大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
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- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.6 )
- 日時: 2011/06/16 20:29
- 名前: aki 秋元 aki
感想ありがとうございます。 始めてもらったので、興奮してます。
これからもがんばってみます!
――――――では、スタート!――――――
悠斗と話している途中、オレはあることに疑問を抱いた。
クラスの一番後ろの窓側の席に、人がたくさん集まっているのだ。
なんだ・・・?誰かがエロ本でも持ち込んだのかな。
・・・・・・エロ本・・・ちょっと、みたぃ・・・カモ・・・・・・
ってぇ!何考えてんだオレ!!みんなで本みたって気まずいだけだろ!!
オレは自分の手の甲につめをたてた。
「・・・・・・っ痛!」
顔をしかめるオレを見て悠斗は首をかしげる
「お前って本当に変わったやつだよな!今度は何がきにくわなかったんだよ?」
「・・・べ、べつに!なんでもない!!」
言えるわけが無いだろう!オレに芽生えた悪夢のことなんて。
フンッ!てか、人で壁を作って、エロ本読んでること隠そうったって、バレバレなんだよ!!
オレはちゃんと知ってるんだよ!知ってるんだからな!!
「あぁ、あそこの席って今日来た転校生君の席だろ。」
悠斗はオレの視線の先を見て、答えた。
「・・・え!?」
悠斗が言った言葉にオレは耳を疑う。
なぜって?言葉にするのは難しい。けど、たとえるならそうだな・・・
チョコレートだと思って食べた 固体 が、実はドックフードでした! みたいな心情だよ。そりゃ耳(口)を疑うだろ?
「転校生君は初日から人気だな!みんな目、キラッキラさせてるぜ!」
オレの心情を知らないであろう悠斗は隣で声をたてて笑った。
「あ、あぁ・・・・・・人気だな。はははぁー・・・」
オレは悠斗に適当にあいづちをうつ。
あぁ、オレのバカ・・・。バカ野朗!!
エロ本って、違うじゃないか!!何一人で妄想してたんだよ!!
あぁぁ〜恥かしいな、おい!
オレは顔が熱くなるのを感じた。
やばい。何か、すっげぇー居心地悪いな・・・。
いや、ってかオレって実は変態でした、みたいな転回?
どうしよう・・・どうしよう・・・・・・
頭の整理がつかずオレは混乱した。
−−−−そしてーーーーー
次の瞬間、オレは一人、おたけびをあげながら教室をダッシュで突破していた・・・。
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.7 )
- 日時: 2011/03/13 10:17
- 名前: aki 秋元 aki
「あ゛ぁーーーーー!!」
突然、叫びながらダッシュで教室を突破する友人を見て、悠斗は立ち上がる。
「ぉ、おい!水都!?どうしたんだよ!!」
悠斗だけでなく、クラス全員の視線が 彼 が出て行った後のドアに向く。
―なんだ、なんだ?今の誰だよ。
―さぁ?オレもよく見てねぇ。
―ってか、うちのクラスにあんな事するような変なやつっていなくね?
―他のクラスかな?
―だとすると、 遠藤徹平(えんどうてっぺい)くらいだろ。
誰もがひそひそと教室中を見回す。
悠斗は居心地が悪いのをこらえつつ椅子に座る。
(どうやら、さっきのヤツが水都だとはみんな気づいてないらしい。)
内心ホッとため息をつく。
その時ひそひそと小さい音(ヒソヒソ話)の連鎖が続く教室に、一人の声が響き渡った。
「ねぇ、さっきの誰?」
声の主は今日転校してきたばかりの黒沢洸だ。
だから、そのことでみんなヒソヒソ話してるんだろ?
