大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

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Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.23 )
日時: 2011/06/17 19:31
名前: aki 秋元 aki

  <<タロウさん>>
   お久しぶりです!!
 
 心配していたのですが、無事(そう)でよかったです!!

 お返事ありがとうございました!!
 これからもできるだけ面白くなるようにがんばります!!(興奮気味)

    新便もできるだけ早くできるようにします!!^w^

――――では、スタート!―――― 

 オレはしばらくその場を動かなかった。

 何回も、ベンチの上のほうが泣きやすいだろう、と思った。
 そう思って何回も、体に力を入れかけた。

 
・・・でも、動けなかった。


 もう何十分も前に教室に向かった友達。
 それが、まだドアの向こう側にいるような、また、すぐにオレのために戻ってきてくれるような・・・そんな感覚や妄想が頭からはなれない。


 「・・・オレ、って・・ばかだな。」


 オレは泣いた。
 目から痛いほどにあふれ出てくるものを強制的に戻そう、とも思わない。
 むしろ、全部だして、出し切ってこの想いを封印しようとさえ思っていた。



 ・・・・・オレは・・弱い。こんな事で・・泣いて、授業さぼって・・・・・
 
 悔しさと切なさと悲しみ。

 ・・・もう二度と、こんな思いはしたくない!
  もう二度と、誰かに泣き顔を見せたくない。
 もう二度と、・・・オレは泣かない!!!


 オレは拳を握り締めた。

 「もう・・に、二度と・・・ぉ、オレは、泣か、なぃ・・!!!」


 そして空を睨み付ける。

 

 心に一つの決心と
   それを努力する努力があれば
        願いは一つ(以上)叶うはず!!


 
 オレはそんな歌を脳内で作り出しつつ無理やり笑った。


 「よし!今日からオレは生まれ変わるぞぉ!!」

 (涙はもう出てこないので、)オレは立ち上がる。


 よし!!教室に行くか!!

 屋上のドアに手をかけた瞬間、誰かの声がした。


 「・・・そんな顔して教室に行くん?やめた方が良いとおもうゼェ〜オレは!!」

 誰かの声を聞いて、オレは固まる。

 ・・・あぁ、最悪だよ。
  この言い方は間違いなく最初からオレ達のやりとりを見てました!って言い方だよ!
  おいおい、どうするんだ?どう反応すればいいんだよ?


 「・・・・」


 オレは無言で声の主を探す。
  ・・・が見つからない。

 この声は神の声ってパターンじゃないよな?空から声が降ってきた、的な?
 ま、オレはそういうの信じないから?
 声の主がそういったとしても最後まで否定してやるし!!


 オカシな事を考えつつ、オレは小さく深呼吸をした。
 ここの場合の返答として正しいのは とぼける事 だろう。タブン


 「・・・ぇと、なんの事かな?」

 オレはTVの悪役のように問いかけた。


 「・・・!?ッダハハハーー!!!バカかお前はぁ!!!!」
 オレの言葉を聞いた瞬間、そいつはいきなり笑い出した。
  

 ドダン!!


 オレの近くに何かが落ちてきた。
 何か、堅い大きな固体のような何かが。
 
 ・・・宇宙からやってきたエーリアンだったりして・・・・・・
 
 オレは半信半疑のまま、恐る恐るそちらへ目をむける。

 もちろん、逃げる準備のため、ドアを少し開けつつだ。


 「・・・っ!痛てぇ・・!!」


 謎の固体からそういえば聞いたことあったなと思い出すような声がした。


 ・・・ぇと、コイツは・・・・・・・


 オレは固体を確認すると同時に叫ぶ。 

「遠藤徹平!!何で空から??」
 

 遠藤徹平はよっこいしょ、と立ち上がると得意げにこちらを見てきた。


 「空からってゆうか、・・お前の上にある屋根から、だな☆」

 遠藤徹平はドアの上の屋根を指差しつつさわやかに笑った。

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.25 )
日時: 2011/07/03 12:30
名前: aki 秋元 aki

 <<タロウさん>>
 そうだったんですかww学校の準備、がんばってください!!

