「お前、黒澤とは関わらないほうがいい!アイツはヤバイって!!」
「・・・は?」
・・・ヤバイのは誰からみたって分かる。ってかそれより!!
「な、なぁ!悠斗は黒澤となんの約束してたんだよ!?黒澤は友達じゃないのか?」
オレの質問に悠斗はたんたんと答える。
「約束は・・言えない。オレと黒澤は友達じゃない。」
「・・・いや・・・・・そうじゃなくて・・さぁ・・・・。」
オレは言葉につまった。
・・・・悠斗、何でそんなに怒ってるんだ?
しばらくの間、オレと悠斗は無言で歩き続けた。
向かった先は
―――屋上だ―――
「・・・で?あと、なにか聞きたいことあるか?」
悠斗は気を取り直したかのように普通に聞いてくる。
「・・・・ぅん・・。悠斗と黒澤が交わした約束に、オレって関係あるの?」
さっき約束の内容は教えないといわれつつ、ついそのことについてふれてしまう。
悠斗は深く、ため息をついた。
「・・・お前って本当に昔から、かわんねぇーな!」
あきれた様に言う悠斗。
「そ、そんなことないし!ってか、何がだよ!?」
オレの言葉に悠斗は笑った。
笑って、いつもみたいにオレの頭をなでる。
・・・あぁ、懐かしいな。昔にもどったみたいだ・・・・
オレは心が切なくなるのを感じつつ、笑った。
「・・・じゃぁ、一つ、取引しないか?」
悠斗は突然、提案をしてきた。
「え?取引って?」
「俺が約束の内容を言うかわりにお前に教えて欲しいことがあるんだ。」
悠斗がいきなり真面目な顔になる。
「この前、屋上で二人で話したときさか、お前泣いてたじゃん?あれの理由を教えて欲しいんだ。」
「・・・え・・・?」
泣いてた理由は言ったはずだ。感動系の――・・・
「本当は嘘なんだろ?感動系の映画見たってやつ。」
「・・・・・」
・・・・っち!ばれてたか。
オレは内心悪態をつきつつ、うなずいた。
「・・・嘘・・だよ。うん、嘘です。」
「・・・やっぱりなぁ!だから、その理由、教えろよ?オレが約束の内容を教えたら。いいな?」
えぇーーー!?マジかよ!!マジで?嘘だろ??
だって、オレがあそこで泣いてた理由って。。。。
「お前が好きだから」、だぞ?
本人をまえにして言ったら、告白してるようなもんじゃないか!?
えぇ!?マジでかよ!!
・・・でも、約束しなきゃ悠斗は約束の内容を教えてくれないんだよなぁ〜・・・
オレは意を決した。
「・・・わかった・・よ。言う!悠斗が言ったら、オレも言う!!」
オレの返事に悠斗はニカッとわらった。
「約束だからな!」
「あぁ!!」
そして悠斗はかたりだす。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.46 )
- 日時: 2011/04/05 18:23
- 名前: aki 秋元 aki
「・・・オレ、今から変なこと言うから・・・・・何も言わずにいけよな。」
悠斗のが真面目なまなざしを向けてくる。
コクリと一回うなずくオレ。
そんなオレに悠斗は優しくほほえんでから、話始めた。
「お前じゃない、そこに座っているやつ」
黒澤洸が悠斗を指差す。
「さっき、大声を出して教室を出て行ったの、お前の友達だろ。見てた。」
時は(約)三日前にさかのぼる。
黒澤洸がこの学校に転校してきた当日の休み時間だ。
――――あらすじ(?)――――
クラスの後ろに人が集まっているのを見て、みんなでエロ本を読んでいると勘違いした水都。
しかし、水都の考えは間違っていて、ただ単純にみんな転校生の机に集まっているだけ、という事が判明。
恥かしくなった水都は大声をあげて教室から飛び出した。
黒澤に睨まれつつ、悠斗は薄く笑った。
「・・・そうだぜ。友達だけど?」
「その友達の名前、誰って聞いてるんだけど。」
二人の間に緊張が走る。
「・・・何でオレに聞くんだ?他のヤツに聞けばいいじゃねぇか。」
「周りは誰が出て行ったのか知らない。」
悠斗は眉をひそめた。
――コイツ、水都の名前を聞いてどうするつもりだ?
――何かよからぬ事をするぞ、って顔してるよコイツ!!教えていいのかな?
悠斗はどうせ同じクラスだからいずれは知ることになると、分かっていてもつい迷ってしまう。
「・・・・・話が長くなりそう。ついてこい!」
黒澤洸はそういうとすたすたと教室をあとにした。
悠斗も一瞬ためらいつつ、それに続く。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.47 )
- 日時: 2011/04/08 20:11
- 名前: aki 秋元 aki
黒澤洸はある場所で足を止めた。
――学校の体育館裏だ――
(おいおい、黒澤のヤツ、こんなところにオレをつれてきて、何を離すつもりだ?)