教室の誰もがその言葉を喉元でこらえる。
・・・・・・シーーン・・・・・・
静まり返った教室。
しかし、彼はそんな周りの空気を気にすることなく、立ち上がる。
「ねぇ、さっきのは誰?俺聞いてるんだけど。」
静かに低い声で 彼 は一歩一歩、ある人物の元へ歩み寄る。
「いや、僕知らないですよ。」
「お前じゃない。そこに座ってるやつに聞いてる。」
眼鏡をかけた細い体の少年の言葉を冷たくさえぎった後、黒澤洸は指を指す。
山梨悠斗に向かって、指をさす。
その頃、(今まさに)教室で話題の中心になっている張本人、 青樹水都は屋上のベンチの上で横になっていた。
あぁ、ありえねぇ・・・。ありえねぇよ。
水都は教室を出て行ったときの光景を何度も何度も繰り返し思い出していた。
悠斗の驚いたときの丸い目。
クラスのヤツ等が向けてきた冷たい目。
ここまで来る途中ですれ違った人たちの軽蔑まじりの目。
・・・って、他人が向けてきた目のことしか思い出せないよ。
つまり今、オレが一番気になってるのは 周りのヤツ等からどう印象付けられてたか、って事か・・・。
あぁー、ちくしょう。
何であんなことしちゃったんだよ・・・。超恥かしいじゃないか。
オレのバカ野郎!
オレは自分を痛めつける気力もなく、ただベンチの上で力なく横たわっていた。
ひからびた、ひとでのように。
〜〜♪ ―――〜♪♪ 〜〜〜☆〜〜■●〜♪♪♪
どこからか、聞いたことのある音楽が誰かの鼻歌で流れてくる。
優しく切ないメロディー。
少しづつ、近づいてくる。
そして、オレのすぐ近く(真上)でピタリとやんだ。
どうしたんだろう?続きが聞きたいのに。
オレは静かに目を開いた。
「・・・・・・・・・」
太陽の光をさえぎるようにして、誰かが顔をのぞきこんでいる。
いったい誰だろう?人の顔をジロジロと・・・。
オレが口を開くより先に、その誰かさんが言った。
「なんでここにいるんだよ?もう授業始まってるゼ?」
オレは ムクリ と起き上がる。そして、誰かさん の顔をまじまじと見つめた。
「おま・・・じゃなくて、君はどちらさん?」
見たこと無い顔だな。
オレは相手が気さくに話しかけてきた事もあり、愛想笑いを浮かべる。
相手も陽気な笑みを浮かべていた。
「オレは2年B組の、遠藤徹平!よろしく〜☆」
小麦色にやけた顔を満面の笑みでいっぱいにして、彼は手をだした。
「あ、あぁ、オレは・・・2年A組の青樹水都。よろしく!」
オレは思い切って彼の、遠藤徹平の手を握った。
握手なんて、ひさしぶりで緊張したのだ。
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.8 )
- 日時: 2011/03/13 00:26
- 名前: aki 秋元 aki
遠藤徹平は笑顔の似合う、元気な少年だった。
オレは学校の廊下を走りつつ思った。
今、オレは教室目指して全力疾走中だ。
遠藤徹平に出会ったのは、今から約5分前のことだった。
いや、今はそんなことよりも・・・
どうやって教室に入ろうか?
オレは脳みそをしぼりこむような気持ちで考えた。
ソッとドアを開けて、自分の机までしのび足で行こうか?
ん〜でも、何かそれって入った瞬間に先生に大声で怒鳴られるのが落ちかもしれない。
・・・よくマンガでもそういうシーンあるし・・・・・・。
ん!ならいっそ、殴りこみにでも来ましたよ、って感じだして入ろうかな。 そうすれば先生も怖くて声が出せないかもしれないし!!
でも、それをやって、もし不良に目を付けられでもしたら・・・・・・・・・。
オレは体の全ての細胞をねじ曲げて考えた。
そうしている間にも教室のドアはぐんぐんと近づいてくる。
よし!これで行こう!!これならきっと誰もふしんに思うわけが無いし!
オレは自らの手で運よく良い方法を考えることが出来た、と女神のようにほほえんだ。
そしてオレは2年A組と書かれた教室のドアを開けた。
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.9 )
- 日時: 2011/03/13 12:26
- 名前: aki 秋元 aki
変な文があったらスルーしてくださいねw
ではスタート!!