 いつも応援してくれてありがとうございます!!
 こっちもこれから忙しくなりそうですが・・・
  
 全力で新便がんばります!!
    何かアドバイスとかあったらどんどん、
    お願いします!!

―――――――スタート―――――――


 「ゴホンッ!ところで、本題に入るけどさぁ?」

 遠藤徹平はキョトンとした目を向けてくる。

 「何で、教室に行かないほうがいいんだよ?」

 オレは眉をひそめてみせた。


 オレ、早く教室にいって授業受けてきたいんだけど!
 この前のテストまじでやばかったんだよ。もう赤点ぎりぎりだし!!
 


 心の中でそうあせりつつ、遠藤徹平に問いかけたのは、彼に口止めをするためだ。

 ・・・このまま口止めをしないままだと、絶対に学校でうわさになるぞ!こりゃぁ!!
 ってか、もしそうなったら、クラスでイジメターゲットロックオンはまぬがれないし!!
 そんなの冗談じゃないぞ!!!



 「何でって、君がそれでいいならいいゼェ?でも、そんなに鼻赤くして行ったらクラスのヤツ心配するゾ?」


 「あぁ、そういう事か!・・・確かに、それはいやだ。
   オレそんなに鼻赤い?」

 オレは納得しつつ、首をかしげる。

 
 「あぁ、赤い!リンゴみたいだゼ!!」

 ニカッと笑う遠藤徹平。
 

 
 ・・・なに?もしかして、オレのことバカにしてるのか?
 なんかむかむかしてきた!!
  

 「遠藤君の顔は茶色すぎだよね。それにはかなわないよ。」

 オレは笑顔で皮肉を言ってやった。
 しかし、彼はまったく嫌そうな顔をしはしなかった。

 ・・・むしろ、嬉しそうにほほえんだ。


 「そんなことないゼ!!お前は白っぽい顔に真っ赤なリンゴが付いてる感じだから!目立つゾ、それ!!」


 はぁ!?ふざけんな!!なんだその変な例えは!!!
 これは完全にオレへの侮辱とみなしたぞ!!!
 もういい!帰るし!!


 「・・・あっそ!!」

 短気なオレはプンスカとほほを膨らませて屋上を出ようとした。



 「わりぃわりぃ!ただの例えダゼ!!そんなに怒んなって!!」

 遠藤徹平がオレの腕を掴んで引き止める。

 
 オレはその手を振り払おうとするが・・・
 


 くっ!コイツ、すごい力じゃないか!?
 握力何だよ!ってか、日焼けするほどスポーツ好きなんだから当たり前か。
  オレも無部とかじゃなくて何か部活やればよかったよ!!



 後悔しつつオレは遠藤の顔をとっさに冷たい目を作ってみた。

 
 「・・・離しせよ。オレ授業に行きたいんだけど。」


 「もうちょっと話そうゼェ?いいからこっち戻れ!!」

 

 遠藤徹平は笑顔のままオレを思いっきり自分の方へ引っ張った。

 

 「ぅわ!ちょっ、離せッつってんだろぉが!!!!このヤロウ!!!」
 オレはつい本音を口からこぼしつつ暴れまわる。
 
 
 「そんな顔して教室入ったら、お前今夜にでも襲われるゾォ?」

 「うるっせぇな!!」

 オレは意味のない抵抗を続けた。


 昔から、力でねじ伏せられるのは嫌いだった。
 だからかもしれない。
 こんなに抵抗することは無い、と自分でもわかっていつつ、つい抵抗してしまうのだ。



 でも、次の遠藤徹平の言葉を聞いた瞬間、オレは抵抗をやめた。

 「悩みがあるなら話せ☆!オレが聞いてやるゼェ!!」



  ・・・・悩みがあるなら話せ☆・・・・

  同じ言葉がオレの脳内で繰り返し再生をする。



 ・・・・・・な、なんだろう。聞いて欲しいような、でも―――


 オレはブンブン首をふりつつ再び体に力を入れた。

 
 「悩みなんかねぇーよ!あるとしたら、遠藤君がうざ―・・ゴホン!悩みなんて無い!!」


 言葉遣いが荒れていることに気づきなおすよう心がける。

 