悠斗は不安な気持ちを押し殺し、顔に笑顔を貼り付けた。
(ここで不安な顔をしたら、相手になめられて終わりだ!絶対にコイツに水都の名前は教えない!!)
悠斗は黒澤洸をにらみつけた。
「・・そんな怖い顔しなくたっていいじゃん。殴ったりしない。」
「じゃぁ、なんでオレをここにつれてきたんだよ?いくら話が長くなるって言ったって、ここに来ることないだろ?」
悠斗はつい、とげのある声を出してしまった。
「・・・俺は、ただ君の友達の名前とその他もろもろ、の情報が知りたくてここに来た。それだけ。」
肩をすくめる黒澤洸。
しかし、その瞳には明らかに殺気がこもっている。
悠斗は負けじと言い返した。
「どうして、アイツのことをそんなに知りたがるんだ?」
「・・・ただ単純に君の友達が気に入っただけ。お前に関係ないじゃん。」
「関係なくないだろ?だいたい気に入ったなら、自分から話しかけろよ。」
悠斗の言葉に黒澤洸は笑った。
「本人に聞いたらつまらない。君の友達の驚く顔がみたいから。」
黒澤の言葉に悠斗はなにか危ないものを感じた。
一歩あとずさる悠斗。
それを見た黒澤は3歩前に前進した。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.48 )
- 日時: 2011/04/10 14:24
- 名前: aki 秋元 aki
「・・・・ねぇ、どうして君は君の友達の名前を教えてくれない?」
「・・・・黒澤に言ったら、何かいやな感じがするんだよ。」
「・・あららぁ?もしかして焼きもち?」
楽しそうに笑う黒澤を悠斗は不気味に思った。
(コイツ・・・普通じゃ。。ない・・・・)
「アイツの名前を聞いて、なにするつもりだよ?ただ驚く顔が見たいってだけじゃないだろ?」
悠斗の質問に黒澤はクスクスと小さく笑った。
「さぁ?どうだろう。君の友達の顔、分からないし・・・でも、俺不思議な行動をとるヤツ、けっこう好き。」
「・・・・・」
(・・・確かに水都は不思議な行動とるなぁ。ってか、何で俺に名前を聞くんだよ。)
「君の友達の顔と体格と性格しだい。俺がなにをするかはまだ分からない・・。」
「はぁ!?」
黒澤のおかしな言葉に悠斗は心から驚いてしまう。
「・・・お前、黒澤・・何言ってるんだよ?自分の行動だろ?」
悠斗の言葉に黒澤はなれたように答えた。
「・・俺は昔から自分でも予測不可能な行動をする。その時その時の心の変化で俺の行動は大きくかわる。だから、君の友達を見たときの自分が何をするか分からない。」
(意味が分からない・・・・・なんで自分の行動が分からないんだよ?予想はできるだろ、普通に?)
黙り込む悠斗に黒澤は楽しそうに語りかけた。
「ねぇ、君の友達はどんな顔?どんな性格?趣味は?」
「ふざけるな!そんな事を聞くためにここに来たのか?」
さけぶ悠斗に黒澤は言った。
「だから言ったじゃん。俺はその時その時で行動パターンが変わるって。だから何をしても大丈夫なように人目がないところに来た。」
「・・・・何をしてもいいよう・・に?」
悠斗はゾクリと心の中で何かが冷やされるような不安な気持ちになった。
(コイツは・・なんか・・・危ないな・・・・)
「フフッ・・・もしかしたら、俺が君を殴るかもしれないし殺すかもしれない・・自分って本当によく分からない。」
黒澤はポケットからナイフを取り出すと自分の首筋にあてて見せた。
「もしかしたら、俺が君の友達を気に入ったら、こうしちゃうかもしれない。本当に俺って不思議。」
つぅ―と一筋の血が流れる黒澤の首をみて悠斗は決心した。
(このまま、俺が水都の名前を教えなかったとしても、絶対に黒澤は水都に手を出す・・・・。だから―)
「黒澤・・。俺がお前のいう事を何でも聞く・・。だから、アイツには何もしないでくれないか?」
悠斗の突然の提案に黒澤は目を丸くした。
「アイツには何もしないでくれ・・・・昔から・・壊れやすいやつ・・だから・・・・さぁ・・・・・。」
「・・・君は君の友達と同等の価値がある?」
黒澤は目を細めつつ聞いてきた。
「・・あぁ。タブン・・ある!」
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが二人を現実へ引き戻す。
「・・・俺が教室に帰る。」
歩き出す黒澤に悠斗はあわてて言った。
「おい、待てよ!話はまだ――」
「朝陽菜の店にある一日に限定300個のまんじゅうを買って来い。命令だ。」
黒澤の言った言葉に悠斗は立ち止まった。
(・・・これはつまり・・・・)
―――――交渉成立だ―――――
悠斗は水都に言った。
「・・・アイツは、危ないやつだよ・・。」
水都は悠斗の話を聞き終えたあと、しばらくの間黙り込んでいた。
とゆうか、言葉が出てこなかったのだ。
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