オレが教室のドアを開けた瞬間、クラスのヤツ等がいっせいにこちらを向いた。
数学担当の先生が怖い目をオレにむけつつ口を開く。
「青樹、どこにいっていた?」
こ、こわっ!あの優しい先生があんな怖い目を向けてくるなんて・・・
オレは内心ショックを受けつつ無理やり口元に笑みを浮かべた。
「えぇ、とお腹がどうしても痛くて・・・・・・お手洗いに。」
それを聞くと一瞬で先生は優しい笑みを顔に浮かべた。
「そうか。なら早く席につけ。・・どうしてもガマンできなくなったら保健室に行くんだぞ。」
先生が黒板に向き直るのを見届けてからオレはホッとため息をついた。
どうやら作戦は成功したようだ。とりあえずよかった・・・かな。
あぁーでも、なんか思い知らされたてゆうか、・・・ショックだな。
だってあの、優しい先生がオ、オレをにらんできたんだぞ!
ヤバイな、こりゃ、成績ダウンはまぬがれないぞ・・・・・・。
ってか、そんなことより。あの先生けっこう気にいってたのに!
オレはやり場のない思いを胸に、自分の席につく。
((ミズ〜、保健室なら、オレがおぶっていくから安心して。))
ウザさを100%セントひきだした春はオレが机に座ったとたんに話しかけてきた。
本当に困っちゃうよ!ただでさえウザいのに!!
こういう時にさらにウザくなるなんて、絶対オレに対しての嫌がらせだろ!?
まぁ、オレは優しいからぁ?相手が先に殴ってくるまで殴らずにただ笑っててやるもんね!
オレはそう決心しつつ、春の言葉に小声で返す。
((けっこうだよ。自分でいけるから。))
((えぇーでも、もし途中でミズが倒れたらどうするんだよー・・・?))
オレは目の前に座る青年を殴り、蹴り倒したいのをグッとこらえる。
((ははぁー。相変わらず春君はウザいね。オレは大丈夫だから、って言ってんじゃん。))
((そっか〜。って、えぇ!?何か今、・・・さりげなく変な事聞こえたんだけど。気のせいかな・・・))
春は心底驚いたような目でこちらを見る。
((ははぁー。気のせいだよ。))
オレは春に笑顔をむけたあと、教室を見回した。
そこには(春意外の)全ての生徒が休む暇もなくノートに授業内容を書き込んでいる、(まさに、真面目君たちの集団授業を行っているかのような)光景が広がっていた。
あぁ、いつもながらにここのクラスは真面目君多いな。
たまには誰か授業ぶち壊すようなことしてほしいんだけど。。
ん、そういえば今日来たばかりの転校生君は・・・・・ダメ、だよ、なぁ。
だってあれ、見た目でもう静かな性格だって分かるもんな。
休み時間もたいしてしゃべらなかったみたいだし・・・・・・。
今おもったが、春は休み時間中ずっと、同じ部活の友達に会うために、他の教室へ行っていることが多い。
だから、休み時間、オレが変な行動をしていた、という事実は知らない可能性が高いのだ。
オレは春に気づかれていないことを確信した。
コイツにばれたら、授業中質問攻めにされてしまう。
とりあえず・・・よかった・・・・・・。
キーンコーンカーンコーン・・・・・・
休み時間を告げるチャイムが鳴り響く。ちなみにここの学校は一つの授業おきに10分の休み時間がある。
あぁ〜うるせぇ。キンコンカンコンって音でかいんだよ!
学校の先生も、たまにはサプライズとかでもやって、違う曲ながして欲しいもんだ!まったく。
オレはえらそうなことを考えてる自分気づき、思いっきり自分の頭を殴る。
ガキがえらそうなこと言うなよ!本当にコイツ(自分)はちょっと油断すると最低な事を考えてる!
こういう事は次から、大人の財布の事情を知った上で言いやがれ!自分!!
オレはもう一度自分の頭を殴りつけた。
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