 さすがに遠藤君がうざ――の続きは言えないよな。
 マジで殴られそうだし。


 オレは熱くなって爆発しそうな頭を冷やそうと深呼吸をした。

 「スーハースーハー」

 
 「・・・そ、そうか?なら、別に無理に聞かないゼ。」

 遠藤徹平は子供がすねたようにそっぽを向いた。


 

 よく考えればオレ、心配してくれたヤツにひどいことしちゃったな。
 ったく、オレのばか!!後先考えろよな!!
 どんどんと自分への怒りがこみ上げてくる。


 オレは意を決すると思いっきり遠藤徹平に土下座をした。


 「すいませんでした!!」


 「!?っど、どうしたん?」

 ひどく驚いた顔をする遠藤徹平にオレは続ける。


 「せ、せっかくオレのこと心配してくれたのに。本当にすいませんでした!オレ、反抗とか、悪い言葉つかいまっくちゃって・・・」


 「・・・・」
 オレの予想外の行動に、遠藤徹平は言葉が出ないようすだった。


 「オレを、殴ってください!思いっきり、何発でもいい!遠藤君の気が晴れるまで、殴ってください!!!」



 オレは思いっきり地面に頭をたたきつけた。

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.26 )
日時: 2011/03/23 13:45
名前: aki 秋元 aki

 ドガァッ!!

 オレが顔を上げた瞬間、遠藤徹平の平手打ちがとんで来た。

 あまりの強さに、オレは1メートル先まで吹っ飛ぶ。
 遠藤徹平は、いたずらが成功したときの様な笑顔で笑う。

 
 「はははぁー!これで気がすんだ☆!!」

 ・・・まさか、マジな力で殴ってくるとは思わなかった。

 オレは内心びびりつつ、力がない ということを思い知らされた気持ちだった。

 
 「・・・本当に、すいませんでした。」

 オレは心情を悟られないように笑顔をはりつけつつ頭をさげた。

 「いやいやいやー!これでお互いスッキリしたし、そんなにかしこまらなくていいじゃん!!」



 ・・・お互い、スッキリ?
 

 オレの頭を一つの疑問がよぎる。
 しかし、その疑問はすぐに納得へ変わった。

 ・・・確かに。そういえば、何か遠藤に殴られて、スッキリした・・かも・・・・。



 「また カツ 入れてもらいたくなったら、いつでも来い!!」

 ニカッ、っと笑う遠藤徹平。


 オレは嬉しくなった。元気が出た。心からの笑いがこみ上げてきた。


 「・・・ありがとう!!」
 そういうとオレは教室に向かっていっきに駆け出した。





 キーンコーンカー・・・((以下省略))

 手遅れだった。オレが教室についた直前、授業が終わってしまったのだ。

  ちくしょう!これで今回の数学は赤点決定だぁ!!コノヤロー!!

 オレは教室のドアを思いっきり開くと、中に足を踏み入れた。


 クラス全員視線がオレに集まる。


 ―青樹じゃん。どこ行ってたんだ?

 ―まさかのさぼり、だったりして!

 ―まっさかぁ!だってアイツが授業サボるって今まで無かったじゃん。

 ―保健室じゃないかな?今日遅れたのは体調不良が原因だったし。



 

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.27 )
日時: 2011/03/23 14:38
名前: aki 秋元 aki

オレは居心地が悪い空気の中、席につく。

 なんだろう。悠斗の顔が見れない。

 
 オレは休み時間、いつも悠斗のところへ行っていた。
 友達も特に仲が良いやつがいないからだ。


 
 ・・・あぁーなんか孤独だな。 
 
 
 オレは淋しい気持ちを顔に出さないように無理やり笑みを作った。


 だって、もしここで少しでも落ち込んだ表情をすれば、アイツが、黒澤君が喜ぶだろ?
 ・・・そうだよ。タブンあの野郎のねらいはオレをクラスで孤立させることだ!!


 
 オレは目だけで黒澤のいる席を見た。
 

 彼の席にはたくさんの(クラスの半分以上の)男子が集まっていた。
 みんな顔にほのぼのとした笑顔を浮かべている。




 ・・・よく考えれば、あいつはクラスに転校してきた瞬間から、周りに人がいたな。
 


 オレはボォーっと考えていた。


 日がたつにつれ・・・まだ2日だけだけど、だんだん黒澤の周りの男子の数が増えてるよな。あきらかに・・・。
 もしかしたら、このクラスのヤツ等全員、一ヵ月後には、今黒澤の周りにいるヤツ等みたいになっちゃうんじゃないか?

 

 オレは恐ろしい想像をしてしまい身震いする。



 「・・・そ、そんなわけ無いよな!絶対に!!」
 だいいち、オレは絶対にアイツのいいなりにはならないし!!!


 オレは うんうん と大きく二回うなずく。



 「おぉーい!水都〜。」
 その時だ。突然 伊藤華也(いとう かや)がオレの真後ろから声をかけてきた。


 「ど、どうしたの?」

 オレが振り向くと、そこには伊藤華也の他に草木匠(くさぎ たくみ)も立っていた。



 首をかしげるオレに華也は得意げに一枚の二つに折られた紙を差し出してきた。


 「・・・これ、何?」

 オレはそれを受け取ると匠が顔をオレの耳元に近づけた。


 「今すぐじゃなくてもいぃ。とにかく、人がぁいないところで読んで。」



 二人は何事も無かったように去っていく。

 オレは二人の背中を見送りつつ、立ち上がると教室を足早にでた。


 



 トイレ――個室の中――

 オレはそっと二つ折りの手紙を開いた。
 そこにはきたない文字でつづられた十何行の文が書かれていた。


 
 お前も気づいていると思うけど、今オレ等のクラスは黒澤にのっとられる直前だ。
 ヤツが何を考えているのかは知らないが、とにかく、アイツの仲間になるのはやめろ!
 今、オレから見て、生き残ってるのは

 伊藤 華也(オレ)
 草木 匠
 金沢 強(かなざわ ごう)
 桜野 大介(さの だいすけ)
 青樹 水都

 この5人だ。
 他にもなってなさそうなヤツはいるが、スパイの可能性もある!
  以上!気をつけること!!



 ・・・・・コイツはいったいなんだ?


 文を読んで最初に浮かんできた感情はこれだった。



 伊藤のやつ、何か黒澤への犯行デモ組織 とか作る気かよ?
 オレは絶対にのらないぞ?
 だって、5人VSクラスのその他の男子 とかって転回になりそうじゃねぇか!!
  オレ力ないし・・・頭脳派でもないし・・・



 オレはさまざまな想像をしつつ、トイレを出た。

 これはいったいなんなんだ?って伊藤を問い詰めてやる!!



 教室に入ったとたん、伊藤華也と目が合った。
 そのまま彼のもとへ直行するオレ。

 「こ、これってどういう意味?」


 オレの問いに対し、華也は答える。

 「意味?そのまん〜ま!ただ、気をつけろってことだけだよ!!」
 華也は赤毛のように見える茶色の髪の毛をつまんだ。


 ・・・そのまんま・・って。

 「じゃ、じゃぁ、単純にコレを頭に入れておけ。ってことでいいのかな?」


 オレは笑顔を作った。
 いつも、クラスで仲がそれほどでもない連中と話すときはこうなのだ。


 華也はオレの髪をもう片方の手でつまむと同時にうなずいた。
 「そそ。それだけだから〜あんまり気にしない!!」


 「はははー。分かった。」
 

 ・・・・髪さわるなよ!!

 
 オレは少し乱暴に自分の髪から彼の手を振り払った。
 
 
 ・・・これで、コイツに用はなくなった。


 自分の机へ向かうオレ。



 ・・・本当に困っちゃうよ!
 どうしてみんなオレの髪をいじってくるんだよ!?
 オレの髪はそんなにキレイでつやつやなのか?
  ・・・・・本当に、訳分かんねぇ!!


 オレはムカムカをおさえようと深呼吸した。





 ・・・どんなことがあったとしても、誰がどうなろうとも!
     オレは絶対にアイツの言うことをきかない!!!・・・


 一つの決心を胸に、オレは席に座った。

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